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「安かろう。悪かろう。」製品の盛衰。

2015-03-22 10:42:21 | FP

日本製品も、戦後、間もないころ、「安かろう。悪かろう。」という代名詞のように言われていたことを知っている。その反省からか。日本人は質にこだわり、良品の代名詞のように、日本製品は言われるまでになった。この「安かろう。悪かろう。」という製品は、所得の低い時代には、圧倒的なシェアを取るが、社会が成長し、個々の人の生活が向上するに従い、あっという間に、市場から駆逐される。その例がある配信記事に乗っていた。それはベトナムでのオートバイである。ベトナムでも、ベトナム戦争の混乱期から脱して、社会が安定し始めると、人々の生活が向上し始める。そこに登場したのが、中国製の「安かろう。悪かろう。」のバイクであった。瞬く間に普及し、当時の市場シェア8割を超えた。しかし、ベトナムの開放政策により、日本製の良質のバイクが輸入が始まると、中国製のバイクは見向きもされなくなる。2014年には日本製オートバイのシェアが8割程度になったという。もちろん、オートバイという特殊な商品は「安かろう。悪かろう。」が分かりやすい。よく壊れるとか。故障するとか。修理もままならないとか。消費者には我慢が出来ないことが起こるのである。ただ、そうでない商品でも、アフリカに進出した中国製の電化製品、これも「安かろう。悪かろう。」でシェアを伸ばしてきたのだが、ここにきて、良質の他の国の製品にとって代わられているという。(2015.3.22)

Y-FP Office Japan

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