魚沼WEBニュース

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6月に石川雲蝶シンポジウム

2014-04-12 | '14魚沼地域のイベント

中島誠之助氏が基調講演

Photo 今年は、江戸末期から明治にかけて活躍した彫刻師・石川雲蝶の生誕200周年であり魚沼市の石川雲蝶生誕200周年記念事業実行委員会では各種事業を行ってきているが、そのメイン・イベントとなる「生誕200周年記念シンポジウム」が6月29日、小出郷文化会館で開催される。
 シンポジウムは雲蝶作品の文化的価値の理解を深めるとともに、石川雲蝶を地域の宝として再確認し地域活性化やまちづくりに結び付けようと開かれるもの。
 第1部の基調講演ではテレビ東京の「開運なんでも鑑定団」でおなじみの古美術品鑑定家・中島誠之助氏が「新潟の美術といい仕事」と題して講演、第2部では「石川雲蝶を柱とした地域活性化への取り組み」をテーマとしパネルディスカッションが行われる。
 パネリストは高橋郁丸氏(新潟県民俗学会理事)、酒井謙介氏(石川雲蝶子孫)、大野好二氏(奥只見郷ネイチャーガイド)、佐藤勉氏(小出商工会青年部)の4人が予定され、フリーアナウンサーの伊勢みずほ氏がコーディネーターを務める。
 また、会場では地域に残る石川雲蝶の作品が展示されるほか、魚沼市の特産品の紹介や福祉作業所の製品販売コーナーも設けられる。
 シンポジウムは12時40分開会で入場無料。ただし入場には整理券が必要で、整理券は5月9日から市役所各庁舎と魚沼市観光協会で配布される計画。
 石川雲蝶は文化11年(1814)に江戸の雑司ヶ谷で生まれ。30代前半に越後へやってきて栃尾の秋葉山御堂や、三条の本成寺の建築に携わった後、魚沼市大浦の西福寺開山堂、同市根小屋の永林寺で彫刻などの腕を振るった。その後も各地に作品を残しながらも明治16年(1883)に享年70歳で亡くなっている。


住宅リフォーム補助金

2014-04-12 | '14魚沼市のニュース

新たに命綱の金具設置も
魚沼市

魚沼市では地域経済の活性化を促進するため住宅リフォーム工事費用の一部を市が補助する「住宅リフォーム支援事業」を今年度も実施する。
 市内の施工業者を利用して、自宅の修繕、補修などのリフォーム工事をする人を対象に、補助対象工事経費の20%、上限10万円を補助するもの。
 補助が受けられるのは魚沼市に住民登録、外国人登録をしている人で、対象となる住宅の所有者でそこの居住者。
 対象となる工事は、個人住宅のリフォーム工事で、施工業者は市内に本社または営業所がある法人や市内に住所がある個人事業主に限られる。工事経費等の条件は、リフォーム工事費用から製品・設備等を除いた金額(補助対象経費)が10万円(消費税を除く)以上であることとなっている。
 また、今年度からは屋根雪除雪安全対策として、屋根の雪下ろし時の事故を未然に防ぐことを目的として、命綱を取り付ける金具を設置する工事についても別枠で支援することになった。金具設置については補助対象工事費の50%を補助するもので上限は5万円。
 申請窓口は土木課都市整備室(広神庁舎1階)。募集期間は4月14日から5月16日まで。補助枠はリフォームが400件、屋根雪除雪安全対策が100件程度を予定している。期間中に予定件数に達した場合は抽選となる。