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歩き疲れにくい革靴について

お久しぶりの更新です

 

ビジネスカジュアルが浸透してきたけど、「丸の内OL一週間着回し」みたいのが無理でスーツかジャケパンで通勤しています。
ところが50代になり、革靴で足が痛かったりしてくるんですよね。

そこで革靴で色々と奮闘したので、果実を共有したいと思います。

数年前、まだ足が痛く(*1)なる前にキャサリンハムネットで歩きやすそうな革靴を買いました。モデル名は分からないのですが、フォーマルな内羽根ストレートチップです。アッパーはなめし皮、ソールは(ウレタンクッションの無いスニーカーのような)しなやかなゴム底で踵が独立していないタイプです。色は黒とライトブラウンでライトブラウンを購入しました。
キャサリンハムネットですのでデザインは問題ありません。なめし皮のアッパーが気になる人はいるかもしれませんが、満足していました。
履き心地がスニーカーと同じと言っても過言ではなく、中敷きの調整も上手くいって、めちゃくちゃ歩きやすい靴を得たと満足していました。(価格は1.5万円くらいだった)

昔からですが、通勤用の革靴4足程度を使いまわしていましたが、
その後ソールが革、踵も硬質ゴムのタイプの革靴では非常に疲れることに気が付いたのです。
足が疲れやすい・痛いと気付いた頃は先のキャサリンのモデルは廃版となってたようで、売っていませんでした。

そこで評判のAsics Runwalkを購入しました。内羽根、ストレートチップのモデル#WR704Tです。(2.4万円したと思います)
https://walking.asics.com/jp/ja-jp/%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%82%AF-%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%82%BA-2e/p/WR704T-200.html?width=2E
https://zozo.jp/shop/asicswalking/goods-sale/31432493/

 

Runwalkを選択したのは、デザインはクソダサいのですが、ちゃんとした革靴に見えたからです。
ABCマートのじじい向けのなんちゃって革靴では納得できなかったのです。

それまで履いていた革靴よりは断然疲れにくいのですが先のキャサリンのモデルには遠く及びませんでした。
従来の靴では出張の際に疲れるので、それでも妥協策としてRunwalkを3足購入しました。
少し満足していたのですが、その後足の痛みを感じるようになって革靴を諦めようかと思っていました。

ところが今年、キャサリンハムネットで先のモデルの進化版が発売されたことが分かりました。モデル3986です。価格は1.5万円程度とRunwalkより安いです。
https://voi.0101.co.jp/voi/wsg/wrt-5_mcd-WW835_cpg-125_pno-11_ino-01.html


中敷きが取り外せるように進化していましたが(*2)、デザイン・履き心地は前モデルと同等です。
(横からの写真から踵が独立しておらず、一体成型されてることが分かると思います)

今中敷きの調整をしているところです(*2)。
(中敷きの厚みやクッション性は買ってみないと分からないので、靴屋さんの(1千円以上程度)はなかなか買えないですね。百均で数枚買って組み合わせて調整している感じです)

残念なのはもう在庫があまり無く、次回生産が決まっていないとのことでした。

仕方がないので前述のライトブラウンと今回買った黒に追加して、ダークブラウンと黒を買い足し、計4足で運用することとなりました。
非常に満足しています。
(Runwalkは漸次メルカリにて放出しています)

 

もしお勧めの疲れにくい革靴があればコメントいただければ幸いです。

 

*1:左足の小指が居たくなりました。アッパー(甲)に当たってただけじゃ無いとおもうんだけど、キャサリンはアッパーが柔らかいので気にならないのかも。

*2:中敷きは立体成型なのですが、表面がつるつるしていて、ホールド感に欠けるので、クッション性等を加味して中敷きを選択しています。

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人生初のカネ余り状態に関する雑感(初老)

当方50歳直前、妻有小梨。

標題の件、住宅ローンも終わって老後資金を貯めるモードに入った。
そのことは歓迎すべきなんだろうけれど、貧乏性なのかカネを遣わない。

カネを遣えないのだ。消費欲が無い。(東京圏の割と大きい駅徒歩圏なので)買い物は歩き。月にイベントは都内美術館・外食・服屋(どれも二人で1万未満くらい)、そもそも出歩くのが疲れる。
クルマは要らない。若くないので飲みにも誘われない。給料+貯金の範囲内でカネを遣う要素が無い。

旅行とか行きたいけど企画するのが面倒。カネは貯まる、人生は苦しくはないけど別に楽しくない。

枯れてる。

 

思えば40歳前までは消費欲が旺盛であった、週1以上で飲みに行くし、出歩きたい、そのための服も欲しい。旅行も行きたい。
そのころは色々と我慢してたわけだが、その頃の方が幸せだった気がする。

子供・孫に熱を入れるのは分かる気がする。それくらいしかカネを遣う要素がないのだ、両親を見ていて理解した。
で、僕には子供がいない。

人生が詰まらない。(カネが余っているにもかかわらず)

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ふるさと納税のもやもや感を払拭する方法

ふるさと納税ってのを年末にやってみた。

手続きが面倒そうで一昨年は放置し、昨年は年末に申し込んだ。食品である。
早速2ヶ所から物品が送られてきて冷凍庫が大混雑である。
寄付金の額と送られてくる物を市価で見ると還元率は3割といったところか。

ポータルサイト経由で送られてきたが、彼らが1割手数料を取って、業者が卸値だとしても自治体の実入りは7割であろうか。
その分僕が住んでいる自治体は税収が少なくなる計算である。

この制度は「本来住んでいる自治体に払う地方税を、物品を送付してくれる自治体に払う」というものである。
建前では出生した自治体や、ゆかりのある、困っている、応援したいなどの自治体に納付するのであるが、制度がそうなってはいない。欲しいモノをくれる自治体に納税する制度である。

利口な人間は制度の本質を見抜き、個人に最適な行動を起こすべきなのである、建前などどうでもいい。文句があるなら制度を作った人間に言えばいいのであり、制度を使わないことが善人ではあるかもしれないが利口ではないということになる。

ところが小心者の僕としては、かなりもやもやする。一昨年利用しなかったのもそこだ(面倒というのが半分以上ではあるが)。

 

閑話休題。

ふるさと納税が我が自治体のためにならないのはその通りなのだが、僕の住んでいる自治体は「地域振興券(プレミアム商品券)」という犯罪的な無駄も行っている。自治体は特定の人間に税金を補填しているのである、さらに振興券は転売される有様である。税金の転売が行われている有様だ。どっちが理念上おかしいかは自明である。

ここを理解すると「正々堂々とふるさと納税を利用できる」のである。

「ふるさと納税」がとことん制度的におかしいのは簡単に理解できる。それと同時に「地域振興券(プレミアム商品券)」の方がもっとおかしい。そんな予算があるという時点で罪悪感を払拭できてお釣りがくるのである。

 

PS:地域振興券の無い自治体の方は似たような自明で犯罪的な無駄を探してください。
「自治体は無駄に溢れている」とかサヨクが好きな抽象的な事象ではなく。
 

 

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足立美術館、出雲大社、松江城1泊2日

標題の件、11/20(日)、21(月)で島根旅行に行ってきた、記録と誰かの参考になれば。
というのもモデルプラン・レンタカールートがじゃらん以外少なかったので。 

 

1日目:出雲空港-旧大社駅-出雲大社-羽根屋本店(昼食)-松江城-磯の家(夕食)

2日目:足立美術館-境港水木しげるロード-(江島大橋)-出雲空港

 

旅行は日月曜日で行くことが多い。費用が安いのと、混むであろうスポットは月曜日に行くため。

2月には大阪市内とUSJを同様日月に行ってきた、USJのチケットは月曜日が安くて売り切れも遅かったのでよかった。

今回、妻のリクエストは出雲大社と足立美術館。晩夏に計画したので紅葉が始まるこの季節に、結果的には少し早かった。

楽天トラベルで羽田空港~出雲空港のエア、松江市内のビジホ、レンタカー(カローラにグレードアップ)で二人で10万円ほど。
宿は温泉や旅館飯に興味が無かったのと、個室が選択でき、駅周辺で食事を選べるビジホ、東横イン。
後述するが食事は満足したし、個室も快適だったが朝食はしょぼかった。

標題の通り、行きたいスポットは3箇所。天気との相談であったが、(紅葉シーズンに突入し)混むであろう足立美術館を月曜日に、
故に出雲大社は日曜日、松江市内観光は天気次第というプログラムで出発した。

 

日曜日

羽田(7:25)-出雲(8:50)は定刻。レンタカーを借りて出発したのが10時頃であった。
(当たり前かもしれないがレンタカーのカーナビのモードは確認した方がいい、以前有料道路不使用モードになっていたことがあった)

10:20 旧大社駅観光。早い時間だったのか人も少なく快適。お勧め度:△(鉄道に興味が無ければ見なくても問題ない)

10:30-11:30 出雲大社見学。駐車場は事前に調べておくか、早めに決めた方がいい。探す時間がもったいない。
大鳥居の近くの駐車場から参道を経て出雲大社に。参道がきれいなので大社 まで歩くのも楽しい。国宝。

ちょうど大遷宮が終了間際で、本殿が美しい。本殿周りを一周して、大注連縄を見て。お勧め度:◎ 

 

11:30-13:30 昼食を探すも参道付近には人気店が無く、レンタカーだし市内の名店「羽根屋本店」に向かう。
10分ほど待ったが、すごくすごく美味しかった。本店は市内にあり、向かう途中に「伝承館」というのがあったのだがそこにも併設されているとのこと。

蕎麦は黒め、柔らかめで太さは普通。つゆはカツオで甘め、焦げ臭さは全くない。
しじみ汁が食べたくて「3色割子定食1200円」を食したが、蕎麦が美味いので「3色割子そば900円」の方がお勧め。というのも割子1枚250円で追加できるのでである。蕎麦が美味いのに定食なんぞ食ってる場合ではなかった。
3色はとろろ芋・山菜・大根おろしで大満足。薬味が多いので割子3段でも問題なし。プレーンが欲しければ3色+1枚がベスト。ザル派には「割子3段750円」がある。

割子蕎麦とは小皿仕立てのぶっかけ蕎麦である。つゆは多めなので、割子へのペース配分は悩まなくていい、最悪1段目に食べて余ったつゆは2段目に投入すればいい。
蕎麦湯はおかわり可能。 

蕎麦の方向性はともかく、近所でこのレベルの蕎麦屋は無い、都内の蕎麦の多くは硬くてつゆが焦げ臭いのが多いし、更科ほどあっさりはしていない。お勧め度:△(他の店を知らないためだが、次に来ることがあったら浮気しない)

 

13:30-14:00 松江市内に移動。宍道湖畔北側を移動。景色よし。お勧め度:?

14:00-16:00 松江城、周辺散策
松江城、国宝。お堀周りの散策も楽しい、現在は武家屋敷が修繕中なので注意。 お勧め度〇(出雲大社と足立美術館と比べれば。歴史が好きでなければ城だけで可)

夕飯はホテルに近い松江駅の「磯の屋」で。刺身よりは白身のから揚げを食したかったので、Google先生のお勧めだった店で大満足だった。味も良かったが、店員の希望を聞いたうえでの提案がすごく良かった。
(評判では「かねやす*」という店に行きたかったのだが、居酒屋なので日曜日は休み。日月旅行ではよくあること) 

カサゴが無くて残念だったが、店員の提案で40cmくらいのメバルを半身煮付け、半身から揚げにしてもらった(2400円)、お刺身も店員お勧めで2人前(@1500円)で9点(クエ、カワハギ肝添え、鯖、鮪、あと白身)出てきた、美味い。ふたりで3杯飲んで9千円、 絶対値が安いとは言えないが大満足。

他には30cmくらいのノドグロが3800円~、揚げ物(フライ)・煮物・焼き物(小鯵開き)3点定食が1500円、カニ汁付きの豪勢な(カニ汁しか見えなかった)定食が2500円。
日曜日の17時半には満員になった、予約不可なうえ、売り切れもありそう(カサゴがそうだった)。:お勧め度△(すごく旨くて安かったけどリスクが多い)

 

 

月曜日

ホテルの朝食は重要。内容がしょぼければ捨てる覚悟も必要。

ホテルでそのしょぼい朝食を済ませ足立美術館へ。

8:50-10:30足立美術館 会館前に到着と思いきや「掃除が済んでいないけど入館可能」な状態であった。前にはほとんど人が居ない。団体客が後ろに見えてきたので距離をとりつつ足早に鑑賞。1周廻って、良かった箇所をあらためて鑑賞した。
月曜日午前中なので空いていたであろうが、それでも絵画エリアは混んできた、それでも庭はわりといいポジションで鑑賞できる。 

庭の紅葉がスタートしていたが、借景の山はまだ青かった、ちょっと早かったか。評判通りに綺麗な庭であった。

卓越しているのは「回遊式庭園」でないことだ、京都の有名庭園もすごくきれいであるが、池泉式回遊庭園は人が歩くだけで荒れる。見るにも・撮るにも人が邪魔。一方で足立美術館庭園は回遊式でないので綺麗さが完璧なのだ。
また京都にも枯山水庭園はあるが、その規模は小さい。

大規模庭園で人が居ない状態で鑑賞できるのは少ない。足立美術館はなんちゃら賞で10年以上日本一を受賞しているそうであるがそこが要因だろう。2位は桂離宮であるし、3位以下もメジャーが少ない。

お勧め度:◎(リピート必至)

 

11:30-11:30 境港までドライブ

出雲大社・松江城・足立美術館と今回のミッションは終了し、あとはオプション。
妻の要望は境港水木しげるロード、なら僕は紅ズワイガニランチと要望が一致した。

閑話休題。いろいろな要因が重なり(時間配分とかちょんぼとか)日本海が見れてなかった。稲佐の浜ときづき海浜公園に数分寄る予定であったが昼食で頭がいっぱいで行かなかった。波が穏やかな宍道湖・中海は堪能していたが日本海が見たかった。

足立美術館~境港市を弓ヶ浜沿いにドライブ。お勧め度△(米子市内はわりと渋滞)

 

11:30-13:30 境港水木しげるロード

期待以上に商店街道路が整備されて、オブジェのクオリティが高く、数が多い。すごく楽しい。おっさんなので写真を撮りたくなる。
ところが市の観光ガイドがダメダメで注目度が低いのが残念、カニの街なのにそれも無視。
それでも松江地方旅行者に標題3点に付け加えるのにお勧め。

境港市の観光広報にはダメな点だらけだ。お勧め度▲(すごく楽しいのだが下記がダメ。カニに期待したら×)

1)露出が少ない
足立美術館や松江市のHPに誘導するリンクを設けていないのがダメ。島根県松江市と接しているのだから松江観光客へのプッシュがあって当然だが全く無い。
米子空港を利用する人にとれば境港市は訪れる候補になると思うが、出雲大社・松江・足立美術館をメインとした島根県観光客への露出がない。

2)駅に観光客用の駐車場が無い。市中心部に情報収集用の「道の駅」を設けるべき
駅付近には観光客向けの駐車場はあり、値段も統一されている。しかしその情報は行ってみないとわからない。駐車場が分かりにくい。
駅に道の駅を設けるのが無理なら「入り口施設」が必要。 

3)紅ズワイガニ
11月に行ったにも関わらず、駅にはカニ情報が無い、冷凍ではないカニを気軽に食える店の紹介は全くない。シーズンでなくても冷凍カニをリーズナブルに食いたい。ところが市内の観光食堂はせいぜい「海鮮丼」である。馬鹿じゃないかと思った。

観光客を妖怪で誘導して「カニ」で金を落とさせるのがセオリーなのに、できていないというか拒否している。

 

13:30 出雲空港へ )追記

境港から松江(出雲空港)に向かう際に是非寄り道して欲しい橋がある、「ベタ踏み坂」こと江島大橋である。CMでも紹介されたがっかりスポットである。そのがっかりさを堪能して欲しい。

お勧め度:×(道路・橋マニア以外はわざわざ行く価値無し、境港に行ったついで)横から見るとアホな橋やなと思う、まぁ奥に船を通したいのだろうが、その湾の奥は埋め立てた道が走っているし。Linkの頁の地図を引いてご覧頂きたい、( ̄▽ ̄)。 

 

 

旅行計画の一助になれば幸いです。

 

*:かねやすの食べログのスコアが超絶低いわりにコメントは絶賛の嵐で食べログの闇が見える

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武蔵小杉のマンション相場は異常

僕は数年前に通勤事情で武蔵小杉に引っ越した。横須賀線の駅ができて、タワマンが5棟あったけど、ショッピングモールは無い頃。タワマンは億に近かったが、横浜・川崎・都内よりはかなり割安だった。現在でも新婚向けのアパート家賃は高くない。

その後タワマンが4棟できて、ショッピングモールが3施設できたのだがマンション価格が高騰した感がある、バブルである。

武蔵小杉駅徒歩10分圏内の築浅70㎡3LDKで6千万くらいだ、誰が買うのだろう、不思議。
一般のサラリーマンに手が届く3千万未満だと、2~3LDKで30年以上物になる。やはり誰が買うのであろう?

もちろん駅まで遠い(徒歩20分以上・またはバス)、南武線乗換を視野に入れるとそんなに高くはない。

 

閑話休題。武蔵小杉住民として今となったら分かった点もある。駅ビルが2施設、イオンモール様1施設。さらに食品スーパー・GMS5施設、隣の新丸子を入れると商店街も付いてくる。道路事情も駐車場事情も劣悪な武蔵小杉でも駅周辺で買い物は完結するようになった。実際に僕も数年前まで思いもしなかった便利を享受している。

あといいのは小汚いおっさんとかヤンキーが居ない、住民含めて小奇麗である。川崎(駅)・横浜(駅)だとこうはいかない。グランツリーというIY系のイオンモールがあるんだけど、高そうなベビーカーの夫婦が多い。非常に客層はいいし、下品な客は老人を含め少ない。

若者が少ない。高校は法政と大西学園というのがあるが、大学はない。それはメリットとデメリットが共存している。僕個人的には若者は必要ない。

 

武蔵小杉に住みたい人へ

街は洗練されていて便利。しかし通勤事情が劣悪である。僕は横須賀線下りユーザーなんだけど、たまに横須賀線で東京に出張するとすごく混んでる(横須賀線上り武蔵小杉~品川は混雑レベル上位)。東急線(東横線・目黒線)のことはよくわからない。品川・渋谷まで10分強だと思うんだけど、扉付近で揉まれるか、横浜駅などで降りる人を捌いてゆったりしたポジションをキープするのがいいかは分からない、というか便利に騙されてはいけない。

武蔵小杉駅から都心方面は体験が必要である。高い住宅費の上、通勤地獄では割に合わないのだ。

 

 

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早く隠居して早く死ぬか、死ぬ直前まで仕事するか。早く引退して長く年金をもらうのはありえない。

標題の件、僕はサラリーマンなので、定年退職が楽しみで、老後は10年活動出来たら十分かと思っている。その後は安楽死で。

厚生年金は僕が払った額と同額を企業が払うので、平均10万/月×40年積み立てたとして、還元が10年で年金40万/月、20年で20万/月、40年で10万/月である。

一方で、20年前は定年・年金支給が55~60歳で、その方達が平均寿命が80代後半で、専業主婦は年金を払っていない。
現代では年金を払っていなかった人を含め、支給年数が30年近いわけだ。

国民年金は「(農業・個人商店など)自営」を想定していて、支給額が安い。そこで仕事ができないと生活保護になってしまう。

 

医療費も国の財政を蝕むが、医療費増大は平均寿命が長くなる、結果二重に高負担となる。

 

閑話休題。がん・癌はある種の人間の寿命の象徴であろう。QOLを良くすることは賛成するけど、老人性がん患者を生かすことは国の為に必要なのか疑問がある。
言い方は悪いとは思うが、「早く死ぬ人間」が手術後に要介護で金を浪費するのは本末転倒だと思う。

もっと根本的には「要介護」人間が、税金を使用して延命することの大義があるのかという問いである。

 

医学界・政治家しか決められない。本当に今のシステムの延長線でいいのかと思う。個人的には反対である。 

 

 

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花菖蒲

舛添都知事はどうなるんですかね?
僕個人的には「違法でない」のと「金額がみみっちぃ」ので、絵画・ハイヤー代を含めて返金すればいいのではないか(辞める必要はない)と思うんだけど、世論は盛り上がってしまいましたね。

マスコミと都議会が「参議院時代」と「都知事時代」を意図的に混ぜている構図に違和感を感じます。舛添都知事が逆切れしているのも分かる気がします。

彼がみみっちぃことは疑いの余地がありません。一方都議会の言い掛かり(参院時代)に知事が反発を覚えて解散権をちらつかせたのは痛快です。与野党含めて調査能力が無能すぎて追及が甘いですよね(観念の確認だけで、事実の確認はほとんどない)兵庫県野村元議員のように、蒸し返されると困る議員は少なくないと思いますし。 

 

閑話休題。先週の週末に向けて、「花菖蒲」と「紫陽花」を観に行きたいと嫁と議論した結果、スコアが高かった「堀切菖蒲園・水元公園」に行ってきました。紫陽花は鑑賞期限が長いということで花菖蒲優先でした。(来週末は紫陽花かな)

 

堀切菖蒲園所感(写真のアップは面倒なのでない。Linkで)

驚いたのが花の密度が高い。 花菖蒲の写真は接写が多いと思うけど、密度が高いと映える。その相反としてか、結構小さい。しかしとても満足した。既にピークを過ぎたと思われるけど、まだまだ楽しめると思う。

交通手段としてバスが有効でした。堀切菖蒲園~水元公園~金町というバスが30分おきに出ています。便利でした。

 

両所1年に一度の大混雑である。僕は昼飯で外れを引きました。空いている店には理由があるんだなと。

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エレベータで「開」ボタンを押す、邪魔

標題の件、邪魔なんだよな、0.5秒は損してる。

オフィスビルの場合、上りエレベータで降りる人の為に、「開」ボタンを押す人が少なくない。
余程混んでて、神奈川乗りして譲らない場合は当人が降りる前に閉まるかもしれないけれど、そんなことは殆どなくて、「開」ボタンを押すと最低0.5秒は損をする。

途中階への停止が多い場合は×0.5秒である。時間損失はそんなに多くないのだが、無駄で迷惑な行為なのでイライラする。

下りのエレベータが1階に着いた時も同様で、着いたエレベータに乗ろうとした際に、ボタンを押している奴が1秒は遅れて降りることになる。くそ邪魔である。

この「開」ボタンを押すことがマナー化しているようで、絶望感がある。
エレベータメーカーはドアにセンサーをつけて、障害者用を除いて開ボタンを廃絶してほしい。

 

エレベータのマナーについてもう一つ、電車でもそうだけど。

1)扉の前に立って奥に進まない、2)荷物を床に置き立ち位置を調整できない、のは勘弁してほしい。僕の個人的に捻じれた視点だと「スマホ」が多い。

電車では不特定多数で啓蒙ではなんとかできないのは理解できる。

 

オフィスビルのエレベータでは特定できる。なんなんでしょう?狭い通路を2~3人で占拠したり、トイレの使い方とか。

ビル管理会社に苦情を入れた方がいいのかね。

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住みたい街・住むのに便利な街

関東の住みたい街ランキング(suumo調べ)では独身・賃貸が主流だと思われ、違和感がある。

僕の基準だと、1)買い物が便利、2)都心まで10~20分程度、3)交通至便、できれば始発駅である。間取りは2~3LDK。

1位の恵比寿は都心過ぎるし(スーパーがなさそう、家賃が高い)。

2位の吉祥寺は新宿まで20分で始発ではない、始発の渋谷まで30分、職場によるが三鷹か中野の方が座れる気がする。買い物をするという視点ではよくわからないが、両駅でも悪くない気がする。

3位の横浜は横浜駅近辺でないと思われるのだが、桜木町・東神奈川・戸部・保土ヶ谷・みなとみらいあたりか。桜木町・みなとみらいは通勤時座れそうで、商業施設も充実している、でも家賃高そう。

 

トップ10で(2LDK)家賃15万以下で、買い物・通勤が便利なのは強いて言えば武蔵小杉で、その武蔵小杉も通勤の混雑度は半端ではない。であればお勧めは始発駅か混む前に奥に入れ込める駅ということになろうか。

 

(住んだことないけど)思いつくのが地下鉄などの始発駅である。ちなみに始発駅を挙げると、蒲田・東十条・赤羽(京浜東北線)、三鷹・中野・西船橋(中央緩行線・東西線)、本八幡(都営新宿線)くらいか。単なる始発駅であれば新木場・西馬込・綾瀬などがあるであろう、街が不便そう。

suumoでのランキングとはかなり異なる。多分独身と既婚者の視点の違いであろう。

 

ちなみに地下鉄路線図

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ルノワール展と六本木ハンバーガー雑記

連休後の土日は空いているという仮説で混雑案件に行ってきた。

そもそも5/7・8は空いているということで河口湖に1泊した、というか直前の予約にも関わらず泊まれた。行き帰りの高速は渋滞知らずであった(平時の土日よりも空いていた)。連休最終日ですら空いているのであれば、連休後のイベントは空いているという仮説である。

 

そこで超混雑案件、ルノワール展若冲展の攻略である。後者は開催期間が1か月と短いこともあって超々混雑案件という認識であるので前者から攻略した。あと嫁が若冲に興味が無いので休みが合った5/14だったという理由、さらに嫁は印象派に興味が薄いという事情もある。

そもそも新婚旅行はパリ滞在で、美術館巡り。ルーブル1.5日とオルセー1日であった(オランジェリーは改装閉館)。
東京の企画展でのデートでも観たい絵は異なり入場後はバラバラ、ビッグネーム満載の本場でも当然のごとくバラバラ(2時間くらいはいっしょに鑑賞していたのですが、昼飯を食った後はバラバラ鑑賞にしました)。
そのときに「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」は鑑賞済みですが、本物は何度見てもいい。

結論を言えば、予想よりも展示が素晴らしく、「ムーランドラギャレット」「ダンス」を初め有名な作品が多くてびっくりしました。オルセーを訪れた観光客に申し訳ないと思えるレベルでした、さすが東京。
さらにガラガラと言っていいほど空いていました。「ムーランドラギャレット」は引いて観ることはできないものの混雑とは程遠く、連休マジックが効いていたと感じました。 

 

若冲展の空き具合に期待したいですね。

 

当日は10時半に入場し、11時半に出て、六本木ヒルズでハンバーガーランチ(リゴレットアンドグリル)を食して帰ったのですが、コース仕立て(ドリンク・スープ・前菜・サラダ・メインプレート・デザート)で1800円と美味しくてお安く大変満足しました。
熱意が続けばレポートを載せます。 

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2016ブレイク女優 高畑充希じゃね

2014年は橋本環奈・有村架純、2015年は広瀬すず・土屋太鳳がブレイクしたと思っている。個人的に土屋は推していないが、露出はすごい。

さて2016年の筆頭は「高畑充希」であろう、。以前からブレイクすると言われており、露出もそれなりに多かったが(女子ーズ等)、docomo、蝶屋、JPのCMや月9(見てないけど)、朝ドラと一気に露出が増えた。そしてすごくきれいになったと感じる。

特にdocomoのCM。「得ダネ」「演歌」「斉藤さん」どれもかわいい。

「女子ーズ」をあらためて覗いてみたのだが、そんなに可愛くない、山本美月(僕の中では長澤まさみに匹敵する未完の大器)も。やはり最近の高畑は一皮剥けたと思う。

(画像無い、やるきが感じられない)

 

次点としては「中条あやみ」なんだろうけど、すでに十分に露出している。ポカリメリットといった王道のCMに出てたし、2015年組かな。というより、土屋より僕的にはこっちだったし。

個人的には松井愛莉がブレイクしてほしい。結構な露出があって(ガーナチョコレートCM)騒がれないところをみるとむりなのかしら。

 

 

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大阪に1泊2日で行ってみた~USJエクスプレスパスの威力

普段TDRに行かない僕(30年前に2回目を体験してご無沙汰)が、(世界観が冬の)ハリーポッターに冬に行ってみたくなった・きゃりーさんの期間限定アトラクションを体験したくなったという理由でUSJに1泊2日で行ったきた。

行程は2/21(日)・22(月)。理由は上述と、3月は学生が増える、1月下旬~2月上旬は春節と被る、USJは平日の方が空いているであろうとのことから。さらに失敗したくない私は2万円の「ロイヤルスタジオパス」を使用した。本当はエクスプレスパス7が欲しかったのだが(1万円)、希望日は売り切れていた。1月に入って計画を立てたのであるが、ほとんどの日で売り切れであった。
仕方がなくロイヤルにした、大人だし。そのロイヤルも日や時間によって売り切れがある。

1日目の行程はよっぴーの紹介をなぞった。これはこれで満足したので、気が乗れば後日体験記を載せる予定。

 

閑話休題。ロイヤルエクスプレスの威力を紹介する。そもそもエクスプレスパスとは公式Webでは「このチケットは、アトラクションの待ち時間を短縮するものとパレードの観賞エリアを確保するものがあります。」とある。具体的に紹介しよう、上記の文言では分かりにくい部分を。

 

1)多大なショートカット

「待ち時間を短縮する」システムは、ショートカットである。アトラクションを体験する際、建物内までにすんなり入れても建物に入ってからもアトラクションに到達するまで長い。エキスプレスパスは建物に入るための行列はおろか、建物内の行列もすっ飛ばしてアトラクションの入り口に行けてしまう。エクスプレスパスのゲストは少なくないので「エクスプレス客同士の行列」は存在するが、それでも待って15分である。建物内の待ち中に期待感を高める仕掛けもあるのだが、それも素っ飛ばしである。

ちなみにバッチ式のアトラクション(T2・バックドラフト等)では、そもlそも切り替えが30分程度なので素っ飛ばしは存在しない。それでも次回開演時間を教えてくれるし、場所取りも有利である。

 

少なくないブログの情報で、「エクスプレスの価値」に言及されていて、「空いているときは必要ない」という意見が多い。僕の見解は全く違って「アトラクションを楽しみたいのであればエクスプレスパスは必須」である。
僕が行ったのは2月の月曜日で混雑度は5段階で下から2番目であった。それでもハリー・きゃりーはともに待ちは200分、スパイダーマンは60分であった。空いている日の人気3アトラクションの総待ち時間7時間を越えるところをトータルで1時間程度しか待っていない(色々な準備:荷物をロッカーに入れるとかがあるのは少し長い)。 

建物内の行列を素っ飛ばすのはかなりの威力である。

空いている日でもこの程度待つので、混雑日はすごいことになっているであろう。単純に待ち時間がこれより増えるというよりは、アトラクションの体験を諦める、多くの時間を行列に費やすということになろう。パスがなければ人気アトラクションは1つが限界であろう。

空いている日と混んでいる日のパスの発行量が気になるところであるが、「建物外で待ち、建物内でも待つ」がすっ飛ばせるので、仮にパスの発行量が同じであれば、混んでいる日も空いている日も同じ待ち時間でアトラクションを体験できる。とはいえ土日のパス獲得は至難の技だと想像する。実際に売り切れている。
パスの発行量を増やしすぎると、一般客の回転が悪くなり過ぎるのでそれは悪手であろう。

結論:空いている日の非人気アトラクションでも待ちが1時間。それが人気アトラクション(待ち200分)でも15分に短縮できる。混んでる・空いてるは関係なく威力絶大だと思う。

 

2)ロイヤルパスの限界(人気時間帯は売り切れあり)

ハリー・ポッターのような人気エリアは人をバラケさせないと、ゲストが集中しすぎてしまう。そこで入場時間の予約を園内でする必要がある。いちいち予約のための行動をせずに済む。人気の時間(午後~夕方)はロイヤルパスも売り切れていたため、僕は午前となった。

また人気ライドはロイヤルパスといえども時間制限があり、具体的には「ハリーポッターのメインライド」と「(きゃりーの)XRライド」は時間指定された。人気の夕方は売り切れている

 

結論:USJアトラクションを楽しむには混んでいる日こそ「エクスプレスパス」は正しいが、そもそも入手困難である。
空いている日でもパスの効果は絶大である。

 

雑記:3DCG技術の変遷

多少ネタバレになるが3DCGのアトラクションでは技術の進化がすごい。古い順からT2(画像のみ:画像も古い:キャストが優秀)→バックトゥザフューチャー(ライドへ進化:画像も進化:現代感覚では物足りない)→スパイダーマン(画像・ライド共に激進化:感動)→ハリーポッター(順当進化:さらに感動)→きゃりー(バーチャルリアリティ画像へ進化:異次元)であろうか。

ハリポタまでは偏光メガネでの3DCGの提供であるが、きゃりーはバーチャルリアリティのヘッドセットで、首の動きに視界が付いていくのである。さらにライドと映像で異次元に盛り上げる。
「きゃりー」というコンテンツに興味が無くても、「VR」または「VR+ライド」という 割と完成度が高いアトラクションを体験して欲しい。

きゃりーに興味が全く無くても、最新3DCGを体験できる、VR(バーチャルリアリティ)に興味がある人にとって必須のアトラクションである。(そのうち別のアトラクションでこの技術が採用されるとも思えるが)

ちなみにこのXRライドは既存のライド設備のリニューアルとのこと。その上で(ネタばれありの)開発談話は面白い。

 

3/19追記

3/18日経産業新聞に次期プレイステーション(PS-VR)のVR(ばーちゃるりありてぃ)の記事があった。これこそUSJのXRライドがお手本ではないか。きゃりーぱみゅぱみゅというコンテンツが嫌いでも、VRを体験するならここしかない、パスが無ければ3時間待ち。しかもVR+ライド(加速度)であって、現代技術の最高峰だと思う。VRを体験する価値はある。(正直体験するまでそこまでびっくりすると思ってなかったんだけどね。) 

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新宿御苑滞在記(フィクション)

今日9時前に起きて、新宿御苑に行ってきた。それはそれで良かったのであるが、思いつきで行ったため、段取りがなってなかった。そこをフィクションで補正した滞在記を綴る。来週まで持ちそうなので参考にしてみてはどうか。

 

1)アマチュアカメラマンの場合

新宿御苑は朝九時に開園である。それに合わせて前夜におにぎりとから揚げを仕込んで(園内の京樽弁当でもいいけど、早い時間に確保必須)、八時前には起きて朝食を摂る。八時半の電車に乗って、九時過ぎには園内に入る。魔法瓶にコーヒーは必須である。

写真を撮るには午前中のほうがいい、空気は澄んでいて雲も人も少ない。広い園内であるが遅くとも11時半までには写真を終わらせたい。
休み休みとはいえ2時間半も歩くと疲労が溜まる。景色がよく日当たりのいいベンチに座り、ちょっと早めの昼食を摂る。

長めの休みと昼食で元気が出たところで散歩タイムだ。ゆっくり歩きながら微笑ましい風景を眺めるのがいい。温室を見学した後は早めの帰還だ。
あとは伊勢丹で買い物をして帰宅である。

 

2)ゆったり散歩の場合

伊勢丹は10時開店である、気に入ったお弁当を買い、公園で頂く。そのために9時前に朝食を済ませ9時半には電車に乗る必要がある。余裕があれば魔法瓶とドリンクは欲しいところである。(休憩所(自販機)が多いので無くても可、そこでタバコも吸える)

新宿御苑に着くのは11時前。日本庭園を散策した後に昼食の場所を物色する。1時間ほど散策すればお腹も空いてくる。日の向きや景色でベンチを確保(ビニールシートなら自由度が高い)。あとは弁当タイムである。

腹ごなしに1時間ほど散歩をすると身体も冷えてくる。冷えてくればあとは新宿でお買い物だ。お買い物をする場合はその分の体力を残しておくことが肝要である。

 

3)いきあたりばったり実録

9時前に朝食を済ませ10時半に御苑に。12時頃にお腹が空いてきたので園内の弁当を所望するも売り切れ。てんぷらの船橋屋もつな八も行列。回転が悪そうだったのでB級洋食アカシアへ、13時前。偶然にも直ぐに座れた。出る際には行列だった。

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【書評】忍びの国(和田竜著)

痛勤が嫌いで、勤め先(横浜)と本社(東京)の間に住んでいる。勤め先には下り電車で座って通勤(帰りも座って帰宅)。本社出張も朝一はほとんどないので、痛勤は皆無。
勤務先事業所と本社への近隣出張は月に3度程度、毎週ではないが少なくない、多くは午後の本社打ち合わせ。打ち合わせが早く終われば普段より早く帰れる。
ただその移動距離の半分程度を通勤定期でカバーしている関係で、日当が出ない。本社ではない東京への出張は定期区間を使わないケースも少なくなく、赤字のケースがそれなりにある。
まぁ定期を使えばいいのだが時間や快適さを買ってる感覚である。
一方横浜~東京で出張申請すれば日当がつくので横浜事業所勤務のほとんどの人の本社出張にはランチ代(の一部)やコーヒー代が出る模様。という愚痴。

閑話休題。 いまさらながら読了。司馬の「梟の城」を髣髴されるというか、超える小説だと思う。「梟の城」は20年前に読んだのであらすじさえも忘れているが、忍者小説として白眉であろう。

○な点。「梟の城」はフィクションの要素を強く感じていた、娯楽小説である。一方、「忍びの国」は史実をたどった形で物語が進む。忍びの行動は記録に残っていないので、そこが作者の力量の発揮する場であろう。「梟」よりはテンポや登場人物の異能に食い入る。忍び・戦闘シーンは超人で漫画化したら外人に受けると思う。

物語の背景(フィクション)を丁寧に記されてあり、荒唐無稽の「お話」に読者としてついていける、忍びが超人でもだ。

×な点。『織田信雄』の存在である。史実をベースに物語が進むのだが、キーパーソン『織田信雄』はこの物語(天正伊賀の乱)では死なないことが自明である。忍びの主人公「無門」が信雄を何度か追い詰めるのだが、そのためにギミックをいろいろと配置してある。僕は楽しんだ方であるが、しらける人は少なくないと思う。

 

 

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住む街とライフスタイルと

40歳になった女性・綾が住む街・・・それでも女の人生は続く~東京カレンダー

東京に出てきた20代女性が40代までどの街に住んできたかというシリーズモノの最終回。都心で働いたことがほとんどない僕にとって、興味があり、刺激的な文章だった。

ちょっと自分語りをする。

僕が住んでいたのは相模原の橋本と今は武蔵小杉。僕は現在まで3事業所で勤務していたのだが、最初に購入したマンションは橋本駅近であった。当時職場が橋本郊外にあったのと、都心(本社)に飛ばされてもいいように、(職場に近い)駅から遠い一戸建ては考えなかった。橋本駅は新宿方面・横浜方面の始発駅なので。

Link記事のように街の個性を選ぶというよりは、「通勤(痛勤)」がテーマであった。幸いにもしょぼい街なのでマンションは安く購入できて、後にイオン・駅ビルができて、アリオ(イトーヨーカードー系巨大ショッピングモール)、映画館ができた。神奈川県でいうと最近のコンパクトな海老名である。新宿までの時間はともに1hであるが言うまでもなく海老名(小田急)ではたぶん座れない。近隣には南大沢に三井アウトレットがあり、デパートは立川か町田まで出た。今でもおしゃれさを求めなければなんでも揃うお勧めの街である。

そして杞憂が実現され日本橋に転勤となった。が、ドアtoドアで通勤1.5hであるが始発駅なので並べば座れた(実質2h)。ラッシュとは無縁であった。

確かに都心(日本橋)で働いていた頃は、当時(10年程前)は丸の内よりも日本橋のほうがランチも飲みも安く、店が多かった、まぁ今でもそうであろう。ランチや飲みの店を開拓するのに一所懸命であったし、高島屋にサンドイッチを買いにいったり。ランチの予算は700円程度で。たまに1千円程度で目の前で揚げたての天麩羅や洋食にも行ったかな。その意味では職場や住む場所の文化レベルは人生に影響する。

その後、職場は横浜に移ったのだが、やはり橋本から座って1.5hであった。日本橋時代は行きは着席、帰りは緩い込み具合(新宿で座れたらラッキー、つつじヶ丘くらいで座れる)だったが、帰宅時は東神奈川から確実に座れる。
 
しかし、通勤時間の長さが許せず、転居を考えた。職場徒歩圏か電車で数分、混んでない電車。京浜東北も京急も相鉄も上りは混んでいるので選んだのは武蔵小杉(候補は東神奈川・鶴見・西横浜・天王町)。当時武蔵小杉はタワマンの街として住みたい街にランキングされていたがショッピングモールは無く、安かった。
 
誤算だったのは東横線の下りが思いのほか混んでいて、横須賀線で勤務している。ここ2年でショッピングモールが充実して、橋本よりは栄えている(当然か、質的には同等という程度に武蔵小杉は新興都市)。上記のLink関連記事「豊洲」がイメージとして近い。豊洲は都心に近いけど、武蔵小杉も渋谷にはそこそこ近い(タクシー代は倍すると思う)。
 
結論じみたもの。Link記事が「街」に惚れるのは個人消費(食事・飲み・服)が旺盛だからか。そういう消費傾向がない一般サラリーマンにとって、住む街は「交通アクセス」「広さ」「子供のための駐車場」なのかなと思う。多少通勤に不便でも買い物・子供のために車が必要で一戸建て希望とか。(マンションの固定費は駐車場を入れるとけっこうな額になる)
 
武蔵小杉タワマン住民を見ていると、客層がばらけているのはいい。高齢者とか、士業とか、遺産贈与とか。昭和の大規模団地と違って年齢層がばらけている。でもグランツリーというショッピングモールには若いエリート然とした子連れが多いがマナーは最高である。そのせいかDQNというかヤンキーは皆無。
そういう意味では「豊洲」は知らんがお勧めである。高いといっても所詮「川崎市」だしね。
 
上記のLinkは古い街の紹介が多い中で、「豊洲」がぼろかすであった。小杉はもっとだめであろう。消費動向にもよるんだけど。「三茶で安心した」という層は来ないのでいいのだが。
 
ちなみに小杉から横須賀線上りを利用する計画がある人は実際を経験した方ががいい、まぁそれは東横線も目黒線も南武線も変わらないのだが。転居を検討している人は想定される通勤時間をテストした方がいい。また行き先や乗る場所で混み具合が変わるのはお約束である。
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