Japanese Curry Awards 2018に今年も参加しました


こんばんは。

今年もJapanese Curry Awards(以下JCA)の季節がやってまいりました。
2014年からで早いもので5度目になります。
※Japanese Curry Awardsとは何ぞや?という方はコチラをご覧ください。
※過去のアワードについてはJCA公式サイト
を参照ください。

今年のノミネート選出は以下の13名で行いました。

たあぼうさん(お気に入りのカレー屋さん700
エスニカンさん(◆毎日カレー◆と★タイ料理★
ノリさん(うまいものは宵に食え
しまじろさん(カレー401
ropefish(カレー細胞)さん(カレー細胞
三吉さん(三吉カレー日誌 ~あるいはカレーでいっぱいの海~
ノムコさん(NOMCO CURRY MAP
三嶋達也さん(『口癖はカレー』 主宰)
K1郎さん(うまから手帖◆旨辛エスニックで行こう!
TAKさん(かれおた -curry maniacx-
みつおさん(Bicycle & Ethnic 2
さと2さん(instagramのアカウント
私(USHIZO)
※順不同

さて、昨年は食べ歩きが満足に行えなかったので、ノミネート選出は辞退させてもらいました。
今年もそれほど食べ歩きはできなかったので、10店舗には足りませんでしたが選出させてもらいました。

僭越ながら紹介させてもらいます。
皆さんお店の選出理由は様々ですが、私は日本のカレー文化に貢献してきたお店というJCAの基本の選考基準を重視して、長くお客に愛されているお店を中心に選びました。
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【メインアワード】

イマサイレブンイマサ(新宿)
1964年創業。
新宿西口のカレーの歴史を語る上で外せないお店です。
2018年4月に創業45年の新宿ボンベイが惜しまれつつ閉店しましたが、イマサは来年で55年。今でもバリバリ現役です。
新宿駅は1日平均乗降者数は約347万人(2016年)と世界一(ギネス世界記録認定)多い駅ですが、イマサは無休で待たずにいただける回転の速さを考えると世界一カレーを提供しているお店かもしれません。
カウンターカレー店ながら、カレーソースは常時6種類と豊富で飽きません。
夜遅くまで営業しているのも非常にありがたく、残業帰りに何度もお世話になりました。
今年一番多く訪問したお店ということで選びました。

A・RAJA・RAJ(東池袋)
2002年創業。
東池袋の南インド料理店。
高架下の旧店舗の裏手に移転して、広さと清潔感がアップ。
さらに日本人ホールスタッフの常駐やSNSの情報発信など、時代に即した店舗になっていて好感がもてます。

FISHFISH(西新宿)
六本木の人気店が2017年に惜しまれつつ閉店し、2018年に西新宿の小滝橋通りに移転。
名物の大辛チキンカレーは以前ほど辛くなくなりましたが、インドのおつまみ系メニューが増えて充実しました。
内装やメニューはぱっと見はガチガチのインド料理店なのですが、実際はごはんでおいしくいただけるカレーメニューというのも面白いです。

共栄堂スマトラカレー共栄堂(神保町)
※2016年から引き続き選出
スマトラという名前は2005年の地震まで知りませんでしたが、大正13年(1924年!)創業には驚きです。
その当時海を渡って、カレーのレシピを現地で教わって日本に持ち帰ったというだけで、日本のカレー文化への貢献度は非常に高いと思います。
カレーは独特の味で、他のお店にはないタイプだと思いました。

エチオピアエチオピア(神保町)
※2016年から引き続き選出
1988年オープン。
辛さを上げても値段が上がらないのは嬉しい、独自のザラッとしたスパイス感のあるカレーがやみつきに。
ジャガイモがお替わり自由なのもうれしいです。
食後のコーヒーのおいしさもまた絶品で、何度でも足を運びたくなってしまいます。

バンタイバンタイ(新宿)
※2016年から引き続き選出
1985年オープン。
歌舞伎町に古くからあるタイ料理店。政府認定タイ・セレクトにも含まれています。
ここはシェフにお店の味を教えこむのを徹底しています。
そのため、いつ行っても味にブレがなく安心していただけます。
日本におけるタイ料理黎明期から、その歴史を眺めてきたお店は外せませんし、このお店がなければ今日の日本におけるタイ料理店のシェアも違っていたかもしれません。

【新人賞】
サンラサーサンラサー(東新宿)
ゴールデン街の間借り店舗から移転して実店舗にて新装開店。
優しいスパイス使いと癒やしのトークに彩られた1皿はほっこり満足です。
限定数の提供で営業時間も限られていますが、毎日でもいただけるプレートはおすすめです。


【名誉賞】
アジャンタアジャンタ(麹町)
1957年創業。今年で開店61年目になる、格調高い老舗インド料理店です。
南北インド料理のメニューが普通に揃い、南インド料理が日本で流行しだした2000年台前半より遥か前の1980年頃から提供。
非常に丁寧な仕事っぷりに感激しました。
JCAのメインアワード受賞店を含む、沢山の繁盛店のシェフやインド料理研究家を輩出していることも見逃せません。
現在の日本におけるインド料理文化を広めるうえで多大な貢献をしていることから、名誉賞に推薦したいと思います。
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以上です。

ぜひ審査員の皆さまのブログで紹介されるお店もご覧になってください。
全然かぶってなかったりで、楽しめると思います。

それでは、失礼します。
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