1920年代 アメリカ禁酒法時代、建国から150年が経とうというアメリカにも貧富の差が出てきた。
5年前の兵役時に出会った 上流階級のデイジーが忘れられないギャッツビーは トムと結婚したデイジーの家の河を挟んだ対岸に 大豪邸を建てる。
ギャッツビ―は法を犯して 富を得たのだ。
毎週開くパーティは門戸開放、だれでも自由に参加できる。
それは何時かデイジーが来てくれるかもしれないから。
越してきた隣人ニックの手引きで ギャッツビ―はデイジーに再会する。
ギャッツビ―の変わらぬ愛を受けて、娘を生む間に 夫に愛人が出来ていた デイジーは 心が揺れる。
様々な行き違いで 夫の愛人を轢き殺してしまったデイジーの罪を被ったギャッツビ―は その愛人の夫に射殺される。
葬儀の参列者は ニックひとり。
新聞の死亡記事を見て ギャッツビ―の父親が駆けつける。
父親の語る 貧しかったギャッツビ―のけなげな少年時代・・・
ギャッツビ―を演じる 月城かなとさんは 月組トップ一年目だそうです。
演技も歌もうまく、一途な青年の純情を繊細に演じられました。
インチキな過去を隠すかのよう。
とっかえひっかえコートを巧みに着こなして。
ロケットダンスは宝塚の醍醐味ですが、男役の群舞も私は大好きです。
ジャケットを着たり脱いだりのダンス。
9月27日観 風呼