さぶりんブログ

音楽が大好きなさぶりんが、自作イラストや怪しい楽器、本や映画の感想、花と電車の追っかけ記録などをランダムに載せています。

【まがいもん武器の館】鹿島神宮の御神刀

2007-03-08 23:59:55 | まがいもん武器の館
今週のココログのトラックバックテーマが「春到来! 新生活の心得」というお題で、来週から職場と仕事が変わる私にとっては、まさにうってつけのテーマのはずなのだが、まだまだ現場所の仕事の片付けに追われていて、新生活のことを思っている余裕がない。(一応、先週AOKIで新しい背広2着オーダーしてきましたがね。)

今日も職場の上司と同僚に、送別を兼ねてベトナム料理に連れて行ってもらい、ダイエット中であることも忘れて腹一杯食べてきたばかり。明日の夕礼ではお別れの挨拶をしなきゃいけないのに、まだまだ片付けたい仕事のことが脳裏を離れず、本当に異動するのだという実感が沸いてこない。
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で、何でまた武器の写真なの・・・ということだが、これは私が10年前に生まれて初めて一人暮らしを始めたときに、護身用に毎晩枕元に置いていた木刀なのだ。一応、過去の新生活にちなんで書くということで、今回はご勘弁を。
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日本刀が現在のように反った形になるのは、平安時代中期と言われる。平将門を破った藤原秀郷の刀には反りが入っているが、平安時代初期の坂上田村麻呂の刀は直刀であったといわれる。私が大好きな大化改新~壬申の乱~藤原京の時代、男達は直刀で戦ったということだ。そんなわけで、私はずっと日本の古代刀に憧れていたのだが、20代後半の頃、神社仏閣マニアだった私が鹿島神宮に行った時、そこに日本で最長の古代刀が祀られていることを知った。

3メートル近い直刀で「黒漆平文大刀拵(くろうるしひょうもんたちごしらえ)」とか「布都御魂剣(ふつのみたまのつるぎ)」「平国剣(ことむけのつるぎ)」などとも呼ばれており、むろん国宝である。


写真の木刀は、この御神刀のレプリカとして鹿島神宮で売られていた木刀であるが、直刀であること以外は本物とは似ても似つかぬこの木刀を、当時古代刀に憧れていた私は飛びつくように買ってしまった。重量感もあるので、たまに寮の屋上で素振りしたりして楽しんでいたのだが、一人暮らしを始めるにあたり、この刀を守り刀としてずっと布団の脇に置いて寝ることにしたのである。

以来10年。固く守られて、いまだに一人です・・・・なんちっち。

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