アメリカの大統領選挙の民主・共和両党の予備選が始まって、民主党はバイデン大統領、共和党はトランプ氏にあっけなく決まりそうである。民主党は１月２３日に、本来であれば、ニューハンプシャー州予備選から始まるのが普通であったが、バイデン大統領が選出されずに混乱が起こるのではないかと恐れた党全国委員会の決定で、南部サウスカロライナ州予備選が初戦として3日行われ、バイデン米大統領が勝利した。非公認のニューハンプシャー州予備選でも、バイデン大統領が選出されたので、連勝である。４年前に私はバイデン大統領の２期目は、高齢であり、無いだろうと発言したのだが、政治家というものは貪欲なものである。大統領選はいわゆるスーパーチュースデイを経て、１１月の大統領選挙になだれ込むのだが、興味はすでにトランプ氏かバイデン大統領か戦いに移っている。現在の世論調査ではトランプ氏がやや優位である。さらにもう一つの興味はトランプ氏の法廷闘争である。（くちなし亭、2024.02.04）
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