風塵社的業務日誌

日本で下から258番目に大きな出版社の日常業務案内(風塵社非公認ブログ)

北海道最終日(続)

2006年06月15日 | 出版
6月14日(水) 朝一で小樽築港へ向かう。札幌からJRで45分ほどかかるので早めに出発したのだが、快速だと20分で着くことに遅ればせながら気づく。駅に着くとまず目に入るのが、海に向かって花開く観覧車だ。 昔、腹巻オヤジも出張でこの地を訪れ、同行したP舎の営業部長と乗るかどうか迷ったという話を聞いた。結局男二人で乗るのはやめたらしいが、わたしだったら時間に余裕があれば乗るのにな。いつもなら横浜・桜木 . . . 本文を読む

北海道最終日

2006年06月14日 | 出版
本日は小樽と札幌郊外の書店さんを回る予定であったが、どこも担当者不在でスカをくい、トボトボとうつむき加減に一日中歩き回るマタンゴであった。 札幌の次の仙台には飛行機で移動するため、札幌駅で新千歳行きの電車を待つ。 そこに初恋の人に似た面影の人が、な~んてことが起こるわけもなく、ボケーッとあわただしく通り過ぎる人々を眺めていた。 ↓↓↓そんな風邪気味のマタンゴに。 新 カゼに勝つ本風塵社このアイ . . . 本文を読む

北海道2日目(続)

2006年06月14日 | 出版
6月13日(火) いま、北海道でインフルエンザが流行っている。ニュースによると、道内の小・中・高校で学級閉鎖が続出しているらしい。昨日から体調不良に悩まされているマタンゴに、追い撃ちをかけるこのニュースを聞き流し、さぁ元気出して出発だ。 どうか患っていませんように。 気合いを入れるために、近くのコンビニで栄養ドリンクを探す。店内をウロウロしていると、店員さんが「何をお探しですか」と声を掛けてくれた . . . 本文を読む

北海道2日目

2006年06月13日 | 出版
初めて札幌の街に踏み入ったマタンゴは、まるで異国の地を彷徨っているかのような酩酊感を覚えていた。 札幌駅から書店を訪ね歩き、大通を越えて、禁断の地ススキノに迷い込む。 ケバケバしいお風呂屋さんのとなりでは、何ごともないかのように八百屋さんが店を開いている。関東ではなかなかお目にかかれない光景に、マタンゴは頭痛も胃痛も忘れ、ただただ唖然とし立ち尽くしていた。 ところで、マタンゴに声を掛けてくる気の利 . . . 本文を読む

北海道初日(続)

2006年06月12日 | 出版
6月12日(月) 朝4時に起きて羽田に向かう電車の中でふと思う。何か忘れ物をした気がする。車内でカバンの中をあさるが、思い当たらない。理由なく焦るマタンゴだが、なんとかすんなり旭川空港に到着する。旭川は想像以上に暖かく、なんと半袖・ノースリーブの人がチラホラいるくらい。そんな中、用心深くセーター・ジャケットで練り歩く。 空港から旭川駅へ移動するバスで、乗り合わせた家族とおしゃべりする。これから日本 . . . 本文を読む

北海道初日

2006年06月12日 | 出版
眠れぬ一夜を過ごしたマタンゴは、無事旭川空港に降り立った。緊張したままバスに乗りこみ市内に到着するが、しかし現実は厳しく、午前中はどこも担当者に会えずボウズのまま終わってしまった。 教えてもらった有名ラーメン店に入ってはみたものの、ラーメンを味わうどころではなく、午後の予定をボーッと考えながらとにかく腹に流し込む。 このままでは定時連絡時に腹巻の罵声を浴びるに決まっている。出張初日の午どきから、緊 . . . 本文を読む

コスプレ営業する勇気

2006年06月09日 | 出版
今日は朝から雨が降っている。雨の日は古傷が痛むと私の祖母がいうけれど、私の場合は眠りが深くなってなかなか目が覚められない。でも重たい体をなんとか起こして、冷たい水で顔を洗うと一気に目が覚め、ヨーシ今日も一日がんばろうと思う。 と会社に来てみたら、腹巻オヤジはさらに体が重く眠たげだ。 今日は出張準備と制作の準備で一日が終わる。出張をひかえてタイムリミットが迫り、あせって仕事をするのだが、頭の回転と . . . 本文を読む

フーフー出張準備

2006年06月08日 | 出版
今日は12日からの札幌・仙台出張の準備のため、書店営業の合間に航空券を買いに行く。腹巻オヤジが出張費をケチるので、なんとか安いチケットを手に入れるべく、いざ金券ショップへ。 前回の太平洋ベルト地帯出張はほぼ新幹線を使って移動したのだが、今回は北海道をまわってから仙台へ渡るのに、飛行機を利用する予定。 居候先のP社の営業部長に北海道のレクチャーを受け、いよいよ出張第2弾のイメージがわいてきた。親切に . . . 本文を読む

社会人生活を始めて3ヵ月を迎え、オーメンの日に思うこと

2006年06月06日 | 出版
「3」は区切りをつけるのにいい数字だと聞いたことがある。 だから、初出勤したその日から、自分が手をつけたものは3日坊主にならないよう飽きない努力をし、3週間目に疲れが溜まりやすいからダウンしないよう体調管理に気を遣うことにした。 学生時代と決定的に違う点は、休みの日でも仕事のことを考えているという点だ。 入社してから毎日、仕事のことを考えなかった日はない。 新企画のこと、営業のこと、新刊・既刊のこ . . . 本文を読む

中野~吉祥寺

2006年06月05日 | 出版
今日は7月上旬刊行予定の『わんッ!daフルスマイル』の校正原稿をデザイン事務所へ渡しに中野まで出る。 そのあと、中野と吉祥寺の書店を回ることにした。 中野の書店で福祉関係の棚を眺めていたら、お世話になっているF社の社長とバッタリ。どっきりするマタンゴ。 お目当ての担当さんが他の版元さんと話し込んでいたので、先に一緒に昼食をとることにした。 営業に出ている時、誰かと昼食をとるのは初めてだったのでとに . . . 本文を読む

撮影立会い

2006年06月03日 | 出版
今日は7月上旬刊行予定の『わんッ!daフルスマイル』の撮影日。 写真スタジオに、著者のCHARA☆Bさんと腹巻オヤジと一緒に行き、撮影に立ちあった。 カメラマンさんはオヤジの古い付き合いで、オヤジは我が家のようにリラックスしてそこにあった新聞を広げている。 先月31日にワンコたちを受け取ってから、ライティングに試行錯誤してくださり、結局シンプルなセットでの撮影がベストと判断されたようだ。そのため . . . 本文を読む

腹巻仰天

2006年06月02日 | 出版
今日は午前少し書店を回った後、あきやまみみこさんと打ち合わせ。 そのときあきやまさんが持ってきた講談社から出た彼女の新刊『名曲のぬり絵』を 手に取りじっくり観察する。 とたんに腹巻オヤジ、ビックリ仰天。 中を開けてみるとホチキス留めになっているのだ。 二つ折りにされた本文から表紙までが、ホチキス2ヵ所で留められている。 カバーがかかっているので店頭で見たときは気がつかなかったが、見返し、別丁のペー . . . 本文を読む

嗤う交渉人

2006年06月01日 | 出版
電車の移動や休憩時に、佐藤優さんの本を読んで気合を入れてから 営業へ向かうことが多い今日この頃。 佐藤さんの本を読んでいると、自分までタフ・ネゴシエーターになった気分になって、 キリッとした表情で営業に向かえるのだ。 もちろんキメた(つもりの)顔で営業に行ったからといって、数字が上がるわけではないのは現実なのだが。 東京駅内のドトールで、遅くなった昼食時に、今ハマっているシュリンプベーグルをほお . . . 本文を読む