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魚沼市七日市の大桃修司さん
魚沼市七日市の大桃修司さん(41)は昨年11月の昇段審査で剣道錬士七段に合格した。剣道七段は魚沼市内で現在3人目。
市役所職員で湯之谷少年剣士会の指導者、湯之谷中学校の外部指導者を務める大桃さんが剣道を始めたのは小学2年生の時。「礼儀作法を身につけてほしい」と親の勧めで兄弟3人が剣道をやってきた。
七段への挑戦は今回が3回目。今回も1414人が受審し、合格は193人、合格率13・6%という狭き門。「こんなに早く取れるとは思っていなかった。1回目は緊張し、2回目は打ち過ぎた。今回は我慢がきき、落ち着いて立ち会いができました」と昇段審査を振り返った。
子どもたちの指導は湯之谷少年剣士会が20年、湯之谷中学校が15年となる。「子どもたちと一緒に取り組むことで、自分も剣道を続けることができました」と子どもたちの指導にも熱心に取り組んできた。「指導方針は、勝ち負けよりも礼儀作法を重んじています。子どもたちが元気にあいさつしてくれると嬉しく、張り合いになっています」と大桃さん。
今後の抱負を尋ねると「自分で考える剣道、教えすぎない指導を心がけていきたい」と子どもたちのことについてまず答え、その後に「自分としては10年後の八段に挑戦できるよう稽古をしていきたい」と話していた。