今月19日と30日に
魚沼市の大平悦子市長が接種の公費助成を表明している子宮頸がんワクチンについての説明会が3月19日と30日に魚沼市で開催される。
子宮頸がんは子宮の入口にできるがんで、主にヒト・パピローマウイルス感染が原因で引き起こされる。日本では毎年7000人の女性が新たに子宮頸がんと診断、毎年2500人が亡くなっているとされ、最近では特に若い女性に増加していることが問題となっている。感染前のワクチンの接種により原因の約7割を占める2種類のウイルスの感染を予防できる。
子宮頸がんワクチン接種費用の公費助成は、魚沼市が全国に先駆けて実施を表明したもの。同市では平成22年度から中学1年生の女子を対象にワクチン接種費用の全額助成を行なうことを計画しているが、接種は任意であることから、接種を受けてもらうためには、まず、対象となる女子や保護者から子宮頸がんについて知ってもらうことが大切であるとして説明会を開くもの。
説明会は3月19日に市役所守門庁舎3階、同30日に小出ボランティアセンター多目的室で開かれ、感心のある人は誰でも参加できる。
時間はいずれも19時から20時30分。講師は小出病院副院長の鈴木孝明氏。問い合わせは魚沼市役所福祉保健課健康増進室《電》797-4803へ。