崎陽軒／膳まい限定「特別弁当」

このブログを書こうとして気がついた。

崎陽軒のシュウマイって、シュウマイではなく「シウマイ」なのか・・・と。

子供の頃、シウマイは腐るほど食べた。両親が横浜で買ってくることが多く、特に陶器製のひょうたん型の醤油入れは、捨てるの勿体無いと思いつつ、捨てなかったらどんどん貯まってしまうだけなので、やむなく捨ててたっけ。

横浜を離れてからこのシウマイの価値がわかった。いつぞや横須賀線に乗った時、大船駅から鎌倉方面に向かう途中でふっとこのシウマイの匂いがした。そう、１両に１人でもシウマイの包みを開ける人がいると分かるのだ。オヌシ・・食うてるな・・と。

思えば崎陽軒のシウマイは、世間一般で売られている普通のしゅうまいよりスパイシーで味が濃密である。だから崎陽軒以外のものを食べてもパンチが感じられず、欲求不満に陥るのであった。

そんな横浜名物、崎陽軒のシウマイが実は東京駅でも買えることを知ったのは、恥ずかしながらつい最近である。「膳まい」という売店である。高級感に惹かれて、膳まい限定の「特別弁当」なるものを買ってみた。



なかなかゴージャスで美味しかったけど、横浜の人間としては、シウマイがもうちょっと入ってないとちょっと寂しい。



そんな人用にか、シウマイだけのこんなミニパッケージもあるのだ。



昔懐かしの陶器製の醤油入れは入っていないけど、ま、ミニだからしゃあないか。でも特別弁当＋ミニなシウマイですっかり横浜気分に。



でもパッケージを裏返してみると、これって崎陽軒東京工場で作られたもんなんだよねぇ。しかも江東区大島という、今の活動エリアにも地理的に近いところ。う～ん、横浜気分も半減だけど、東京で食べられるだけでもありがたいと思わなくっちゃ。