コロナによる死者、ミャンマーの市民の死に黙とう。

コロナ感染者数は３月１５日現在、累計で約1億2000万人である。ヨーロッパが一番多く、3700万人、北米が3000万人、中南米が2280万人、アジアが1620万人である。最近の傾向としてはアメリカは目に見える形で、減少している。ヨーロッパはフランスやイタリアで、新規感染者数が増えている。ブラジルは冬を迎えてきたこともあるのかもしれないが、世界の趨勢とは逆に急増し始めた。最近の死者数もアメリカを抜いて、世界最大になっている。累計死者数はアメリカが53万人。ブラジルが28万人、インドが16万人、フランスが9万人、スペイン、ドイツが各々7万人である。ちなみに日本の死者数は8587人、公表されている中国の死者数は4636人である。これを見る限り、人口比で考えれば、ヨーロッパの痛手が良く分かる。さて、世界では今、ミャンマーでも人が死んでいる。軍政に抗議している市民の痛ましい死である。累計死者数は国連の発表で、138人だという。私は口惜しいほどにコロナにも何もできないし、ミャンマーの市民に対しても、何もできない。（くちなし亭、2021.03.16）

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