【麹町】アジャンタのベジタリアンターリをいただきました【since1957】
こんばんは。
少し前になりますが、平日ディナーに麹町まで出かけてきました。
目的地は東京メトロ有楽町線の出口の目の前のこちらです。
アジャンタです。
1957年に阿佐ヶ谷でオープン。九段下に移転したのちに1985年にここ麹町に移転。
今年でなんと61年目!の老舗南インド料理店です。
池袋のA・RAJや高幡不動のアンジュナ、初台のたんどーるなどのシェフは、みなここアジャンタで修行経験があります。
さらにインド料理研究家の渡辺玲さんもかつてこちらで修行をしていました。
こちらの記事によると、1980年代後半には既にドーサやイドゥリなどのメニューを提供していたようです。
一部引用します。
「私がいたときは一週間に平均10食出たかどうか。それくらいマイナーなメニューだった(さらにマイナーだったのがイドゥリという「サワー蒸しパン」→当時、店のメニューにはそのように書いてあった)。
そんなわけでドーサもイドゥリも、昔は、お客様の胃袋よりも、スタッフのまかないとして消費される確率が高かった」
とのことです。
中野のカレーリーフの創業が1996年、池袋のA・RAJが2002年、東銀座のダルマサーガラ、八重洲のダバインディアが2003年、練馬のケララバワンが2004年…。
これらの南インド料理の有名店がオープンして、南インド料理ブームが到来した2000年代前半よりも遥か以前から、ドーサなどのメニューを提供していたのには、本当に驚かされました。
(ナンとバターチキンカレーなどの北インドのメニューや焼き物も提供しています)
お店は1階と2階があり、2階に案内されました。
かなり広くて、テーブル席で40席ほどありそうです。
さて、今回は渡辺玲さんもお気に入りのマサラドーサにしようかなと思ったのですが、メニューを見るとミールス(マドラスターリ)があるじゃないですか!
ベジとノンベジがあったので、今回はベジタリアンターリ(2200円)をオーダーしました。
マンゴーチャツネとタマネギのアチャールが運ばれてきました。
テーブルにおいてあるショップカードにはQRコードがあり、お店のサイトにジャンプできました。
お店のサイトを眺めて時間をつぶしていると、ミールスが運ばれてきました。
手で持っていますが、大きなパパドと揚げたてで膨らんだ熱々のプーリーが付いています。
中心からライス(日本米)、ワダ、カードチリ、時計の6時から9時のあたりまでが自家製チャツネ(4種類)、時計回りでラッサム、1時のあたりがジャガイモのサブジ、ヨーグルトのパニールを使ったカレー、ほうれん草と豆のクゥトゥ、サンバールになります。
楽しみにいただきました。
まずは熱々のプーリーをちぎって、サンバールにつけたり、サブジなどを巻いていただきました。
素朴な全粒粉の味がとてもいいですね。
サンバールもラッサムも、非常に私の好みの味でした。
※あとでアジャンタの創業者がバンガロール出身と知りました。
ムットの味が好きな私の好みと合うわけです。
特筆すべきはワダです。
外はカリッとしていて、中はフワッとしていますが、揚げ加減が絶妙で、生地の厚みもたっぷりしています。
生地の中にはクミンなどのホールスパイスや、刻んだグリーンチリなどが入っていまして、アクセントのある味で飽きません。
チャツネにつけていただいたり、ちぎってサンバールに浸してからいただいたりと楽しめました。
作り置きしている感じがなく、ここ数年でいちばんおいしいワダでした。
ライスを広げてカレーやおかずをかけて、パパドを砕いて、カードチリをかじりつつよく混ぜていただきました。
超うまーい!( ゚∀゚)ノ ワチョーイ
ライスは1回までお替わり無料です。
お替わりしてたっぷりいただきました。
あまりにラッサムがおいしかったので、メニューにある本日のラッサムを追加オーダーしました。
ミールスとは違った感じのラッサムで、こちらはやや辛さ控えめでさっぱりしていました。
食後はインドコーヒーをその場でエアブレンドしてもらい、ホッとひと息。
どのカレーやおかずも一切の手抜きがなく、スパイス使いも贅沢で素晴らしかったです。
ラッサムやサブジには、他店ではあまり見かけない直径1センチくらいの丸い唐辛子がゴロッと入っていたりしました。
老舗の底力とプライドを見せつけられた感じです。
非の打ち所がないミールスでした。
あえて言うならプレーンヨーグルトが欲しいところでしたが、あまり気になりませんでした。
(メニューにカードライスはありました)
次回訪問したらドーサかイドゥリかウタパムか、ワダかウプマか、はたまたノンベジミールスかを頼もうか…。
いやいや、創業当時から味を守り続けているチキンカレーか…。
非常に悩ましいです。
これからも末永く続いていただきたく思います。
それでは、失礼します。
【店鋪情報】
アジャンタ
住 所:東京都千代田区2-3-11
電話番号:03-3264-6955
営業時間:10:00〜23:00ラストオーダー※ランチタイム16:00まで(日曜・祝日はラストオーダー22:00まで)
休 日:なし
少し前になりますが、平日ディナーに麹町まで出かけてきました。
目的地は東京メトロ有楽町線の出口の目の前のこちらです。
アジャンタです。
1957年に阿佐ヶ谷でオープン。九段下に移転したのちに1985年にここ麹町に移転。
今年でなんと61年目!の老舗南インド料理店です。
池袋のA・RAJや高幡不動のアンジュナ、初台のたんどーるなどのシェフは、みなここアジャンタで修行経験があります。
さらにインド料理研究家の渡辺玲さんもかつてこちらで修行をしていました。
こちらの記事によると、1980年代後半には既にドーサやイドゥリなどのメニューを提供していたようです。
一部引用します。
「私がいたときは一週間に平均10食出たかどうか。それくらいマイナーなメニューだった(さらにマイナーだったのがイドゥリという「サワー蒸しパン」→当時、店のメニューにはそのように書いてあった)。
そんなわけでドーサもイドゥリも、昔は、お客様の胃袋よりも、スタッフのまかないとして消費される確率が高かった」
とのことです。
中野のカレーリーフの創業が1996年、池袋のA・RAJが2002年、東銀座のダルマサーガラ、八重洲のダバインディアが2003年、練馬のケララバワンが2004年…。
これらの南インド料理の有名店がオープンして、南インド料理ブームが到来した2000年代前半よりも遥か以前から、ドーサなどのメニューを提供していたのには、本当に驚かされました。
(ナンとバターチキンカレーなどの北インドのメニューや焼き物も提供しています)
お店は1階と2階があり、2階に案内されました。
かなり広くて、テーブル席で40席ほどありそうです。
さて、今回は渡辺玲さんもお気に入りのマサラドーサにしようかなと思ったのですが、メニューを見るとミールス(マドラスターリ)があるじゃないですか!
ベジとノンベジがあったので、今回はベジタリアンターリ(2200円)をオーダーしました。
マンゴーチャツネとタマネギのアチャールが運ばれてきました。
テーブルにおいてあるショップカードにはQRコードがあり、お店のサイトにジャンプできました。
お店のサイトを眺めて時間をつぶしていると、ミールスが運ばれてきました。
手で持っていますが、大きなパパドと揚げたてで膨らんだ熱々のプーリーが付いています。
中心からライス(日本米)、ワダ、カードチリ、時計の6時から9時のあたりまでが自家製チャツネ(4種類)、時計回りでラッサム、1時のあたりがジャガイモのサブジ、ヨーグルトのパニールを使ったカレー、ほうれん草と豆のクゥトゥ、サンバールになります。
楽しみにいただきました。
まずは熱々のプーリーをちぎって、サンバールにつけたり、サブジなどを巻いていただきました。
素朴な全粒粉の味がとてもいいですね。
サンバールもラッサムも、非常に私の好みの味でした。
※あとでアジャンタの創業者がバンガロール出身と知りました。
ムットの味が好きな私の好みと合うわけです。
特筆すべきはワダです。
外はカリッとしていて、中はフワッとしていますが、揚げ加減が絶妙で、生地の厚みもたっぷりしています。
生地の中にはクミンなどのホールスパイスや、刻んだグリーンチリなどが入っていまして、アクセントのある味で飽きません。
チャツネにつけていただいたり、ちぎってサンバールに浸してからいただいたりと楽しめました。
作り置きしている感じがなく、ここ数年でいちばんおいしいワダでした。
ライスを広げてカレーやおかずをかけて、パパドを砕いて、カードチリをかじりつつよく混ぜていただきました。
超うまーい!( ゚∀゚)ノ ワチョーイ
ライスは1回までお替わり無料です。
お替わりしてたっぷりいただきました。
あまりにラッサムがおいしかったので、メニューにある本日のラッサムを追加オーダーしました。
ミールスとは違った感じのラッサムで、こちらはやや辛さ控えめでさっぱりしていました。
食後はインドコーヒーをその場でエアブレンドしてもらい、ホッとひと息。
どのカレーやおかずも一切の手抜きがなく、スパイス使いも贅沢で素晴らしかったです。
ラッサムやサブジには、他店ではあまり見かけない直径1センチくらいの丸い唐辛子がゴロッと入っていたりしました。
老舗の底力とプライドを見せつけられた感じです。
非の打ち所がないミールスでした。
あえて言うならプレーンヨーグルトが欲しいところでしたが、あまり気になりませんでした。
(メニューにカードライスはありました)
次回訪問したらドーサかイドゥリかウタパムか、ワダかウプマか、はたまたノンベジミールスかを頼もうか…。
いやいや、創業当時から味を守り続けているチキンカレーか…。
非常に悩ましいです。
これからも末永く続いていただきたく思います。
それでは、失礼します。
【店鋪情報】
アジャンタ
住 所:東京都千代田区2-3-11
電話番号:03-3264-6955
営業時間:10:00〜23:00ラストオーダー※ランチタイム16:00まで(日曜・祝日はラストオーダー22:00まで)
休 日:なし
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