晴天の下、魚沼路を力走
新緑と残雪の魚沼市全域を巡る約120kmのコースを自転車で走る「ロングライド魚沼」が6月9日に開催され、県内外からの参加者がそれぞれのペースで魚沼路を駆け抜けた。
ロングライドは、レースではなく約100km以上を交通ルーツに則って一日かけて自転車で走るツーリングイベント。「ロングライド魚沼」は、今回が2回目の開催。大湯温泉の湯之谷交流センターユピオ前をスタート・ゴールに響きの森公園、月岡公園、道光高原、星の家、福山新田、寿和温泉、浅草大橋を巡る最大標高差465メートルのコースで行われた。
今回は上級者向けのAコース(約120km)と初心者向けのBコース(約90km)の2つのコースが設けられ、県内外から169人が参加した。
当日は晴天となり、6時10分から大湯温泉のレク都市公園で開会式が行なわれた後、6時30分からは参加者が20人ずつ5分間隔で元気よくスタートしていった。
参加者は夏本番を思わせる強い日差しを浴びながら快走。上原高原の長い上り坂では苦しい表情を見せながらもスタッフらの声援に笑顔で応えていた。
コースの途中の上原高原、星の家、浅草大橋駐車場、神湯温泉にはエイドステーションが設けられ、ゴールのユピオでは豚汁が振舞われ、参加者に喜ばれていた。
また、コース沿道では主催者が配布した旗を片手に参加者に声援を送る市民の姿も見られていた。
今回の完走者は165人。Aコースで最初にゴールした人の所要時間は3時間44分、最後にゴールした人は8時間30分だった。