魚沼WEBニュース

新潟県魚沼市や周辺市のニュース・情報をお届けします!週刊「魚沼WEBニュース」 ★★ 提携 「小出郷新聞社 」

佐梨地区コミ協が花壇整備

2017-06-11 | 17'魚沼市のニュー...
市の玄関口にきれいな花を



  魚沼市の佐梨地区コミュニティ協議会(岸本達行会長)では6月3日、国道17号線中原交差点の花壇の整備作業を行った。
 国道17号と291号が交差する同交差点のコンビニ前にある花壇は広さが167平方㍍もある大きなもの。
 長い間手入れがされておらず一面雑草に覆われていたが、同協議会が昨年、設立5周年記念事業として整備を行い、きれいな花壇に蘇らせた。
 当日は雨が降る肌寒い天候となったが作業には子どもたちを含む地区住民約30人が参加。担当者から花の植え方の説明が行われた。
 この日植えられた花はベゴニアとマリーゴールドが150本ずつ、日日草が160本の合計460本。
 参加した人たちはシートに書かれた目印の場所に移植ゴテを使って穴を掘って、丁寧に花を植え、雑草を防ぐために花壇には木のチップが敷かれた。
 この日は雨のため行われなかったが、花壇にはコスモスの種も蒔かれることになっており、同協議会ではきれいな花で地域の環境美化に努めていくことにしている。

気楽にオペラ楽しんで

2017-06-04 | 17'魚沼市のニュー...

7月の公演に向け事前レクチャー

 魚沼市小出郷文化会館で7月2日に行われる魚沼スロヴァキア国立オペラ2017「セヴィリアの理髪師」の公演の事前レクチャーが5月31日、同館かまくらサロンで開かれた。
 事前レクチャーは、公演をより楽しんでもらおうと藤原歌劇団ソプラノで洗足学園音楽大学講師の高波礼子さんを講師に開かれたもので、約20人が集まった。
 この日のレクチャーで高波さんはまず、セヴィリアの理髪師を作曲したロッシーニを紹介。「オペラをたくさん書いた作曲家ですが、世界で初めて著作権料を確立し、37歳で作曲家を引退。美味しいものが食べたいとパリに行ってしまいました」と説明。
 セヴィリアの理髪師については「好きな人のために周りの人たちも協力してハッピーエンドとなるラブコメディ。理屈抜きに微笑ましくて、観ていて元気をもらえる」と紹介。「オペラは堅苦しいものではないので、歌舞伎のような感じで気楽に楽しんでいただきたい」と集まった人たちに話した。
 また、レクチャーでは主要なアリアが映像により紹介されたり、参加者の質問に答えるなどしてオペラの楽しみ方が解説されていた。
 この事前レクチャーは6月10日(16時~17時30分)にも開かれ、参加費は500円(要事前申し込み)。チケット購入者、友の会会員、サポーターズ会員は無料。問い合わせは小出郷文化会館☎025-792-8811へ。
 なお、「セヴィリアの理髪師」公演は14時30分開場、15時開演。全席自由で料金は一般3000円、25歳以下2000円、母子手帳をお持ちの妊婦は無料招待される。チケットは同館はじめコミュニティホールさわらび、南魚沼市民会館などで販売中。

庁舎建設の市民対話集会始まる

2017-06-04 | 庁舎再編整備構想
基本設計について説明

 魚沼市では、新庁舎建設基本設計についての「市民対話集会」を市内6会場で開催することになり、その第1回目が5月30日、湯之谷公民館で開かれた。
 同市では、昨年度改訂した「魚沼市庁舎再編基本計画」を基に、「新庁舎建設基本設計(素案)」を作成したことから、基本設計に対する市民の意見を聴くために対話集会を開催することになった。
 第1回目の湯之谷公民館での対話集会は、今年度から市が開いている市政に関する「市民対話の日」との合同開催となり、会場には約20人の市民が集まった。
 集会ではまず、佐藤雅一市長が「市民対話の日も4会場目、新しい庁舎の方向性が出ましたので、これも併せて意見を伺いたい。市民から愛着を持っていただける庁舎にしたい」とあいさつした。
 続いて渡辺和雄財政課長から基本設計が説明され、新庁舎は地上3階建て、建物の形状は極力正方形に近づけ、1階の床面積を2階、3階より少なくする構造により雪国の雁木をイメージした外観となっていること、1階には交流エリアを兼ねた市民ロビー、総合窓口を含む執務スペース、市長室、市民相談室、2階には執務スペース、副市長室、会議室、3階には議場を中心とした議会関連スペース、執務スペース、会議室を配置ことなどが示された。
 説明を聞いた参加者からは「屋上の除雪、雪庇対策はどうなっているのか」、「この形状では耐震的に厳しいのではないか。もう少し雪のことを考えてほしい」などの質問や意見が出されていた。
 新庁舎基本設計に関する市民対話集会のこの後の日程は次のとおり。
▼6月5日=入広瀬庁舎3階多目的ホール▼15日=守門庁舎3階多目的ホール▼16日=広神コミュニティセンター3階講堂▼20日=小出ボランティアセンター1階多目的室(市民対話の日と合同開催)▼28日=堀之内公民館大ホール(同)時間はいずれも19時30分から

魚沼市シルバー人材センターが総会

2017-06-04 | 17'魚沼市のニュー...
一丸となって成績向上を


 公益社団法人魚沼市シルバー人材センター(秋元務理事長)の平成29年度定時総会が5月25日、小出郷福祉センターで開かれ、平成28年度の事業報告と収支決算が承認されるとともに29年度の事業計画などが報告承認された。
 総会ではまず、秋元理事長が「最近の経済状況により受注件数、契約金額ともに前年を下回ってしまいました。29年度は事業計画に基づいて成績の向上を図っていくよう会員の皆さん、理事および事務局が一丸となって頑張っていかなければならない」とあいさつした。
 続く議事では平成28年度の事業報告と収支決算が承認された。
 同シルバー人材センターの平成28年度事業実績は、会員数が会員の高齢による退会や新規会員の減少などにより前年度の527人より8人減少の519人。事業実績も受注件数は2861件で前年度の2972件より3・7%減少、契約金額も1億7236万4千円で2・6%の減少、配分金額も1億5148万2千円で前年度より2・0%の減少で、2か年続けての減額となった。
同センターでは今年度、①新規会員の確保と就業機会の開拓②安全・適正就業の推進③自主活動の体制整備と効率的な運営④将来に向け、持続が可能となる健全な財政運営⑤地域への積極的な広報活動の展開の5項目を基本方針として事業運営に取り組むことにしている。

水落さんら3人に消防長表彰

2017-06-04 | 17'魚沼市のニュー...
斜面滑落の女性救う



 南魚沼市消防本部は5月29日、同市辻又地内で山菜採りの途中、斜面を滑落した女性を救出した南魚沼市辻又の水落義太郎さん(82)と大崎の足立知彦さん(41)、芹田の中山元喜さん(32)の3人に人命救助の功績により消防長表彰を贈った。
 地域おこし協力隊員として辻又地区で活動している足立さんと中山さんは5月8日、事務所裏手から「オーイ」と呼ぶ声が聞こえたことから裏手の斜面を見たところ、山菜採りに来ていた魚沼市の60歳代の女性が誤って斜面を滑落、地面から20㍍ほどの高さに突き出た岩の上で動けなくなっているのを発見した。
 2人は地元の地理に詳しい水落さんに案内してもらい、滑落した場所へ行きロープを使って女性を引き上げようと3人で試みたが、斜面が急で引き上げることができなかったことから消防本部に通報。駆け付けた隊員と協力して女性を救出したもの。発見してから救出まで3時間半ほどかかったが、女性にケガはほとんどなかった。
 この日は3人が南魚沼市消防署大和分署を訪れ、阿部勉消防長から感謝状が手渡された。
 隊員が到着するまで女性が腰に巻いたロープを木に結び落ちないようにとの対応も行った3人。「ロープを持って斜面を降りる時、洒落にならない、一度滑ったらダメだと思った」と当時の様子を話すとともに「ケガをすることなく助けることができて良かった」「他人事でなく、遭難はいつ起こるか分からないので気を付けなくてはと思った」と話していた。
 阿部消防長は「迅速かつ的確に要救助者の安全を確保し、消防に通報いただいた。消防が現場に駆け付けるまでには時間がかかるので皆さんの対応はありがたかった」と労をねぎらった。

映画「いきたひ」

2017-06-04 | 17'魚沼市のニュー...
18日に上映会と講演会
大切な人を家族で看とる


 家族の絆と看取りの尊さを訴える映画「いきたひ~大切な人を家族で看とる~」の上映会と講演会が6月18日、魚沼市小出島の小出ボランティアセンター多目的室で開催される。
 同映画は、フリーアナウンサーの長谷川ひろ子さんが自主製作したドキュメンタリー映画。
 長谷川さんは、6年前に4人の子どもと自宅で夫を看取った。その後、看取り士の柴田久美子さんとの出会いで「死とは胎内に戻ること」との死生観、「死」恐怖感を取り除き、看取る側、看取られる側、両者にとって最も感動的な臨終の時へと導いてくれることを知り、映像化に取り組んだ。映画は、自信の体験と柴田さんの活動、看取った人々のインタビューなどを織り込み、家族の絆と看取りの尊さを訴えている。
 上映会と講演会は、魚沼市まちづくり委員会の主催で、県内での上映は初めて。
 上映会では、長谷川監督がピアノを弾きながら講演を行い、その中で映画が上映される。
 13時開場、13時30分開演。入場料は500円。問い合わせは同委員会事務局(魚沼市まちづくり室☎025-792-9752)へ。