落ちたオクラの花を食べてみた

昨日咲いて、萎んだオクラの花。

今日会社から帰ってきたら、ポトッと床に落ちてた。

ふ～ん、このまま萎んで茶色くなっていくのかと思ったが、黄色い色を保ったまま落ちるのね。


折角なんでちょっと開いて見ると、アオイ科特有の花芯・・というか、雄蕊どうし合着して筒状になったものが見える。（オクラはアオイ科トロロアオイ属だから。）

写真で言うと茶色い●のあたり。撮ったつもりなのに、あまりちゃんと写ってないな。

さて、この落ちた花どうしよう。このままゴミ箱行きでもよいのだが、ちょっともったいない。

オクラの花が咲いた時、これからどうしようと思って、オクラの花でサイト検索してみたら、花オクラを使ったレシピがいっぱい出てきたなぁ。

花オクラとはオクラの近縁のトロロアオイのことで、オクラにきわめて似ているがもっと大きな花が咲き、花を食用にできるが実は食用に適さないんだそうだ。

ま、私が育ててるのは花オクラじゃなくて、ただのオクラだけど、この流れで行けば、花も食べられるんじゃないか・・と思っても不思議ではないよね。


ってことで、水で洗って、ちょっと醤油を垂らして食べてみたのよ。

お・・・・オクラだ・・まさに・・これはオクラだ！！

トロロアオイ属の名に恥じぬ、トロッとした粘りがあり、落ちた花なのに味も悪くない。


そして、花弁が落ちた後の、ガクの中を覗いてみると・・・


を、オクラの実のお尻になるであろうモノが、まるで桃のように鎮座しているではないか！

あ・・そ～いえば、スマートフォンに付けられる接写用レンズ、持ってたんだったけ・・全然使ってなかったけど。

ということで初めて接写用レンズをiPhoneにつけて撮ってみたのがこの写真だ。悪くないね。

花が咲いてから１週間ぐらいで、オクラがちょうどいい大きさになって、食べれるはずなんだが・・・今日から急に冷え込んだからどうかな～。

花が食べられることを知ったのは儲けモンだったけど、やはりオクラを育てる以上は、早く実を食べたいのであった。