27歳、幸子さんの夢

２７歳の独身女性の幸子さんには夢があります。今の会社でキャリアを磨いて、３５歳、出来れば５年後の３２歳頃には独立し、自分のインテリアコーデネーターの会社を作りたいということです。大学時代から興味があって、勉強もしてきたし、この会社を選んだのもそのためです。幸子さんの読みはこうです。都会にはこれだけの家で溢れている。人口は減っていくようだから、これまでのように家を手に入れることが困難な時代は終わるはずだ。でも、それは逆に、住みやすい家を捜すことが難しくなる時代でもある。特に誰もがうらやむ都心の高級新築マンションを購入することは相変わらず難しい。そうなると中古のマンションを買って、そこに住むことを選択する人たちが増えるはずだ。けれど快適に住むにはリホーム工事が欠かせない。そうなるとインテリアコーデネーターの出番だ。絶対に成功する。

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