さぶりんブログ

音楽が大好きなさぶりんが、自作イラストや怪しい楽器、本や映画の感想、花と電車の追っかけ記録などをランダムに載せています。

ブラタモリ 「城崎・豊岡〜“影の主役”は玄武岩?〜」を見て

2020-12-13 22:18:14 | 映画・番組等、各種鑑賞録

この回は感動したなぁ。

城崎と言えば、母の還暦祝いに家族で行ったことがあり、当ブログにも以下の絵を載せたことがある。

今回のブラタモリは、温泉には目もくれず、玄武岩ばかりに焦点を当てていたのだが、私もちゃんとこの絵の中にそれをしっかり書き込んでいた。そうそう川の両側の黒っぽい石垣・・これは玄武岩でできているのだ。城崎は一度震災で壊滅的な打撃を受け、再建する際に、近くの玄武洞というところから玄武岩を沢山採ってきて、石垣を作ったのだ。

その玄武洞・・・アシスタントのアナウンサーが思わず「妖怪みたい」と口走った、なんとも見る者を圧倒する素晴らしいお姿なのである。玄武岩は溶岩が冷える時に縦に亀裂が入り、六角柱のようなものが並んだ姿になるが、玄武洞の玄武岩は横からも亀裂が入っており、これは谷の中に溶岩が流れ込んだ関係で横からも冷やされたからじゃないかとか、自分の重さで亀裂が入ったのではないかとかいろいろ言われているが、その縦横に亀裂が入ったおかげで、玄武岩をほとんど加工せずにブロックの形で持ち出し、石垣に使うことが出来たというのだ。

で、先ほど「妖怪」という話が出たが、玄武洞のさまざまに亀裂の入った様子や、六角柱の様子から、四神の玄武みたいということで、玄武洞の名が付き、さらに玄武洞の岩ということで、玄武岩という名前がついたらしいのだ。まさにここは玄武岩の名づけの親なわけだ。

ということで、私も懐かしくなって、棚で眠っていた玄武ちゃんを取り出してきたよ。どこで買ったんだったかなぁ。若い頃、屋台というか仮設店舗みたいなところで買ったような気がするが。

高校生の頃、キトラ古墳が発掘され、その壁画に書かれていた玄武の姿が新聞に載った時、私は魅了された。その後玄武は、高松塚古墳の壁画にも描かれていることを知った。玄武は、若い頃夢中になって読んだ「幽遊白書」という漫画の中では妖怪として出てくるため、「妖怪みたい」という発言は、すごく的を射た発言だと思うのだ。

久しぶりに磨いてあげましたよ。玄武ちゃん。

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