ニュースをつなぎ合わせると、これからの動きが見えてくる。北方領土問題の解決に向けて、動き始めたような気がする。まず、都議選の惨敗で、安倍政権の支持率が急落したことである。安倍総理が何か、劇的に、支持率を回復する手を打つはずだ。二番目はG20での、安倍総理とプーチン大統領の会談が予想以上に、和やかに進んだことだ。この会談の前には、プーチン大統領はアメリカのトランプ大統領と予定時間をオーバーして、会談している。北朝鮮問題はともかく、アメリカとの間で、何らかの実りある成果があったのんではないか。それはもしかしたら、北方領土の開発にあたり、日米露の３カ国の連携が行われるのではないか。何しろ、トランプ大統領は昔、北方領土にカジノをとぶち上げた人間である。北方領土開発をてこに、ロシアを中国から引き離す。この考えは日米ともに共有できるはずだ。そして、最後に、今日のニュースである。森喜朗元首相が、慌ただしく、ロシアを訪問し、プーチン大統領と会談し、厚遇を受けたという。よほど、この会談は、プーチン氏を喜ばせるものがあったのだろう。(2017.07.10)
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