スイスで7日、公共の場所で顔を完全に覆い隠す服装の禁止の是非を問う国民投票が行われ、51.21%が賛成票を投じ、可決された。スイスではイスラム教徒が比較的に少ないので、大規模な反対運動はなかったようだが、イスラム教徒の女性が着用するベール「ブルカ」や「ニカブ」を禁じる「反ブルカ」投票と呼ばれたのである。だが、世界は公共の場ではマスクの着用を義務付ける国が多くなった。コロナまん延を防ぐためである。「ブルカ」が何を目的に始まったかは知らないが、女性を守るために考え出されたことは間違いないだろう。何せ、そこは日が照り続ける砂漠地帯である。さて、コロナがいつ収束するかは分からない。コロナ軍もしたたかなので、形を変え、時を変えて、人類に攻撃をかける。それを防ぐためにはマスクが必要だとなり、いつの日か、スイスの国民投票で、公共の場では顔を覆うマスクが義務付けられる「用マスク」投票が呼びかけられるかもしれない。(くちなし亭、2021.03.08)
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