最後の核戦争から45年、 荒涼と砂漠化した地球が舞台。
空には通信衛星が飛んでいるが もはや文明の利器は何もなく 生き残った人類は 水とガソリンを手に入れたものが 支配する。
当然のように 独裁者が現れる。
一匹狼のMAXは 独裁者下のウオ―・ボーイズに捕えられ 輸血者にしつらえられる。 死を恐れぬ彼らは原因不明の病に冒されているものも多く 生き延びるためには新鮮な血液を必要としていた。
ある日 ウォー・ボーイズの大隊長フェリオサが 独裁者イモ―タン・ジョーの子産み女5人と 脱走を企てる。 イモ―タンジョーにはふがいない息子しかおらず 健全な跡継ぎを欲していたのだ。
かつて盗賊にさらわれ 自身もジョーの子産み女にさせられていた フェリオサは 5人と一緒に生まれ故郷の 緑の大地を目指していたのだ。
子産み女の内の二人がジョーの子を身ごもっていた。 怒り狂ったジョーの奪還の追跡が始まる。
ウォー・ボーイズの血液供給源として MAXも連れて行かれ・・・
フェリオサ役の シャーリーズ・セロンが素晴らしい。
何と 左肘から先がない どうやって撮影したのでしょう。
息をのむアクション、 カーチェイスの連続、 メカに弱い私でも 堪能できました。
パンフレットを読んで納得、 というところも多いのですが 四の五の言うんじゃない! そんな事なんかどうでもいい、 わかり易い敵役だし 痛快この上なし です。
by 風呼