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記者日記

2015-01-11 | 小出郷新聞コラム

昨年12月のドカ雪には驚かされたが年末年始は大雪が降ることなく平成27年は雪が降ったものの比較的穏やかに明けた。年末年始に10年に一度の寒波が襲来するとの予報から新年早々の大雪を心配していたが魚沼は驚くような雪にはならず4日の消防出初め式は雪も降らない穏やかな天候の中での取材となった▼新春恒例の出初め式は時期的に雪が降ることが多く、降らなくても寒さはやはり厳しい。今年も多めに着込み、頭にはニットの帽子、手には手袋と寒さ対策をして会場に向ったが、観閲、放水訓練、分列行進と進んでいくうちに、体が徐々に冷えてくる。特に冷たいのはやはり足元。我慢を強いられた。観ている筆者でもなかなか辛いのであるから、寒い中で活動している団員や署員はそれ以上に大変だったと思われる▼筆者も若い時分には地元の消防団に入っていた。雪中訓練に参加したことはなかったが、春、秋の演習をはじめとして冬は消防施設の除雪作業など行った。ポンプ操法の大会に参加したときには練習が大変だった。もちろん火災の消火にも何度と無く出動した。肝を冷やしたのは地区の保育所の近くの作業場で発生した火災。煙の上っている場所に向って車を走らせていくと丁度、保育所のあたりに見え、子どもたちが心配で心臓がドキドキした。消火活動の最中、建物の裏手に呼ばれたので行ってみると、空地の枯れ草に火が付くので何人かで踏んで消した。結構、建物から離れた場所だったが、枯れ草には簡単に火が付いてしまうことと熱さで、改めて火災の恐ろしさを感じた▼日頃は自分の仕事をしながらも、住民の生命と財産を守るため、一度火災や災害が発生すれば出動しなければならない団員。その活動をしていくためには日頃の訓練が不可欠であり、寒さや暑さの中でも行なって備える姿は頼もしいが、ここ数年、災害の多い魚沼市、出来れば今年一年、訓練以外に署員や団員が活動する姿を見る機会が少ないことを期待したい。


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