魚沼WEBニュース

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市内から3147句の応募

2007-11-15 | ニュース

子ども俳句コンクール表彰式

314_146811回「子ども俳句コンクール」の表彰式が11月3日、魚沼市の小出郷文化会館で行われた。

 同コンクールは、徐々坊敬慕会(会長=星野芳昭市長)と魚沼市らが主催し、魚沼市全域の小中学校を対象に毎年行われているもの。今回は小学5年生287人から740句、同6年生284人から720句、中学生652人から1687句、全体で1223人から3147句の投句があった。

 応募句は市内の俳句愛好者により選が行われ、この日の表彰式では特選、佳作に選ばれた児童、生徒に星野会長から表彰状と記念品が贈られた。

 表彰式ではまず、星野会長が「時間に追われる中、人間は心の豊かさを求めていかないとパンクしてしまう。俳句を通じて心を豊かにしてもらいたい。大きくなっても時には俳句、短歌に親しみ人生を有意義に送ってください」とあいさつ。表彰式では特選と佳作の入選者一人ひとりに賞状が手渡され、選者を代表して山之内喜七さんが「立派な作品が多かった。同じようなところを見つめながら、個々の感性の違いが作品に出ていた。」と講評を述べた。特選句は次のとおり。

【小学5年生の部】

きもだめし「かおなし」ひとりたっていた(堀之内小・瀧澤大地)

暗やみに小さな命ほたるまう(堀之内小・瀧澤唯)

夕焼けがとても似合うね赤とんぼ(小出小・岡部夕衣)

横綱にさせたいぼくのカブトムシ(須原小・五十嵐良太)

赤とんぼ夏の終わりをつげにくる(小出小・小田美希)

【小学6年生の部】

雲の峰絵の具でかいた雲のよう(堀之内小・須佐祐人)

雨やんでクモの巣キラキラつゆあけだ(須原小・湯本栞理)

せみさんも短い命雨ばかり(宇賀地小・村竹光)

大空の星にまたがる天の川(堀之内小・須田龍天)

彼岸の日高速道路大渋滞(広神東小・馬場剛史)

ひまわりはぼくの背たけをいつこえた(堀之内小・高橋健)

【中学生の部】

夕焼けに赤く染まった守門岳(守門中・佐藤真美)

つばめ五羽希望のように巣立つ夏(小出中・金沢諒)

オニヤンマばあちゃん家まで道案内(堀之内中・上村麟之介)

幼子の笑顔絶えない夏祭り(堀之内中・横山綾香)

夏部活日焼けのあとがもの語る(堀之内中・森山美希)

夕焼けに君の横顔染まってく(堀之内中・渡辺李子


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