ペーパー騒動、再び。

先日、家内から日本は紙不足で、大変なことになっているという話を聞いた。その時には、家内が何を大騒ぎをしているのだくらいの気持ちであったのだが、昨日、スーパーやら、ドラッグストアなどを見て驚いた。本当に無いのである。特に、キッチンペーパーが無い。他のテッシュやトイレットペーパーなどは、たぶん豊富な在庫に助けられているのだろう。店頭から消えてしまうことは無く、それがまた、オイルショック時代の紙騒動を起こしていない原因なのだが、確実に、紙がない。紙というのは私の頭の中では外国から輸入するパルプによって作られているというイメージなのだが、調べてみるとずいぶんと国産木材が使われているようだ。その結果、２０１８年の西日本豪雨や北海道地震の影響で、供給量が大幅に減少したことが、今回の紙不足の原因だという。この状況に製紙メーカー各社は一斉に値上げをし始めたという。ただ、原料は木材なので、収穫野菜や果実とは違い、常に存在するので、まあ、一時的なことだとは思うが、パニックにならないうちに収束してほしいものだ。(５月２６日）

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