ハングル講座は、過去何回か挫折しているが、ようやく一つのコースを聴き終わったことになる。今年度は変則的で、4~6月の内容を7~9月に繰り返し、7~9月に放映する予定だった内容を10~12月に聴いたから、これをまた1~3月に聴き直すことになるが、ほとんど落ちこぼれている私にとっては、3ヵ月ずつ復習できるのはとてもありがたい。
さほどにハングルは難しいので、適当にツッコミを入れながら、ツッこんだことぐらいはちゃんと覚えるようにしようと思う。
今回の最終週は美味しいネタがいくつか転がっていた。
極めつけは「オソ(어서)」だ。これは「早く」という意味だ。これではあべこべではないか。
でも、なんとなく分かるぞ。
例えば、朝、出勤で急いで改札を通ろうとする時に、目の前に歩きスマホの人がいたとする。
思わず「遅!」と文句を言いたくなるシチュエーション。もし、口に出せば、日本人も韓国人も急いで改札を通ってくれることだろう。
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もう一つは、「そろそろ」は、ハングルだと「するする(슬슬)」なのだ。これは覚えやすいっていうか、ちょっと笑えるなぁ。
「そろそろ行きましょうよ」って声掛けたら、「は~い」と答えてスルスル行ってしまうかも。そんなにスルスル行かんでも~。
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あと、「ぞんざい体」なるものがある。親しい友人や目下に対して用いる、くだけた表現のことである。
ですます調のやや丁寧な言い方でヘヨ体(アヨ、オヨ、ヘヨで締める)というのがあるが、ぞんざい体はヨを取って、ア、オ、へで締めるのだ。
面白いなぁ。例えば日本語だったら、です→ですよ・・みたいに「よ」をつけることで、親しみを込めた言い方になるのに、逆に「よ」を取っちゃうんだから。