雪割草展示即売会

可憐な花求め賑わう




　魚沼山野草の会（仲丸幸会長）では恒例となっている「雪割草展示即売会」を３月25日、魚沼市の小出郷福祉センターで開催、今年も県内外からの大勢の人たちが会場を訪れた。
　同会では昨年からシーズン２回の展示即売会を開催しており、今年も３月11日に続いて今回が２回目。展示即売会には同会員が丹精込めて育てた雪割草約２０００鉢が出品された。
　今冬は寒暖の差が大きく、雪割草を育てるのには難しい気候であったが、会員がこの日に合せて花を咲かせて出品した。
　通常よりも安く販売されることからこの即売会には毎年県内はもとより富山県など県外から訪れる人も多く、泊りがけでやってくるグループもある。
　午前９時の開場を待って会場を訪れた人たちは、並べられた花を丹念に見てまわり、手に持ったダンボール箱にお気に入りの花を入れて買い求めていた。また、希少品種の展示の前では花にじっと見入ったり、写真に収める人の姿も見られていた。
まだ多く雪が残る中にあって、この会場では、色とりどりの可憐な花たちが一足早い春の雰囲気を演出していた。