夢をかなえるキャッシュフロー表

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インドのハイテク産業はカースト制度の落とし子だ。

2024-02-19 10:56:40 | FP
インドの人口は14億人を超え、中国を抜いて、今や、世界最大になったと言われている。人口ボーナスと呼ばれる勤労世代の増加によって、GDPは世界第5位に躍進している。新興各国も、この人口増が国家躍進の切り札だとしているのだが、最近、この説に疑問が投げかけられている。インドが思ったほどのGDPの増加を成し遂げていないからである。だから、今は人口の量よりも質が問題だとされているのである。インドの問題点は何かと上げれば、真っ先に社会を構成するカースト制度の存在だと言われている。カースト制度とはバラモン(司祭階級)、クシャトリア(王族・武士階級)、ヴァイシャ(商人階級)、シュードラ(農民・サービス階級)で、その下にダリトがある。最近ではこの枠組みの崩れ始めたとはいえ、未だに人々は自由に職業を選べない社会なのだ。だから、多くの有能な人たちは新産業であるソフトウエアーの産業に身を投じる。これら新しい産業はカーストの枠外だからである。だからこれまで、インドのハイテク産業は急激な伸びを示した。しかし、それにも限界があるのだろう。ロイターの報道によれば、インドのソフトウエア・サービス企業協会は16日、同国テクノロジー部門の2023年度(24年3月終了)の売上高の伸びが半減するとの見通しを示した。売上高は前年比3.8%増の2539億ドルと予想。前年度の8.4%から伸び率が鈍化すると見込んだ。(くちなし亭、2024.02.19)

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日本は急速に移民国家に変貌している。

2024-02-18 10:32:44 | FP
私は墨田区に住んでいるのだが、ここは観光客が訪れる場所でもない。しかし、明らかに外国人と思われる人たちがしゃべりながら歩いてくる。手をつないだカップルもいる。この街のどこかに住んでいるのである。外国人を多く見かけるようになって久しいのだが、厚労省の「外国人雇用状況」(2020年10月末現在)によれば、日本で働く外国人労働者は前年より6万5524人増えて、172万4328人となったそうだ。2007年に届け出が義務化されて以降、過去最高である。人口減少と人手不足で、企業から政府への圧力は続く。その結果、2019年4月に新たな在留資格「特定技能」を創設した。対象は建設や介護、農業など人手不足が深刻な14職種に絞ってはいるが、一定の日本語能力と技能を持つ技能実習生を「特定技能1号」として、これまで認めてこなかった単純労働に就労可能とする百八十度の政策転換を行った。しかも「特定技能」は2段階方式であり、「特定技能1号」のうち難しい日本語と、建設、造船・舶用工業の2分野で熟練した技能を身に付けた人を「特定技能2号」として、定期的な審査はあるものの、家族の帯同を含めた事実上の永住権まで認めたのである。こうして、日本は徐々になではるが、確実に、移民国家に変貌しつつある。さらに言えば、外国籍の人との婚姻も盛んで、見かけ上、外国人のような日本人が数多く生まれている。私の家内が勤める施設には日本語などの教育を求めて、たくさんの腕白が通ってきている。(くちなし亭、2024.02.18)

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プーチン氏は悪魔のように人を殺す。

2024-02-17 10:25:42 | FP
今日のニュースはロシアの反体制派指導者で政治犯として服役中のアレクセイ・ナワリヌイ受刑者が刑務所内で死亡したという記事で氾濫している。47歳と若い。2020年には神経毒ノビチョクによる暗殺未遂に遭い、意識不明になったこともある。今回も闇の中ではあるが、プーチン指令による殺害だろう。この3月にロシアでは大統領選挙がある。プーチン大統領は自分の対抗馬の出馬を許さない。平和主義者やウクライナ戦争反対派はもちろん、自分よりも歳が若いという理由だけでも、それを許さないのである。どうせ不正選挙なのだから、そんなことをしなくてもと思うのだが、猜疑心が強いのだろう。自分に反対する人たちを次々に、殺害してきた。それも国内だけではない。海外に逃亡したひとたちにまで及んでいるのである。中国も独裁国家で、習近平の独裁化が進んでいるが、政敵に対して、そこまであからさまな殺害は聞かない。これが西洋人と東洋人との差なのだろうか。それとも、北朝鮮でも起こっていることなので、国家の規模が縮小する過程で起こることなのだろうか。(くちなし亭、2024.02.17)

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日朝の国交樹立はあるのか。

2024-02-16 14:33:01 | FP
北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記の妹で党副部長の金与正氏は、日本との関係緊密化に障害はなく、岸田文雄首相が平壌を訪問する日が来るかもしれないと述べた。北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)が15日に報じた。この発言の意味するところは何だろうと思った。一つは、日朝間での水面下での交渉が行われて、だいぶ進展していることが伺える。岸田首相の目的は北朝鮮に連れ去られた人たちの帰国かもしれないが、北朝鮮が核開発に暴走している今、それをひとまず止めなければならないという切実な問題もある。北朝鮮は最近、自国の領土を現在の北朝鮮の領土に改め、韓国と言う国を現実に認める政策に舵を切った。前回にコラムでも書いたのだが、これは北朝鮮が戦争に舵を切ったことにはならない。韓朝両国の国交樹立も視野に入るのである。当然、その前には日朝の国交樹立が果たさなければならないのである。ただし、北朝鮮が援助を求めても、国連制裁に反することはできないのではある。(くちなし亭、2024.02.16)

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マングースもわざわざハブとは戦わない。

2024-02-15 10:44:47 | FP
沖縄や奄美大島では猛毒をもつハブに多くに人が苦しめられてきた。サトウキビ畑などに隠れ、噛まれると死に至る。1910年(明治43年)4月、東京帝国大(現・東京大)の動物学者が旅先のインドでコブラを襲うマングースを見て、ハブの天敵になるのではとガンジス川の河口で捕獲し、沖縄に運ばれ放たれた。そのマングースの数はわずか17匹だったが、それが増えた。一時は沖縄でも、ハブとマングースの戦いがショー化して、人気を博したこともあったほどだ。だが、考えてみれば、昼行性のマングースと夜行性のハブではそもそも、めったに対峙しない。それに、飛べない鳥ヤンバルクイナなどのエサが豊富な沖縄で、わざわざ、毒を持つハブと戦う理由もない。ハブと戦って、100%マングースが勝てるわけでもないのである。私が沖縄に赴任中も、側溝などから顔を出すマングースをよく見かけた。すばしっこいので、すぐに消えるが、こちらをうかがう顔には愛嬌がある。だが、県の鳥ヤンバルクイナには天敵である。マングースのおかげで、数を減らしていた。マングースは元々、沖縄に生息していた動物ではない外来種なのだ。こうして、マングース退治が行われるようになった。わなを仕掛け、奄美ではほぼ絶滅させたようだ。沖縄でも着実に成果を上げている。その結果、ヤンバルクイナの数が増えている。(くちなし亭、2024.02.15)

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