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ぼくは明日、昨日のきみとデートする【映画】ネタばれなし

小説が好きだったので興味を抱いていましたが、ヒロインが「小松菜奈?」と少し興味を失せていたのですが、別の映画での宣伝で泣けたので行ってきました。
期待以上に面白かったです。小説を読んでいる人にも読んでいない人にもお勧めです。

オフィシャルサイトでは触れていないけど、題名から「時空SF」であることは想像できる。宣伝フィルムも匂わせているのでその前提で記事を進めます。
小説の書評でも「題名でネタばれ」という指摘があった程度なので、

このお話は文字通り「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」というお話です。ぼくときみの時空が捻じれている(ぼくの明日はきみにとって昨日)訳ですが、そこからどういった恋愛が進むのか?という問いを明らかにしていく映画です。なのでその程度の基礎知識があった方が映画にのめり込めると思います。

重要なことを忘れていました、この映画は「泣けます」。話が進むうち観客のすする音が聞こえてきて、僕もすすってもいいんだなと認識できる程度に泣けます。

 

映画を見た感想は

1)小説の世界観に忠実である(僕・読者視点)

これは小説を読んだ人にとって期待を裏切らないのと同時に、映画を見た後に細かいプロットを小説で再度楽しめるということができると言えると思います。もちろん映画を2度見てもおいしいでしょう。
映画の興業が成功しているのもあってか年が明けて文庫本ランキングが10位以内に入りました。
僕が感じたことが実行されているのではと思います。 

「観て読んで」または「読んで観て」の共に楽しいわけです。(ハリーポッターとまではいわないけど)

 

2)ヒロインの表情・演技が素晴らしい、主人公にも共感できる(男目線)

映画化の際、ヒロインが小松菜奈と聞いた時、正直に言って興味を失った。ところが映画館の予告編で覆った。(正直に言って映画館でというのが大きいと思う)

実際に映画を観て、ヒロインである小松菜奈の存在感・表情・声(口調)・髪に惚れた。ヒロインに恋に落ちる主人公に感情移入しまくりである。
主人公・ヒロインともに表情アップのカットが多用されている、きゅんきゅんしまくりである。

物語が主人公ベースで進むので、ヒロインの心境は間接的なカットと主人公の語りによることが多い。そのうえでちょっとだけくどいヒロインへの演出が丁度いいのである(僕個人感想)。

ほんのちょっと残念なのは公開時期に合わせたのかヒロインの衣装が冬服だったことである。小説の舞台では春でヒロインは軽やかな衣装を着ているが、映画では冬服である。とはいえヒロインのスタイルは抜群だし、細かいはなしなので気にしなくてもいいのかも。

 

3)小説を補う映像が映画の完成度を高めている

小説では主人公視点で進み、ヒロインの心境は読者に委ねられている。小説の帯には「読後また読みたくなる」的なことが書かれている程度に。

まぁ映画はそれではまずい。映画ではヒロインへの補完が丁度いいと感じた。
映画からの小説でも、小説からの映画でも満足度はあまり変わらないのではないかと思う。 

 

 

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「下町ロケット」短評

個人的には池井戸作品は主人公が窮地に陥ってその地位を回復する、割と暗い作品が多いと認識している。映像向けではないということだ。ところが快進撃である。

「半沢直樹」シリーズも小説では暗いお仕事小説であるが、TVでは各回、盛りを作って見応えがある作品だと思う。「花咲舞が黙っていない」の原著は短編なので作り易かった思うが、半沢同様に脚本・上川・杏両俳優の魅力の賜物であろう。
「ルーズベルトゲーム」も同様で、あの暗い話をよくドラマ化したなと感心する。

標題の件、「下町ロケット」にはいくつかのクレームがある。放送時間延長で「シティハンター(じゃなくて何だっけ)」と被った点だ。2話目も延長した点である。

閑話休題。各局のドラマの初回は延長が多い。ドラマファン(僕)としては、視聴(録画)時間が被るとどちらかは最初に弾くことになる。迷惑である。TV局の営業的なことはよくわからないけど、共存する方が得だと思うのだ。僕は2台のレコーダーはあるのだが、「そこまで」という意識はなく、結果的に注目度が低い順に弾く。

 

その上で「下町ロケット」の初回2時間は評価したいと思う、シティハンター見逃したけど。壮大な背景と金策・技術が1話目に盛り込むには2時間は必要だったと思う。続けて2話目も視聴したのであるが大変面白い。半沢級なのではないかと思う。

半沢系も本作も原作はどうしようもなく暗い話である。ところがドラマでは「小さい成功」を各回盛り込んで、明るく盛り上げている。ここが評価されるポイントではないかと思う、「原作より脚本・演出」の典型であると思う。

とにかく面白い、今後が楽しみである。

 

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「図書館戦争」実写についての雑感

図書館戦争の映画が公開されるようだ。それにあわせて10月上旬に先の映画のTV放送、2時間ドラマを視聴した。ちなみにアニメ版の映画は見たけど実写版は行ってない。

実写版のキャスティングは至高だと思う、背の低い堅物堂上と背が高く脚がきれいな郁。実際に映像化されたのを2夜連続で見たのだが、ちょっと残念であった。映像を貶めるのではないし、脚本も同様。

違和感はTVアニメとアニメ映画のときと同様だと思う。尺が長いTVアニメは演出に凝っていたし小説に忠実であった。アニメ映画は時間の制約があり、原作ファンとしては「まぁそんなものか」という感じであった。長編小説を映画に納めるにはそうであろう。僕は映画に慣れていないので、偏狭なのであろう。

 

逆に映画を見て感心したこともある、「永遠のゼロ」である。
僕は小説を読んだ読後感として「妻のために死なない」というのに「特攻に志願した」というのに違和感を感じてたのだが、映画では主人公宮部の疲弊を描写していて、小説よりも完成度が高いと感じた。 

 

約1.5時間の映画は長編小説を表現するのは短すぎると思う。短編小説で映画化すればいいのに、出版者の事情なのかもしれないが。

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ドラマ「デス・ノート」を見た雑感

デスノートいやぁ、面白かったなぁ。ちなみに原作も映画もみていない。ジャンルとしてはSFの心理戦である。

ストーリーを紹介すると「デス・ノート(名前を書くと40秒後にその人が死ぬ)」を拾った主人公(キラ)が犯罪者を粛清し、警察が捜査する物語であり(物的証拠はない)、ミステリーではない。天才的な探偵が早い段階から容疑者を特定し、心理戦が演出されていく。

そのプロットが面白いのと、演ずる役者陣が「怪演」なのである、脚本・演出・俳優のすべてが素晴らしい。Castの窪田さん、山崎さんの演技は癖があって、SFが有する「どこかしらじらしい感」を超越している。入れない人は胡散臭いと思うかもしれないが、フィクションを受け入れられる人にとっては最高の演出ではなかろうか。

主人公「キラ」を演じる窪田さんの「表の顔」と「裏の顔」は過剰なほどの演技であった、SFなのでちょうどいい。それはLを演じる山崎さんにも通じる。
死神のCGは漫画を忠実に再現されているとのことであるが、違和感はなかった。 

本品は一番難しい現実的でないところと現実的であるところの境目が上手くつながっている点が視聴者を誘っていたと思う。SFではちょっと過剰な演出・演技で丁度いいのだ。戦争物が「現実的だと悲惨」で、美的な部分を過剰演出するのと似ているであろうか。

以上は演出の話であるが、ストーリーでも大きな驚きを仕込んである。主人公に相対するキャラクターが退場するという展開である。

 

ストーリー・演出・演技が揃ったドラマであった。お勧めする。

 

以下雑感。

今期ドラマは豊作であった。野球が盛んな頃は野球実況の延長でドラマ開始が遅れるので(さらに昔は録画機器が野球延長に対応できていなかった)期待が低かったし、名作は少なかったように思う。
今期は、2期目の「花咲舞はだまってない」、大物俳優を配して期待を裏切らなかった「ナポレオンの村」、青春全開・技術(合唱)全開・新人多数の「表参道高校合唱部」、これまたSFの「民王」(原作はくそつまんなくてリタイアした)は菅田くんの演技が最高だ、標題の「デスノート」、他と名作が多かった。僕はあまり評価していないが、恋愛もので本田翼がかわいい「恋仲」や北川景子のアクションもの「探偵の探偵」も話題作であったと思う。

あとは録り溜めていて見ていない乃木坂48のドラマ。馬鹿馬鹿しい深夜ドラマは、乃木坂だからエロは期待しないけど「熱いぞ!猫ヶ谷!!」くらいの馬鹿馬鹿しさは期待したい。

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TV局はドラマの運用を見直してほしい

また新規ドラマの季節がやってきた。TV局の編成担当は「ドラマ好き」が多いと勘違いしてるのではないか?昨今TV離れが指摘されて久しいが、同じ時間帯に同じジャンルのドラマをぶつけて視聴率が上がるという意識がよくわからない。

さらに、ドラマ初回は10分程度延長している。このことで、他局の次の時間帯を侵している。どちらかを見るしかなく、選択を失敗すれば消費者は「どちらも見ない」ということに陥る。

この「どちらも見ない」ということを防ぐために「業界団体」というものが存在すると思うのだが、TV局では機能していない。故に没落する。ドラマを見る層は限られており、同様にスポーツ・報道・ドキュメンタリーも同じであろう。

東京では民法4局あるので(NHK・テレ東は除く)、コンテンツは系列局で分配を行えばいいと思う。例えば19~21時は報道・バラエティ・アニメ・スポーツ、21~23時はサスペンス・ドラマ・ニュースとか。

ドラマ初回放送で10分延長は消費者を狭める施術で、ドラマフリークとしては納得いかない番組編成だと思う。

その結果、視聴率が良かったドラマを見逃すことになる(なったこと多数)。

スポンサーのためにも間口を広くしてほしい。

 

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14春夏ドラマの総括

今期のドラマは満足度(僕が見た)から、水球ヤンキース信長のシェフ、ヒーローだった。ヒーローの前にアニメのハイキューとベイビーステップが入る。

以下雑感

1)水球ヤンキース

お約束の青春群像でストーリーは鉄板、出演者も豪華で。
HeySayの中島君演じるヤンキー尚弥がだめチームを引っ張るストーリー。全国レベルのライバル校と軋轢あり、恋あり。

出演者が珠玉。大原桜子(ヒロイン)-(新川優愛-佐野ひな子-筧美和子)-(大政絢-倉科かな)という重層的な布陣である。 女子高生役(新川・佐野・筧)は短パン・競泳水着がデフォルト。大政も短パンで、倉科が出し惜しみしている、いや出演が少ないか。この布陣で倉科が服を着てエロを醸すのが正義だと思うしある程度は達成している。

男子もかわいい布陣で臨んでいる。王道のストーリーとタレントを堪能できるドラマである。

 

2)信長のシェフ

人気作品の次回作である。主役の玉森、志田未来、及川光博が手堅い世界観を提供してくれている。

楓(芦名星)にエロの仕事をさせると昭和時代的であると思うが無理なんでしょうな。

 

番外(アニメ)

ハイキュー

バレーのお話だけどすごく面白い。攻撃の王道(レシーブ~トス~アタック)をどうやって崩すかの解説(登場人物では苦悩)が非常に面白い。セッターのお仕事・セッターに仕事をさせないというプロセスが楽しい。実戦を楽しく見れるツールであるといえる。スポコンは「がんばる」だけが多いので戦術を解説してくれるお話として有用である。

 

ベイビーステップ

以下同

 

 

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メディアリテラシーについての考察、フィクションとドキュメンタリーの違いの勘違いについて

オボカタさんの研究発表には驚きましたね。一方で基本原理を捕まえてから査察に耐える論文になるまで5年掛かって、かつマウスでのみの報告との事なので今後が気になります。
動物細胞は不可逆的で、植物細胞は可逆的というところから着想を得たそうですが、なるほどと思わざるを得ません。例えば哺乳類は四肢を失えば生えてきませんが、植物は挿し木で根っこも葉っぱもを再生します。 細胞の持つ基本原理を追求した結果だと思えます、賞賛。

 

閑話休題。NETで話題の「明日、ママがいない」の2話、3話を見ました。1話は録画をし損ねて見ていません、その状況で論じます。

1)2話では実話とは思えない「三上博」の演技で、現実と相関があるとは思えないと感じました。いわゆる「思いっきりフィクション」です。
1話を見ていないのでよく分からないのですが、批判されるほど酷いとは思えませんでした。

2)3話でも同様で人間ドラマの誇張という範疇だと感じました。この回の前半はACのCMが流れ、異常な雰囲気でした。それほどバッシングを受けるとは思いませんでした。

 

以上の様子は、「現実とかけ離れている」という解釈の問題だと思います。現実と近ければ些細な描写の違和感には目をつぶるけど、現実とかけ離れていればけしからんという批判があると理解しました。
現実とかけ離れていればいるほど「リアリティ」は無くなるけれど、「お話(フィクション)」として受け入れられると、僕個人的には思っています。刑事ドラマが典型で、警察の現場が刑事ドラマのように動いていると誤認することはないという程度の意味です。
上記は矛盾しています。リアリティがあれば細部に気を配らなくていいが、フィクションでは現実を違うといけないという、論理の矛盾があるということです。 

責められるとすれば、映像が迫真に迫っていて、ドラマに引き込まれ、現実とフィクションの境を誤認をしてしまったということでしょうか。世間ではそれは○○と言います。

 

このドラマは芦田の演技が迫真で、周辺子役の演技もよく、脚本・映像も面白くとても優秀なドラマだと思っています。それがフィクションをドキュメンタリーの違いを理解できない識者とNETの反応でスポンサーが外れたことが悲しいです。打ち切りにならなかっただけでも良しとしましょう。

 

NETの反応はごく一部の反応だと思います。軽視してはいけないとは思いますが批判の内容を検討することが必要だと思います。 フィクションとドキュメンタリーの区別が付かないような批判には毅然とした反論をして、きちんとスポンサーに戻ってもらう努力が必要だと思います。

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新垣の脚、他短評

japan pack に行ってきました。tokyo packの名前が変わったのでしょうか?しかしブースの配置もtokyopackとは違う感じで、しかし楽しめました。

醍醐味は異分野です。工場にある設備、主力は充填機ですが、例えば防塵機とか、封緘機とか色々なメーカーがあるなぁとか。購入しているメーカー様の設備とか、例えば刃物・製袋機・シュリンクオーブンとか。小回りの効くラベラーも外注にするか投資するか興味の尽きないところであります。
エロイ企業は相変わらずエロくて、期待を違わぬ表現に拍手を送ります。

話題は異分野です、脱線しました。製菓とかおにぎりとか寿司とか、成型分野の努力には目を見張ります。「こういう企業があってこそのコンビニだよね」と思う次第です。中身はもちろんトレーやピロー包装・真空包装など「コンビニ」業界を支える製造・充填・包装業界を楽しみました。例年よりテーマが明確だったと思います。

以前もブログで言及したと思いますが、こういう展示会には学生が行くといいと思います。出展企業も人事担当を置いておくという事で。展示は企業の魅力が全開だとおもうのです、しかも消費財メーカーではないので学生には名前が通りません。 見物がてらに行くおっさんとしては学生ばかりだとうざいというのが本音ですが。新人研修みたいに送り込んでいる企業も多いようですね。
学生の方が母集団は多いので金を取って行き過ぎないで欲しいですが。

 

リーガル・ハイというドラマは今期2期目ということを最近知りました。何で知らなかったのだろう不思議。1期を探している最中。

感じたのはガッキーは可愛くないという事と、脚の演出が見事だという事。惚れる。

ドラマではガッキーは膝丈のスカートとローファーと黒いソックスといういでたちである、でO脚。よく分からないんだけどこれが可愛いのである。ごつごつとした膝、筋肉質の脛・ふくらはぎ、黒いソックス。よく分からないなりにエロイ。
ストーリーも秀逸だ、倍返しの後のがっかりということにはならなそうである。

 

堀北のパイロットモノは期待できる。本人は顔のアップでシンメトリーができていないことを嘆くのであろうが、可愛い・きれい。そのままの純情乗りでいって欲しい。

錦戸君はちょっと辛いかも、好きだから乗り切れると思う。

 

他は未だ見ていない。

 

です。

 

 

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ダンダリンとクライマーズハイ

ショコタンのリセッシュのCMがキモイ。キャリーさんできもかわいく仕上げたら良かったのに。

 

標題の件、サイコパスというか精神がかなりおかしい人が主人公の2編。

結論、ダンダリンは面白くない、引く。クライマーズハイはその後に期待。

1話でレコーダーの悩みが吹き飛びました。

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『半沢直樹』前半戦終了

池井戸氏の小説が注目されている。本屋で『逆山積み』状況である、スペースはとってあるけど本が無い。村上氏の新刊と同様な有様で、欠品状態である。
城山、高杉といった著名な経済小説家の次世代実力者として、池井戸を読み漁っている最中の話である。ハードカバーを読まない私は「下町ロケット」をまだ読んでいない。好きなのは「不祥事」で、幸田真音氏の「有利子」に似ている。その後鉄の骨を読み、そこから作家読みしている。半沢シリーズもその頃読んだ。 

 

高視聴率に沸く『半沢直樹』の前半戦が終了した。1週織田裕二の『ゲイ推し』があるので。

当初僕個人的には堺雅人が半沢というのが納得行かなかった。強面の半沢と線の細い堺との違和感があったが、第1話から吹っ飛ばしてくれた。まだロスジェネを読んでいないけど以降「半沢」は堺で置き換えることになると思う。渡真利と近藤も同様である。

前半戦は小説になぞった展開で安心してみることが出来た、そして面白かった(キャスティングの妙とか)。

TBSのこの枠では山崎豊子を重厚的に扱っていたが、いまいちピンと来なかった。池井戸氏で視聴率向上を狙うことをお願いしたい次第である。

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空飛ぶ広報室を観た雑感

先日、有川さんの『旅猫リポート』の舞台を見に行きました。ぷち自慢なのですが横浜で仕事をしてまして、千葉側東エリア(ZEP関係)は無理なのですが渋谷エリア(西側)だと平日に駆けつけます(遅刻しますけど)。アーティストを登録しておけばメールで発売日を教えてくれるサービスがありまして、土日の公演であればカジュアルにぷちっとします。

興味半ばでも、行かなくても、ぽちっとするわけです。

 

これは有川さんの『シアター』ときゃりーさんのライブとにかんする雑感。ものづくりと言えば聞こえがいいけど、消費財メーカーの技術屋としたら、店頭での営業活動とマスコミとの関係は、当然無視できないわけである。最も研究所員が営業活動に具体的に提案するとかありえないけど。

 

閑話休題。

ドラマを見ると良い感じでクズが居て有川ワールドだなぁと思った(図書館に予約していますが読んでません)。新垣さん演じるクズがいい

これらは一般視聴者にとって新垣さんのクズさ加減がいい、今後美少女キャラを払拭するには良いと思う。

 

僕が感銘を受けたのは東芝のCMである、良品にもかかわらず本家にも載っていないという炎上マーケティングである。←Linkが無い

この東芝のCMが下手するとドラマ本編よりも感動的であったことを強く主張する。

 

 

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ドラマ短評

今期クールの期待度を述べる、全部見て無いけど。

月9「私が恋愛できない理由」は可も無く不可もなく。恋愛モノ。キャラやファッションのアレもあると思うけど大島優子のダサさはイジメだと思う。ファッションなどもう少し綺麗にまとめてあげても良かったのに。とりあえず見る。

火9「謎解きはディナーのあとで」おちゃらけミステリー。本を読んで無いのでさくっと入った。コミカルな演出は本書との関連性はどうなのかしら、多分本書もコミカルなんだろう。本を読みたかったけど文庫で読もうと思っていて未読。あれなら本を読むこともないかなと。まぁ北川景子のうざさも椎名桔平のうざさもまぁお約束で。いいんじゃないでしょうか。見る。北川景子かわいい。

火10「HUNTER」アクションコメディー兼ミステリー。米倉相変わらず綺麗。脇役の堀内敬子とか桐谷美鈴とかいいんじゃないでしょうか。見る。なにげに期待一押し。

水10「家政婦のミタ」不思議系のホームドラマ。松島菜々子が綺麗でない、ちょっとホラー要素も。見る、途中で辞めるかも。

木10「密の味」大石静脚本のどろどろ系らしい。ARATAと栄倉奈々のズラの不自然さに目にいってしまい、、あとどろどろはちょっと。多分見ない。

金10「専業主婦探偵」ドラマの冒頭は深きょんがキレル探偵を明示して居るのだが、物語の最初では甘々な専業主婦設定であり、今後に期待。多分見る。でもテンポ次第。

日9、「南極物語」興味なし、見ない。木村拓也の「がさつでかっこいい」というキャラが嫌い。
僕とスターの99日」は未見。西島さんのファンなのと韓国の女優さんが綺麗そうなので期待。録画済。

 

期待度が高いのは「HUNTER」か米倉さんカッケー。あとは「私が恋愛できない理由」と「謎解き」かなぁ。

 

 

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破壊検査と非破壊検査、AIと解剖に関する雑感

酷評されているほど今期のドラマは酷くないと思うんだけど。全開ガールもなかなかだし。

さて今回初めて海堂尊のドラマ「アリアドネの弾丸」を見ているのだが、小説と異なるキャラクター設定に違和感を感じていたのだが、これはこれでいいのかなと思えるようになってきた。まぁ小説とドラマは違うと。また文庫化されていないので見てみようかと。
とはいえキャラクター設定にやはり違和感がある。海堂の小説はスピンアウト的な小説群をなしており、キャラクターの深掘りまでしている。一連の作品にはチームバチスタの栄光の登場人物が頻繁に出てくるし、主人公である田口耕平と白鳥圭輔のキャラ、高階病院長などサイドプレイヤーもも連綿としたキャラ設定している。ブラックペアン1988では高階院長の若かりし出来事を綴り、ジェネラルルージュの凱旋の速水はおろか螺鈿迷宮の院長まで出てくる。

なので小説と異なるキャラ設定は毎度毎度違和感を感じざるを得ない。

 

閑話休題

海堂が小説で主張してきたのは解剖での死因究明がなされていないことがテーマの深い根源にあると理解している。死因究明の第一義は解剖で、費用がかかるため解剖率は2%とのこと。だから死因が分からないという主張だ。解剖は費用がかかる、遺族が解剖を嫌う(この感覚は僕には理解できていない)、そのピンチヒッターがAI(Autopsy Imaging)というツールであると言う主張だ。

AIはCTやMRIでの非破壊検査で、解剖は破壊検査だと言うことだ。

ちなみに工業製品でも破壊検査と非破壊検査はあって、前者は母集団の品質レベルを想像するもの、後者は全数検査を前提としている。例えば食品の密封性を確認するために密着部を破壊して強度を調べるのが破壊検査、圧力を掛けてリークが無いことを確認するのが非破壊検査。破壊検査はいろんなことが分かるけれどもそれそのものは商品としては流通できない、しかし破壊検査で母集団の品質を担保しつつ、非破壊検査で補強すれば品質は上がる。

破壊検査はコストが掛かるのと、破壊してしまうとそれは商品ではなくなるので目的が異なる。クレーム品の調査などは破壊してしまうと破壊前の情報が壊れる可能性があるので、慎重な非破壊検査の後に破壊検査を行うこともある。再度述べるがAIはCTやMRIでの非破壊検査で、解剖は破壊検査だと言うことだ。

 

小説では情報インフレの懸念があり、AIで割りと何でも分かるような記述がある。だから解剖学者や法医学者が権益を守るという構図になっているが、本質は非破壊検査と破壊検査にあると思う。簡便な非破壊検査(AI)で問題や懸念が見つかれば破壊検査(解剖)に移行するということが海堂の主題だと思うのだが、十分に伝わっているのか疑問がある。

ドラマにいたっては「AIで何でも分かる」ということになっていて法医学者と喧嘩する騒ぎだ。まぁそういう対決シーンがないと観客を引き止められないのは分かる。

このやり方が業界に与える影響が大きいのは想像出来る、混乱もしているのではないか。まぁ医者は知能レベルが国民の上位0.1%程度の集団(てきとうな表現です)なのでなんとかしているのかしら。

 

もう一つ感じたこと。「遺族が解剖を嫌う」という感情が全然理解できない。まぁ葬式で死に顔に花を添える際に顔が継はぎだらけでは困ると言うことなのかしら。しかしそこで何で困るかが分からない。ご尊顔を見せなければ良い話だし。僕が喪主を勤めることを想像してもやっぱり分からない。僕の感情が希薄なのだろうか。

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ドラマ雑感

「ほうれん草」だけが出荷量を下げていると噂を聞きました。デマというか風評って本当にあるんですねとびっくり。まぁ関東の販売店ではある特定の品目が欠品に近い状態らしく、該当メーカーはうはうはですね。ティッシュやトイレットペーパーなどの製紙メーカーは東北で少なからず被害を受けたでしょうから(だからこそ供給不足がデマった、または富士宮の地震も影響しているか)、儲かってはいないのでしょうけれど。同時期ソースは無いけれど釧路王子製紙の倉庫が一杯になったので生産を止めたとあった。

不謹慎なんですけど、震災特需はあるはずで、勝手に想像すると、生産基盤が西のメーカーは強そう。そのなかで日清食品などは買占め、家庭在庫補充、まぁ買占めの対応企業そのものであり儲かってるんだろうな。自動車産業の部品工場の被災が故にトヨタが生産を見合わせている報道があるが電機メーカーの生産調整報道は余り聞かない。松下王国は関西だもんな。

 

今更ながらドラマの雑感。今連休で溜まった録画を見切れて居ないなかでの雑感です。

 

パクリはなかなか。

香里奈の学園モノはゴクセンのパクリだし、松下奈緒の刑事モノはガリレオのパクリだ。前者は以前非難されていた非合法組織の取り扱いや、暴力シーンの問題はクリアされていて進化しているんだけどコピーはオリジナルを超えられないのは事実なんだろうなという出来であった。視聴率は苦戦してるらしい。主役キラーの臼田あさみは大した役は与えられていないので問題は起きていない、ただし破壊力は高い。単に生徒役が大政以外は不細工すぎるだけのような。

松下奈緒もパクリが見え過ぎてどうしても比べられてしまいます。女子力というかカップリングとしてして藤木直人×松下奈緒とでは、福山雅治×柴崎コウの目力は強力的であり、柴崎は「外交官黒田」でも好演していて、まぁ勝負にならないと思われます。

スクールもリメイクの類でしょう。

 

江もだめだめ、もう辞めました。秀忠に辿り着くまでに辞めてしまいました。

女性を大河ドラマの主人公に据える場合、本人の功績か配偶者の功績をいわゆる人生の流れで説明するのでしょうが(高台院とか、最近では山之内一豊婦人とか)、江姫が語れることは徳川秀忠しか無いはずで信長の姪ということは事実なんでしょうけれど意味は感じられません。脚本(かもしくは原作)が悪すぎです。

 

閑話休題。主役ヒロインを食う1.5流女優の存在感を注目していしまいます。今クールで言うと言うまでも無く、臼田あさみです。海猿では海の家で働くアルバイトで、おまけにヒロイン加藤あいは蓮っ葉で、完全にヒロインを食っていたわけですが、今回も食い散らかしまくりです。香里奈・松下奈緒を完全に食ってます。香里奈は前回ドラマで岡本玲にかなり食われているのでかなり頭にきているでしょう。
もう一人は柴崎コウでしょう。1.5流という表現はかなり失礼なわけですが、前クールのガリレオと今回の黒田で、「主役より、、、(両方おっさんなわけですが)」と思わざるを得ない存在感を感じます。
僕の希望は加藤夏希が名乗り上げて欲しいですね。

逆に言うとヒロインを食えなかった(期待を踏み外した)のが武井咲と大政絢でしょう。戸田が大人・シリアスへの脱皮が失敗している中での武井のアレですし、大政も臼田に完全に持ってかれてる。

 

まぁ僕は「演技力」という概念がよく分からないので存在感や役との合致度でしか判断していないわけですが、もし演技力という概念で注目しているとすれば志田未来さんですかね。前回はドラマは原作由来と思われる主人公のうざさに落ちましたが、あの年齢でよく主婦を演じられたと感心しました。

あとは石原さとみのキャラモノ(霊能者)もなかなかでしたかね、あのコッ恥ずかしい霊能演技に共感を覚えます。

 

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ドラマ雑感

ドラマも一通り閲覧した。筋立てで言いたいこともあるんだけど女優さんの印象を述べる。

まずは継続視聴を断念した(しそうな)ドラマ。まずは仲間由紀恵、話が暗いので無理。今井美樹はまだ見てるけど変態の人物をストーリーのキーに据えるのは僕の好みとしては違和感がある。同様に上戸彩(、武井咲)も。番外編なんだけど兄を好きな妹が主演のアニメも変態の幼馴染のバトルを主題においたワンパターン化は脱落の気配。プロファイラも北川景子のぶさいくっぷりに我慢できない。松下奈緒はフジテレビの「ガリレオ」のパクリといって問題が無いレベル、話は面白いのだけどコピー臭がすごい、配役が全くかぶる、もうちょっと変えればいいと思うんだけど。さらに個人的にはガリレオの柴崎コウを凌駕出来てない。というか東野圭吾を読み始めました(現在4冊目)。

面白いのは織田裕二の外交官黒田。ストーリーに深みがあり、変態が登場しない(無理を押し通すことが無い)ので好感が持てる。柴崎コウはガリレオに続く熱演だと思う、いい女だなぁと思わせる。柴崎はピークが過ぎたと思う、しかし枯れた魅力がおっさんには、、、。加藤アイと竹内結子が「目力女優」だと思っていたんだけど(まぁ他にも仲間由紀絵恵とかいっぱい居ます)。柴崎はその素質もあってかつスタイルがいいと思っていた、けどヤンキー臭がしていた感じ。最近そのヤンキー臭がとれてきたので期待していた。ガリレオも黒田もその素質が生かされていると思う。

コメディでは江口洋介、「一つ屋根の下」と全く同じノリで、他世代では古く感じるプロットだと思う、僕的には一番面白い。暴走の江口を西島が抑えるという構図は現実感が増してドラマに深みを与えていると思う。西島が助演男優賞ものだ。北乃きいは駄目女が似合うと思っていたのだがようやくの天職であろう。ついでに言えば岡本玲もこの駄目な女路線で精進してもらいたい、北乃キイは好きじゃないけど岡本玲はファンなのだ、桐谷美玲も。

次に香里奈、こちらも「ゴクセン」のコピーだし、生徒役の不細工っぷりに感情が移入できない。大政絢が超綺麗なのが救いである。あと香里奈はスタイルがあまり良くないので極ミニが似合わない。
大人の女性に脱皮したいのだろうが。例えば加藤アイと競うといいのではないか。加藤アイもスタイルが悪いし、歩き姿は超不細工だし。

次に大河ドラマ。トヨエツの信長はかっこいい、司馬好きの誰もがあの信長はかっこいいと思うのではないか。おっさん視点では鈴木保奈美があまりに綺麗で面白い、感情を覆い隠す美しさが今後どうなるか。なので現在は上野より先の鈴木とか宮澤とかが強烈で。

 

では最後に気になる女優。臼田あさみのだめっぷりが落ちる、2ドラマでいい意味での脇役がすべりまくっている。もちろん主演を食ってはいけないのは分かる。でもなぁ。

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