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好きな機械数式を晒す

機械屋は単位に拘るようです。だって図表をみて単位が明確でなければ何の図表なのか分からないと思うんですけど。化学・生物系の皆さんは懐が広いです。

また、物理屋を悩ます、本職は悩まないんですけど、SI単位系と工学単位系を他分野に説明するのが面倒。また僕個人も未だに工学単位系loverで。
とにかく面倒臭い。文系はついてこれないです。

 

標題の件、勝手にベスト5。 

1)F=ma <F=力(荷重等)、m=質量、a=加速度(速度を微分したもの)>

地球上で生活してればこれ以上美しい数式は無いと思う。 ニュートン先生のおかげ?

 

2)F=kx, σ=Eε <いわゆるフックの法則=ここで応力の概念が宿る>

記録が少ないfook先生ですが、ここまで単純化し、例外が無い(僕が知らないだけ)のはすごい。 

 

3)d^2x/d^2t=dv/dt=a <位置を微分すると速度となり、速度を微分すると加速度となる>見難いですね

ライプニッツ先生かニュートン先生か。記述式や原理はライプニッツ先生で、物理式に応用したのはニュートン先生ということで。

 

4) E=Mgh=(1/2)Mv^2 <エネルギ保存則>

振り子を例に機械的エネルギを理解する初歩であります。

 

5)PV=nRT<ボイル・シャルルの法則>

資材の薄肉化や充填条件で使用します。

 

 

もう一度愚痴を。

化学・生物系屋の図表は上記の実験単位を明確にすることによって「何を計っているか」という根本を曖昧にしているとしか思えない。さらに統計の危険率を駆使して、同一表内に異なる危険率を表すのは、データを操作しているのと同意である、と思う。

単位系が疎か(=何を計っているのか不明確)で、統計を逆換算する論文はインチキだと思う。

 

特許に絡めて

実験の単位系と統計処理が妥当でない特許には、理論上勝てる。

と妄想する

 

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人間は合理的ではない件

マクロ経済学では「人間は合理的」で「神の手」が調整するらしい。ところが飲酒・喫煙・買春・麻薬、その他不合理の極みのマーケットが幅を利かせている。
だからこそか政府の貧困政策や経済政策、犯罪対策、幾多諸々は上手く機能していない。 

結論:人間は合理的ではない。

幾つかの簡単なメカニズムを紹介しよう。

1)多くのデブは減量したいと願っている、マスコミや医者に健康面で脅かされている上、社内の評判も「良くはない」。しかし、腹が減れば食うし、家庭へ毎日帰る方も減量は成功していない。癌かなにかの病気になって死ぬ間際に痩せる程度である。

2)喫煙者の多くは「煙草を止めたい」と思っているであろう。喫煙に使う費用を何かに流用できると考えれば、喫煙が健康を損なうのは喫煙者が一番よく知っているわけで。また海外旅行などの閉塞空間で「次は何時吸えるか」を考えるわけで、あまりに馬鹿馬鹿しい。

3)アル中を自覚したときには止められない。若い頃の休日では体力に任せて一日中飲んでいても、ふと無理が効かなくなったときに減酒・禁酒できるか?できない。煙草と同様に飲むことが習慣になったら辞められない。

4)ギャンブル(パチンコ・スロット)も、習慣化であろう。仕事が終わって毎日行くとか、休日の娯楽とか。

覚せい剤などの麻薬を危険視するのも、幻覚度が高い以外は上記と似たようなものではないか推察する。人生破滅の危険度としては麻薬も上記もあまりかわら無い気がする。

 

では、何故止められないかと言うと、『習慣』なのではないかと思う。デブもエキササイズ等で摂取したカロリーを消費すればいいのであろうがそれは結構大変である。また運動する習慣があったひとが運動をやめて太るとかよくある話。
2), 3), 4)は「暇ならついつい」で、その毒薬を理解していても習慣になってしまったら断ち切るのが恐ろしい。

悪の習慣が数年以上続くと改善は難しいという事である。
植木等ではないけれど「わかっちゃいるけどやめられない」のである。 

 

そういうのはよくある話だと思う。貯金が貯まらないとか、同類なのだよ。

参ったか、(自分を外して)他人を合理的に判断するキレイごとを語る奴よ!!

 

病気の方などでは「先生のいう事」を押し付けられているという事案もあるかもしれません。堂々と不合理を述べても良いかもしれません。しかし、その責任は自分です(なんとなく受け入れられているという事案はだめ患者でしょう)。家族の方との意思疎通も大事でしょう。

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原発停止は民意か~新聞公器はもうちょっと現実的な主張を願う。

朝日新聞が反原発のキャンペーンを行っている。

そのこと自体は世論形成の問題なので仕方がない。民意が望むのであれば原発停止も致し方ないとは思う。

問題は「費用」と短期の供給問題が抜けている点である。

原発再稼動を諦めるなら「環境問題」をすっとばしてLNG火発を増設し、中長期的には石炭火発の増設が必要である。

「反原発」にだけ熱心な新聞は弱みを見せては負けると思うのか、とにかく情緒的である。

 

東電の方へ、朝日新聞の主張の通りの供給を「あえて」行ってみては如何?彼の新聞は電力が足りていると主張する。だったら努力すればするほど新聞に叩かれるわけで、実験してみればいいと思う。「足りてないぞ」と。

費用も全部スライドで載せれば良い。「社内努力で」という御仁には「家庭内努力で対応を願う」でOKである。

政府の言う「日本への投資を招く」とか薄ら空々しい。将来の電気代が決まっていないのに投資から逃げるのは当然であると思われる。

上記を鑑みると「声のでかい高給新聞」には、政府は態度をはっきりするべきだ。無視するか、きちんと対話すべきか。

政府与党内でエネルギー問題が冷熱なのが象徴的だけれど、政府の優先課題順位に違和感をすごく感じる。

(集団的自衛権と中長期エネルギー問題とどちらが大事なのかと強く感じる)

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異教徒を許せないテロの根源は貧困が理由なのか

標題の件、素人です。じわじわ違和感があります。

私は日本人で、ほぼテロとは無縁な生活を送っています。
一方で富の偏在が暴動を巻き起こしたことも知っています。日本史では(富山米騒動等)圧政で対処したというよりは警察力で対応し、貧困への対応も政府が少なからず施したという認識を得ています。 
一方で中国史では(政府の施しが無里な規模なので)農民の飢えが易姓革命を促したと理解しています。

イスラム教のテロリズムは本当に貧困が原因で起こっているのか?はなはだ疑問です、集金能力があればこその武装ですからね。

 

グリーンピースを筆頭とした環境NGOと同じ営利事業なのでしょう。成果で寄付を募り、環境NGOと違うのは略奪も営業活動。共通するのは武力活動を辞さないことで賛同を得る姿勢である。

W2後、敗戦国の責任を追及し、東西冷戦を緩和して軍事縮小を実現したが、中東は依然きな臭い。戦争は儲かるのだ。その事実を認める必要がある。反戦主義者もだ。 

 

経済がイマイチの米国は世界の警察を辞職する様相なので、彼らの動きは活発である。
彼らは石油への影響力があるので世界への経済への影響が高い。そのことを知っているからこその活発である。 

 

日本人はどう考えるか、どう対応するか。
1)投資先を絞って「勝手にやってよ」と高見の見物を決め込むか(石油資源の取りっぱぐれを認める)(先進国としての人道的な配慮虫)
2)人道主義を世界に訴えるか(同上)(テロ対象の可能性高し)
3)訳が分からないなりに世界情勢についていく、テロの標的になる可能性高し(石油利権の確保)

今後の動向と、エネルギー政策の舵取りが難しい。
原発再稼動で揉めてること自体お花畑で、まともなエネルギー論を議論する土壌がないことが不幸だ。不幸というよりも馬鹿だ。
 

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反戦主義者とタカ派は中国との小競り合いに我慢できるか

「日中有事」の可能性は~日経ビジネス

文中に海南島事件の記述がある。引用すると

引用~

仮に中国軍機が墜落し、中国人パイロットが死亡したらどうなるだろう。これは2001年、海南島沖の南シナ海洋上で米軍用機と中国戦闘機の接触により中国戦闘機が墜落、米軍用機が海南島に不時着し、身柄拘束された、いわゆる海南島事件の先例がある。

 この時は、中国側が押収した米軍用機の返還に合意するまで7週間あまりかかった。当時、私も海南島で現場取材にあたったが、印象としては、交渉は終始、中国側が有利に立って行われた。中国戦闘機の方が挑発的行動を先にとったのだが、人命を失ったのは中国側であり、米国側は米軍用機を乗員もろとも人質に取られる形となった。中国にとってはパイロット1人を失ったことよりも、米軍用機の機体調査が心ゆくまで行えたことの方がメリットだったとも伝えられた。

~ここまで

本文でも記されているがパイロット1人の命の重さが日中で違うために、日中で小競り合いが起き、人命が失われた場合、日本は冷静な対応をとれるかということである。
米国ですら米軍兵士の身柄をアルカイダ?と交渉したのである。 

スクランブルでの接触でなくても、中国漁船や中国警備艇と海上保安庁との小競り合いで日本側に犠牲者が出た場合も含む。

 

恐らく極少数であるタカ派は「報復戦」を主張するであろう、それはそれで小競り合いには我慢できないわけである。

一番恐れるのが「平和か戦争か」の二択での思考しかできない反戦主義者である。小競り合いが起こった以上、それに対処しなくてはならないのであるが、戦争を拒否するあまり、中国との対話を閉ざし、中国の狼藉を容認するような世論が起きることである。
「犠牲者」が出ると、極端な反戦主義者でなくても陥りやすい現象だと思う。こうなると反戦主義者と同じである。

そして対応までの時間を浪費すれば、中国の目的は完了である。

中国は「日本は防衛すらできない」と理解する。

EEZ上の小競り合いだと米国も強い対応をとらないであろうから、中国は日本領海近辺での小競り合いを成し遂げれば完璧である。

幸か不幸かいつでも攻撃できるところは後回しになるであろう。その間、アメリカが叱咤激励し攻撃できる態勢を整えるか、株価の暴落が先かである。アメリカの叱咤激励が効いたとしても日本の地政学上有利は消え去る。

すると中国は沖縄の目の前で漁業を行ったり、海底調査を行うであろう。

 

集団的自衛権とやらも結構であるが、中国との小競り合いのシュミレーションを政府ではなくマスコミが検討して欲しいモノである。タカ派の自制と反戦主義者の覚悟をという意味で。

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スマホ禁止車両を望む

僕は田舎者で身体に触れられるのが嫌いだ。部位の違いもあり、肩はいいけど腕は嫌悪感を菅実とか。関東人の他人への接触の無遠慮さは尊敬する。荷物を他人に当てらるのも僕にはストレスだ。
痴漢とそうでない事象はそういう文化が起源だと思っている。関東人の接触の作法がかなり緩いことが起源ではないかと思う。

標題の件、スマホの使用は頭部付近の体積を多く占有する。通勤電車で新聞の読み方が下手糞なおっさんが大量に存在しているのと同義な訳である。

具体的には前面のスペースを電話が確保し、他人のスペースを侵食する。また前部のスペース確保が難しい場合には背を反るとこにより、後部のスペースを侵食する。

お互い様だと思っている関係諸氏については何も言わないので標題の件である。スマホ禁止車両を2割くらい作って欲しい。

この場合座席でも厳格な運用が必要である。スマホを使用する際に肘を肩幅以上に拡げるスマホ使いが多い。また肩は動かないが肘はこまめに動かす。不器用な御仁は片手で運用できない。よって彼らは隣の人の腕を突(つっつ)いているか、突(つ)いている状況なのだ。

スマホは個人の占有スペースが多く、無頓着なスマホ使いにより、個人スペースを浪費・侵略して、僕のような接触を嫌う人間に不快を与えるのである。

新幹線の座席でも同様である。肘を張って隣席のスペースを侵略する方多数。キーボードを静かに打てない老人とともにスマホ禁止車両を作って欲しい。

 

 

荷物を下に置き、床面のスペースを確保して、駅での人の流動を阻害する子供と同じである。 

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佐川とヤマトの成績評価結果

最近、女流お仕事(エンタメ)系小説で「星間商事株式会社社史編纂室(三浦しをん)」と「吠えろ!坂巻記者(仙川環)」を読了。

仙川さんはベストセラーを捨てて先にこちらでデビュー。「終の棲家」も読むかな。両者でいえば個人的には三浦が圧勝、でも緩さは同次元の、エンタメ系でした。

 

閑話休題。

 

僕は消費財メーカー研究所容器担当。容器と包材の仕様確認を担当している。

多くはないが、段ボールメーカーとの打ち合わせもある。製品の合理化や1回こっきりの企画品(店頭ディスプレイ商品)の検討である。検討内容は什器の外装廻り(外箱)が主である。

棚に掛かった什器もそのような検証が行われているということだ、当然だけど。輸送で什器や商品が傷まないか、輸送効率が上がらないかと考える仕事が少なからずあるわけである。僕も知らない世の中にはあらゆるところに仕事の手が行き届いているのである。

 

というように輸送業者を使った荷物の受け渡しが頻繁である。容器包材担当者としては「輸送テスト」というのは必至であり、多分どこかしこでも行われていると思う。800kmを移動させるのが王道とされ、以前は輸送テストを承る輸送業者も居たと記憶している(footwork)。

僕は個人的には積み下ろしの回数・配送所の経過数で決まると思っていて、距離は関係ないかなぁと。また商品はパレット単位で卸に行くので、段ボール(外装単位)の輸送強度はあまり必要ないかもしれない。しかしメーカーとしては段ボール単位の保管や輸送強度が問題となるわけでいろいろと調査している。

積み下ろしの回数が輸送テストの本質であれば、輸送業者の荷扱いのレベルのウオッチは短距離でも有効ではないかと思っている。そこで実験をしている。

 

前提として10年以上前は「佐川クオリティ」と荷扱いが酷いとまことしやかに噂されていた。極論すれば輸送テストは佐川で、大事なものはヤマトでみたいな。
僕の職場では輸送テストは多いわけだ。なので同じ宛先に同様の荷物を送付する場合は、僕の会社に来ていただいている佐川社とヤマト社で分けて同一宛先に送付するようにしている。(輸送品質ウオッチを行うわけである→地域差があるはず)

横浜近辺結果であるが
「4梱送った」とメールをして「2梱しか届いていない」という問い合わせは多い(配達時間は違うからね)。だが輸送品質にはあまり声は無い。ただし違いはありそう(2014/6月現在)。

 

テストの結果の開示はやめておく。輸送会社の営業所によって結果は違うだろうし、あくまでウオッチ案件だからだ。

 

段ボールメーカーの営業マンにこの事例を話したらびっくりしていた。ここ(blog)でこんな重要な情報を無料で開示するのは不適切(儲けのネタにしないという意味で)かもしれないけど、関係者は事例をupして輸送業者の実力をbrushuupしよう。

しかしこういう実験は楽しい。

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集団的自衛権に反対する

標題の件、安倍総理の信念を疑っている。反戦家が「戦争をできる国にしたい安倍総理」というようなスローガンを述べているが全く以ってその通りだと思う。安倍総理が考えている自制や戦局拡大を内閣の決定で決めることに違和感を感じる。

ちなみに僕は限定的な集団的自衛権には賛成である。PKO等の活動で機雷・地雷除去の共同作業や友軍が攻め込まれた時の対応などは対応できたほうがいいと思う。でも安倍総理の信念は、未来の内閣に伝わるかは非常に疑問が持たれる。中国の暴発に過剰に反応するとか、米国から他地域への友軍派遣の要請に断れるとか。

公明党に期待したいのは、日本の自衛権発動の、所謂「グレーゾーン」への対処であろう。漁船の小競り合いやスクランブルで武力が発動するシステムをどう考えるかという点だと思う。漁船が武装していたり、数に頼んで海保の船を囲んだりした場合はどうするのかということである。

喫緊では海上保安庁と海上自衛隊の活動方針を束ねることであり、無駄に中国を刺激する集団的自衛権の確立はあと10年は議論していただく案件だと思う。安倍総理の個性で拙速に決めることではないと思う。

現在は全方位喧嘩の中国が相手だと思うけど、中国の不人気(というか理不尽)に乗っかるという事自体がおかしい。冷静に議論ができていない、新聞も「中国」を意識しすぎている。

 

ちなみに僕は安倍総理の軍拡に失敗した明治~戦前の情緒を美しいと訴える姿勢が大嫌いである。だからあまり鵜呑みにしないで欲しいとも思う。

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クールビズへの雑感

優先席付近ではスマホを使わないように強力なキャンペーンを打てないですかね?

スマホ民の少なくないデブが脇を拡げて肘で周りを突っつき、身体の前面にプライベートスペースを多く取るので邪魔でしょうがないんですが。田舎民の私としては身体を突っつかれるのは非常に不快な訳です。えーそいつらは殆どデブと熟年です。

無駄なスペースを取らない民の安らかな場として優先席付近は活用してもらいたい所存であります。

座席でもいろいろと不快な現象が起きます。先ずはインキンタムシ男子ですね、股を拡げて何を見せたいのでしょうか?プライベートスペースという概念が無いのですね多分。彼らは新幹線や飛行機のシートでも他人のスペースを奪うのでしょう。屑ですね。

次に脇広げですね、デブ。肩幅以上に脇を拡げるのは邪魔というより迷惑です。頻繁に肘を動かして突っつくのは勘弁してください。

 

閑話休題。上記は『だらしない』振る舞いと僕は理解しています。しかしビジネスの場で『だらしない』のにも些か嫌悪感を感じる次第です。喫茶店で汗を引かせるのがマナーではないでしょうか。僕は研究職で、当地には取引先の営業職の方々が少しくらい汗を引く為のスペースが用意されています。僕の取引先は幸いにも暑苦しい方はいらっしゃらないのですが、当該ビルには結構そういう方が居てびっくりします。

『クールビズ』は妥当な提案だったけど、営業の姿勢を見られるという悪のツールになったのではないかと思う。自由過ぎて、本来であれば下着であるシャツのさらに下着まで見せ付けられる状態になった。
以前であれば取引先に向かう前に喫茶店で「汗を引く」所作があったと思われるが、今は何でもアリの様相である。
シャツの下っ腹の間を見せ付けられても不快でしかない。

 

おっさんでもドレスコードが行き渡らないので若者にそれを願うのは無理だ。まぁその意味が分かる人(教えに忠実な人)は得をしているわけだが。私見だが殆どのデブはドレスコードを理解できない。

 

というのは愚痴でようは「電車で俺の身体に触るな」ということである。お付き合いいただき感謝。

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クレジットカードの雑感~DIME14/07

今月号(14/07)DIMEを読んだ。テーマはコンビニ。

ここでコンビニでのカードサービスが紹介されていた。nanaco と view が最強すぎる。強みは前者はイトーヨーカドーとセブンイレブンでのポイント率の高さで、後者はsuicaの汎用性の高さ。弱みは前者は該当店以外にはポイントが期待できない、後者はnanaco程還元率が高くない。

モデルはJRの定期で通勤して、近隣にヨーカドーとセブンがあるというもの。関東では割と一般的ではないかと思われる。車(徒歩・チャリ)・私鉄通勤者は関係ない。僕の自説どおり「一番多く金を遣う業者の発行するカード」を利用するのがいいと思われ。(DIMEに載ってなかったのでpasumoは知らん)

還元率が高いnanaco(2~3%)の弱点は7&アイグループでしか高還元率で決済できないところ。7グループ以外での決済は死票である。家の近くに7グループがあっても、職場近隣の商業施設が7グループでなければ死票である。7グループ以外の流通はnanacoを認めないようだ(GMS, 食品スーパー、コンビニ等)。

一方でsuicaオートチャージの還元率は低い(1.5%)が汎用性に富む。近隣出張も、少なくないコンビニ・スーパーで決済可能である。態々チャージしなくてもJRの改札を通れば勝手にチャージしてくれる利便性も見逃せない。pontaやTカードの現金会員になればその分還元率は個々で上積みされる。

あくまで関東圏JR東定期使用者の話である。もちろん利用先に応じてwaonとかもあるとはおもうけど。

 

どや。毎回DIMEのクレジットカード記事は還元率だけを論じた記事で酷すぎたが、コンビニ特集で事実が露呈された。楽天・マイル全無視、もちろんそれらの支払額がコンビニ・スーパー、電子マネー決済よりも多ければ正しいのだが。

 

6/18追記
nanacoとwaonの両方を使えるショップは無いか少ない。非流通系のsuicaはそうでもない。流通系電子マネーはコンビニやスーパーで結構不便。

三井系(exららぽーと)の電子マネー嫌いっぷりも異常、レジに端末が無い。まぁカードでというならそうするのだが、カード端末も無い。

 

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法人税減税より先にやること

法人税減税が叫ばれているけど、なんのためにやるのだろう。配当への2重課税への配慮だろうか。

どちらにしても、「投資を呼び込む」為ではかなろうか、民間・海外からの直接投資・企業の設備投資。投資が無ければ成長も難しいわけで。

で、先行き不安定であれば投資も躊躇する、まぁ先送りだ。政治家の嫌いな現預金だ、いや海外に投資だ。

その最大限の不安要素は『電力量』と『電力費』である。数年後の電気代が分からないで20年先のために投資するのは馬鹿というものだ。政治家と電力会社は最低でも5年後の電気代を明示すべきである。

震災後オール電化の家を買った人居る?LNGによる燃料電池も。居る分けないよね、両方とも供給が不安定だからだ。そんな状況で大きな設備投資をするのは馬鹿というもの。家庭での投資を考えたら企業の姿勢も当たり前である。
(企業は家庭と違ってリスク分散ができるので上記の表現は必ずしも正しくは無い。) 

もっとも太陽光発電投資は政府の買取保証があるから、リスクの少ない投資である。家にパネルの投資をしてもリターンが確保できるようであればやればいい。

いわゆる「民意」というのがあるので、計算どおりには政策を進められないのは分かるけど、大本が不安定であれば「何やってんだか」となりそう。

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エポックメイキングは結構起きている

先日、紙カップ関係屋さんとお話した。一方で缶屋さんとも。

コンビニの100円コーヒーは爆発的に売れており、紙カップ業界も賑わっているらしい、もっとも発注元の徹底的なコスト管理で全く儲かっていないとのことだ。今はアイスコーヒーの時期で生産は多くないとのことらしいが、そろそろ増産らしい。儲からないので設備投資はしないらしいとの事。
プラカップ業界も同様であろう。アイスコーヒー担当は今が最盛期で、季節性の商品には利益を載せないと投資はできないのかしら。

この結果、コーヒースタンドや缶コーヒーの売上げが落ちているらしい。金額はともかく「摂取する水」の量は変わらないわけで、金額的市場が大きくなることはあっても絶対量は変わらないわけで所詮喰い合いである。

家電で「ガラパゴス化」とか批判があるけど、結構こういう消費のシフトはある。業界人としては恐ろしいけれど。

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便乗値上げと共有地の悲劇と

最近、三重大の漁業資源管理学の勝川先生に感化されている。以下そういうことで。

震災時に「危急時の便乗値上げは正当」なのでないかとエントリーを挙げた。危急時にサービスを継続するにはコストがかかるので便乗値上げをするべきだと述べた。便乗値上げを非難されることを恐れてサービスを提供しないよりは、バイトを高給で募って店を開けるのが正しいのではないかと問うた。また継続的な商売(ビジネスホテル等)ではご贔屓を優先する代わりに高コストのお代を頂くのはビジネスだと主張した。ぼったくりは持続的な商売を求めていないので却下した、下記の白タクを受け入れるかどうかということ。

これがとても評判が悪かった。

その評判が正しければ、固定店舗型のサービス業であれば、サービスを継続する代金を載せられない。そうであれば店を閉めたほうがいい。それで市民はいいのかしら?

僕は超絶ぼったくりをしていれば今後は利用されないであろうから、順当な値付けをすると思う。実際に震災当時横浜駅周辺では2時間制で市民を癒していたと思う。それより悲しいのは少数の従業員が居たにも関わらず店を開けられないという処置である。従業員が集まらなければ開けられないが、限定的なサービスは提供であろうし。自転車通勤近辺のバイト君を高額で釣るということは、通常の値段での営業は利益率からいって無理だったであろう。そもそも一回は家に帰って震災の状況を確認したいし。それも全てコストである。

コストを載せて開業する方が企業としてよりは市民へのサービスだったと思う。しかし僕が感じたのは市民が「便乗値上げ」を拒否するあまり、結果サービスを受けられないという事実が悲しいだけだ。

 

閑話休題。便乗値上げは財布と相談する必要がある。サービスの本質が試される。当日は白タクでも歓迎されたと思う。そういう価格や規制の柔軟性に怒る人が居るという不思議である。

震災当時、僕は横浜駅まで歩いて、電車が止まったことを確認して職場まで戻った。途中コンビニで酒を買って職場で飲み明かしたが、コンビニ店員も逃げて良かったのに。コンビニ店員が逃げなかったことが、他人にもいろいろと強制するのであろう。時給を上げて、店頭価格も上げて、開店を維持するのが「有用」だと思うのだ。


貧乏人はヨーイドンの方が諦めが付くらしい。結果平等である。何かの偶然で居酒屋の席をゲットできたとかを尊重するのである。弾かれる人の方が多数なのであまり罪悪感は無い。経済学的合理性を用いるより単純平等が分かり易くて、ヨーイドンが大好きなのである。

 

既視感がある。「共有地の悲劇」である。
先に挙げた勝川先生の論によると、日本の漁業は既に色々と食い尽くしており、持続可能性は無視されているとの事である。歴史的に言えば鰊・鱈・鯖・鮪・鰻、次は鰹だろうか。ことごとく漁獲量が減っている。
明治以前であれば、ヨーイドンで採り尽くすことはなかったであろうが、文明が採り尽くしている。

多くの日本人は潮干狩りが典型で持続的でない、採り尽すゲームが身に沁みているのである。ようは便乗値上げによる価格調整、または産調整が大嫌いなのである。

 

結論

日本人は「みんなでヨーイドン」が好きだ。その結果
1)共有地の悲劇を地で行う(例えば漁業)
2)大事故が起きれば被害者総負けで、 価格調整や供給調整ができない。機会平等を大原則とする。

「共有地の悲劇」と「便乗値上げ反対」はすごく親和性が有ると思う。

もうちょっと柔軟に考えようよ。以前台風で「電車が止まってから帰宅命令」が出た。アホでしょ。←管理職や指導者ではなく、言う事を聞いて嵌る馬鹿(僕のことです)が。

先進国の日本人は中国や韓国を見下して、自国民の何が欠点か知らないようだ、欠点だらけだからね。 

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