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水の郷団地にマルコメ進出

2017-06-11 | 17'魚沼市のニュー...

魚沼市と工場立地基本協定結ぶ

 魚沼市十日町地内の「水の郷工業団地」に長野県長野市に本社を置く老舗みそメーカー、マルコメ株式会社(青木時男社長)が新たに進出することになり、6月1日には魚沼市と同社の間で「工場立地に関する基本協定」が締結された。
 マルコメ株式会社は1854年(安政元年)の創業。みそやインスタントみそ汁のほか、甘酒などの糀製品の製造を行っている。みそや即席みそ汁販売などの業績好調に伴う生産体制強化と旗艦工場である長野本社工場のバックアップ機能、災害時のリスク軽減のため水の郷工業団地への進出を決めた。
 協定書調印式では、魚沼市の佐藤雅一市長と青木社長が協定書に調印した。
 佐藤市長は「水の郷工業団地は食品にしぼって企業誘致を進めているのでマルコメ株式会社様の進出はありがたいこと。行政として出来ることは積極的に取り組みます。マルコメ株式会社がこの地域でますます発展されることを祈念しています」とあいさつし、青木社長は「従来、みそ一本で営んできましたが、最近は健康的な商品である塩糀、醤油糀、甘酒などの販売が増えてきて、安定的な供給のため適切な場所を探してきました。水の郷工業団地は食品に限って誘致しており、健康ビジネスのビジョンがしっかり確立している。また、雪、水、米など地域固有の資源が素晴らしく、地盤も強固、首都圏へのアクセスも良いことを総合的に判断して進出を決定しました。魚沼の自然のポテンシャルを活かして、この地から全国に発信していきたい」と述べた。
 同社では、現在魚沼市が整備している同工業団地の第2期造成地に約4㌶を取得することにしており、用地の購入は12月の予定。生産品目や操業開始の時期、雇用予定などは未定。
 同社では現在、長野県内に4つの工場を有しているが、新たに建設される水の郷工業団地の工場は本社工場に次ぐ規模を見込んでいる。

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