基本的な金融商品の収益の源泉は「債権」「株式」そして「為替」である。これに「不動産」を加える人もいる。例えば、銀行であるが、銀行はどのようにして収益を上げているかと言えば、一昔前までのように企業に金を貸し、利息を得るという方法が中心でなくなりました。企業が自分で資本の充実を図るようになったためです、そこで次に、不動産担保ローンという形で個人に金を貸し出しましたが、それもバブル崩壊でおよび腰であります。ではなんで稼いでいるかと言えば、国債を中心とした債権投資なのです。本当に利ざやを稼いでいるわけです。それは預貯金金利が限りなく0に近いために成り立つことでもあります。さて、私たちはあっという間に世界経済の中に飲み込まれてしまいました。それは私たちが0金利に飽き足らず、世界中に投資先を求めたためでもありますが、その結果、「為替」の影響をどのような人も受けるようになったのです。一般的に流動性のある規模から見て、「円」「ドル」「ユーロ」です。債権を何処の通貨で運用するか。あるいは、株式の投資先を何処にするかは収益の上で、重要な選択となりました。特に現在のような世界経済の不安定化で、ドル高やドル安局面、そして現在のようなユーロ安局面などが目まぐるしく入れ替わります。1週間先にどのような変化が起こるか読めない時代に入りました。日本の国債も中国を中心に外国勢に買われていますが、それは言い換えれば、いつ何時、反転し、たたき売られる状況になるかもしれないのです。
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