以前太極拳仲間で上海に行った時、飛行機から富士山が見えて、私の隣で、窓際に座っていたお兄様が撮った写真をいただき、いつか描きたいと思っていたのだが、その日がようやく来たようである。
絵の先生によれば、富士山は左右対称であるがゆえに、描きづらいところがあるそうだ。幸い写真には左右対称ではない姿が写っていた。
絵の塗り方に悩んでいる私、以下の3通りで輪郭線を描いたものを用意。
1枚目:耐水性のアクリルインキで描いたもの
2枚目:にじむ黒い万年筆インキで描いたもの
3枚目:にじむ青い万年室インキで描いたもの
それぞれを思い思いに塗ってみたのがこの三作。
冒頭のものが一番オーソドックスで、私の見たイメージに近いけれど、
2番目と3番目も、面白く描けたんじゃないかと思う。
富士山の表情はいつも同じではないので、いろんな富士山があってもいいんじゃないかと思う。