23日に魚沼市
魚沼市では1月23日11時に「魚沼市大雪警戒本部」を設置した。
今後も降雪が予想され積雪量の増加が懸念されることから、事前対策を強化するため設置したもの。
23日に魚沼市
魚沼市では1月23日11時に「魚沼市大雪警戒本部」を設置した。
今後も降雪が予想され積雪量の増加が懸念されることから、事前対策を強化するため設置したもの。
魚沼市ものづくり振興協議会
魚沼市ものづくり振興協議会(川井義博会長)では、魚沼市からの委託業務により今年度、小水力発電機の開発等に取り組んでおり、1月22日には製作中のデモ機のテストを同市十日町の栄工舎新潟工場駐車場で行った。
この事業は、地球温暖化防止の観点や原発事故の影響から自然環境による再生可能エネルギーへの期待が高まる中、魚沼市の豊富な水資源を有効活用した小水力発電機を設置して、市内製造業の技術高度化や子どもたちへの環境教育に役立てるもの。
デモ機の製作について、同協議会では昨年7月に取り組みを開始。豪雪地・魚沼の特性を活かし、屋根消雪用地下水の落水を利用した発電機の製作を進めてきた。
この日テストが行なわれたのは水車型とスクリュー型の2種類の発電機。先行して製作されてきた水車型はこれまでに3回ほどのテストを行い改良が重ねられてきたもの。今回は水車を回り易くするためにベアリングを工夫するとともに、発電した電気をバッテリーに充電するシステムも作って行われ、会員は水車の回り具合や発電量などを細かにチェックしていた。
後発のスクリュー型は今回が2回目のテスト。前回よりスクリューが回り易く改良されたが、発電機の負荷がまだまだ大きく、今後の課題とされていた。
同協議会では、今後さらに改良を進め、デモ機の製作とともにその実証実験の成果を市に報告することになっている。
マネートラブルにかつ
振り込め詐欺や多重債務などお金にまつわるトラブルを防止するための留意点や解決法を紹介する消費者被害防止の啓発冊子「マネートラブルにかつ!」が1月23日、魚沼市に贈呈された。
冊子を贈呈したのは、ろうきん、総合生協、連合北魚沼支部で構成する「新潟県労働者福祉協議会北魚沼支部」。新潟県労働者福祉協議会では、消費者の自立を支援するため県内の自治体ごとに同様の冊子を作成し寄贈する活動を行なっている。
冊子は各団体からの拠出金により作成させたもので、若者を狙った悪質商法や架空請求、キャッチセールスの手口などトラブル防止の留意点を紹介するとともに、その解決法などを4コマまんがを使って分かりやすく掲載している。また、魚沼市版では自殺予防のページも設けられている。
この日は連合の中嶋信幸北魚沼支部長、ろうきんの池田浩一小千谷支店長、総合生協の山田孝栄中越支局営業課長が市役所を訪れ、「消費者教育が行われていない中で、社会人になってトラブルに巻き込まれることもあり、その防止や解決に役立てていただきたい」と目録を大平悦子市長に手渡した。
魚沼市には1万7000部が贈呈され、全戸に配布されることになっているほか、同市では中学3年生や新成人にも配布し活用してもらうことにしている。
奇祭「雪中花水祝」
2月11日、八幡宮境内などで
堀之内の奇祭「雪中花水祝」が2月11日、魚沼市堀之内の八幡宮境内を中心に盛大に行われる。
鈴木牧之の「北越雪譜」の中でも紹介されている「雪中花水祝」は、その年に結婚した新婿の家を行列が順に回り、新婿の頭から花水(御神水)を浴びせ、夫婦和合、子宝が授かるようにと祈願する神事。
現在では八幡宮の境内に雪のステージを造り、約3メートルの御神体が立つメイン会場で新婿に御神水を浴びせる「水祝いの儀」が行われる。
また、新婿を迎えに行く大行列巡行や祝い餅撒与、和太鼓演奏、花火など多彩な催し物もある。
当日のスケジュール(予定)は次のとおり。
▼うまいもの市(11時頃~19時頃・八幡宮境内)▼新婿迎え(12時~15時・堀之内各地)▼和太鼓演奏(12時~13時15分・八幡宮境内)▼よさこい演舞(13時30分~15時30分・上仲町交差点、八幡宮境内)▼入魂式(16時~16時30分・八幡宮境内)▼行列行進(16時30分~17時30分頃・八幡宮-皇大神宮-下町-八幡宮)▼百八燈点火(17時30分頃・八幡宮境内)▼水祝いの儀(17時30分過ぎ~・八幡宮境内)▼祝い餅撒与(18時30分頃・同)▼大団円・花火(19時頃・同)
問い合わせは雪中花水祝実行委員会《電》025-794-5782へ。
2月16日に「子ども雪まつり」
絵本の家「ゆきぼうし」
魚沼市須原の絵本の家「ゆきぼうし」では第17回「子ども雪まつり」を2月16日に同館とその周辺で開催する。
当日は13時30分に受付開始。14時開会。雪上ゲームや自由あそび、もちつきが計画されており、17時には「結8万8千の雪灯り」の一環として県道沿いの雪灯ろうに火を灯す。
参加費は4歳以上300円。お椀、皿、箸を持参のこと。問い合わせは「ゆきぼうし」《電》025-797-2330へ。
県内外から196チーム参戦
2月10日に国際雪合戦大会
小出雪まつり第25回国際雪合戦大会が2月10日、魚沼市干溝の県立響きの森公園内「雪のコロシアム」で開催される。
昔ながらの雪国の遊び「雪合戦」をスポーツ化したこの大会。このほど参加チームの募集が締め切られ、今回は大人の部に180チーム、子どもの部に16チームのエントリーがあった。遠くは鹿児島県、宮城県からやってくるチームもある。外国人チームの参加は5チーム。
当日は8時45分に開会式が行なわれ、9時30分から予選リーグ、13時から決勝トーナメントとなる。
今回も予選リーグ敗退でも試合を盛り上げてくれたチームは決勝トーナメントへの道が開かれることになっているほか、参加チームのコスチューム写真コンテストも会場を盛り上げる。
また、会場では模擬店が並ぶ「うまいものストリート」や餅つき大会、鳥追い洞、FMXバイクショー、風船・ポップコーン無料配布、当たりつき福餅撒きなども行われ、大会に参加しない人も楽しませてくれる。
なお、前日の9日には前夜交流祭のほか、小出スキー場ではスキーカーニバルが開催され、たいまつ滑降や雪上花火などが行われる。
スノーシュー雪山トレッキング
スノーシュー雪山トレッキングが2月9日、鏡ヶ池周辺で行われる。小学生以上が対象で参加費500円。申し込みは2月5日までに守門公民館《電》797-2261へ。
全国女性消防操法大会目指し
魚沼市消防団では、平成27年に開催される「全国女性消防操法大会」に向けて女性部団員を募集している。
対象は市内在住または在勤の20歳から40歳くらいまでの女性で、女性部団員からは「軽可搬ポンプ操法」を中心に消防団の事業に参加してもらうことになっている。
定員は10人で入団日は4月1日。団員には年額報酬や活動に応じた出勤手当が支給される。申し込み締め切りは3月31日。申し込み、問い合わせは消防本部消防総務課消防係《電》792-0765へ。
2月1日から受付
防衛省では自衛官を募集している。
現在募集されているのは幹部候補生(一般)と幹部候補生(歯科・薬科)、予備自衛官補。資格、受付期間は次のとおり。
▼幹部候補生(一般)=20歳以上26歳未満、院卒者は28歳未満(受付期間=2月1日~4月26日)
▼幹部候補生(歯科・薬科)=専門の大学卒業(見込み含む)の20歳以上30歳未満(受付期間=2月1日~4月26日)
▼予備自衛官補=18歳以上34歳未満(受付期間~4月3日)
募集についての詳細は「自衛官募集ホームページ」または「新潟地方協力本部」長岡出張所《電》0258-33-0256へ。
災害がなく、人と人との助け合い精神を大切に豊かな暮らしができることを願って市民が一斉にローソクを灯す、うおぬま冬物語「結」(ゆい)8万8千の雪灯りが今年も魚沼市内全域で取り組まれる▼新潟県中越地震の後に始まった取り組みであるが、年々その輪は広がってきているように思う。このイベントは、3月9日まで魚沼市内で行われるイベントに合わせ、地区単位や市内全域で夜ローソクを灯してもらおうという取り組み。また、イベントのシンボルである大型の「結ローソク」は期間中、各地域の祭りやイベントでリレーされる▼キャンドルリレーが行われるイベントは「吹雪の神湯・昔語りの夜」(2月2日)、「小出雪祭りスキーカーニバル」、「小出国際雪合戦大会前夜祭」(2月9日)、「雪中花水祝」(2月11日)、「須原スノーカーニバル」(2月23日)、「守門神社宮原押合い大祭」(3月1日)、「薬師スキーカーニバル」(3月2日)、「百八灯雪まつり」(3月3日)、「東方稲荷春季例祭大百八灯」(3月9日)「雪明り雪中行群」(同)▼そのスタートイベント点灯式が1月26日、小出郷文化会館小ホールホワイエで行われる。スタートイベントではまず、メインキャンドルに点火する「雪あかり点灯式」が18時30分から行なわれ、ハートフルコンサートでは魚沼混声合唱団とKIDSうおぬまが出演するほか、新潟県出身のバンド「壱PIECE」のコンサートが開かれる。コンサートの入場料は一般1000円(ローソク1セット付)、小学生以下無料。チケットは小出郷文化会館で扱われている▼なお、主催するプロジェクト結実行委員会などでは、同日を「必ず点灯してほしい日」として18時の点灯を広く市民に協力を呼びかけているほか、3月9日までのイベントのある日の18時にも点灯してほしいとしている▼イベントを楽しんだり、災害のない魚沼市となるよう、人と人の結びつきにより豊かな暮らしとなるよう、あなたもあかりを灯してみませんか。
父の出身地・魚沼でも募金呼びかけ
「なぎくんに心臓移植を」。重い心臓病を持つ長岡市の神保梛(なぎ)くん(2)が、米国での心臓移植を受けるために必要な1億6500万円の募金活動が県内各地で行われており、梛くんの父親・匡さん(魚沼市中原出身)の地元、魚沼市でもチラシの配布や、各地に募金箱が設置されるなど協力が呼びかけられている。
梛くんは平成22年生まれ。24年5月に約50万人に1人という「拘束型心筋症」の診断を受け、現在新潟大学医歯学総合病院に入院している。
拘束型心筋症は、心臓の壁がかたくなり、十分にふくらむことができない原因不明の病態で、突然死のリスクも高く、5歳以下で発症した場合、半数以上の患者が2年以内に死亡する難病。有効な治療方法はなく、悪化した場合の唯一の救命手段は心臓移植となっている。
国内での移植が難しい中、一刻も早い移植が必要な状況から両親は海外での移植を決意、米国のコロンビア大学病院が受け入れを受諾してくれた。
しかし、海外移植には莫大な費用が必要なため、匡さんの同僚ら有志が「なぎくんを救う会」を立ち上げ、昨年12月から街頭募金を行っている。
22日現在の募金額は約9200万円。梛くんは現在、強心剤の点滴を持続することで安静を保っており、点滴がはずせない状態。昨年10月末には急激に症状が悪化したこともあったことから早期の目標額達成が願われている。
募金の振込口座名は「ナギクンヲスクウカイ(なぎくんを救う会)」。主な振込先は、ゆうちょ銀行00590-9-98050、北越銀行本店営業部(普)2122237、大光銀行本店営業部(普)3046840、第四銀行本店営業部(普)2622273。問い合わせは、なぎくんを救う会事務局《電》0258-37-7225へ。
5月に南魚沼市民会館
世界的に活躍している和太鼓集団「鼓童」の公演「鼓童ワン・アース・ツアー2013~伝説」が5月26日、南魚沼市民会館大ホールで行われる。
鼓童は、1981年ベルリンフィルハーモニーホールでのデビュー以来、年の3分の1を海外、3分の1を国内、3分の1を本拠地の佐渡で過ごし、「ワン・アース・ツアー」とよぶ公演活動を中心に、これまでに44ヶ国3000回以上の公演を行っている。
公演は18時30分開演(18時開場)。前売り券は全席指定で5000円(当日5500円)。チケットは3月3日から同館および同館プレイガイドで発売される(会員発売は2月24日から)。問い合わせは同館《電》025-772-5500へ。
魚沼市ボランティア大会
ボランティア活動の発展と相互の親睦を図り「支え合い・助け合い」を推進することを目的とした第6回「魚沼市ボランティア大会」が1月19日、魚沼市小出郷文化会館小ホールで開催された。
大会では、永年ボランティア活動を行ってきた団体や個人への表彰があり、「私たちは、家族や地域のみんなとボランティアについて考え、活動の輪を広げていきます」などの大会宣言を行った。
式典に続く記念講演では三条市のシンガーソングライター佐藤英里(ひらり)さんがコンサートを開き、母親の佐藤絵美さんが講演した。
英里さんは、小学5年生。視神経低形成により生まれつきの全盲。保育園児のとき美空ひばりの「川の流れのように」と出合い音楽に興味を持ち、2012年、障がいのある音楽家の全国大会「第9回ゴールドコンサート」でオリジナル曲「なないろ夢」を歌いグランプリと観客賞をダブル受賞。昨年7月にはCDシングル「みらい」を発表。売り上げは東日本大震災の震災遺児に寄付している。
コンサートでは、いきものがかりの「風が吹いている」をはじめ、オリジナルの「みらい」、「なないろの夢」、大好きな美空ひばりの「愛燦燦」など6曲を披露。澄んだ歌声と小学生とは思えぬ歌唱力でほぼ満員の会場をうならせた。
また、母親の絵美さんは「あなたにしかできなこと私にできること」と題して講演。「老人ホームのボランティア募集を見て、うちの子でも出来ることがあると思い、すぐに電話して初めて他人の前で歌いました。聞いてくれた人が涙を浮かべ、『また来てね』と言われたことがとても嬉しく、今でも覚えています。英里にしかできないことは、歌を歌うこと。聴いた人が勇気がでるよう心を込めて歌うようにしています」と英里の歌について語るとともに「CDが売れたことで100万円を震災遺児に送ることができました。英里の歌がたくさんの人たちの協力で義援金につながり感謝しています。被災地で歌った際には『生きていてよかった』と言ってもらいました。これから先も音楽が自分のため、まわりの人たちのためにできる唯一のことと思っています」と話していた。
表彰された団体、個人は次のとおり(敬称略)。
【新潟県知事表彰】小出地区給食ボランティアの会
【魚沼市ボランティア連絡協議会会長表彰】
【堀之内】大平邦子、小笠原都々子、上村善治、上村正幸、上村芳照、関根アイ、桜井豊、武沢スミ、波方秀雄、星野節子、森山正江、山田良一、山之内竹子、山本栄子、吉田美津子
【小出】阿達まり子、五十嵐カツイ、五十嵐トシエ、井口友一、井口ヨリ、磯部トシ、井上征子、内山満里子、大竹禮子、小幡ツキ子、椛澤幸子、栗原マサ、桑原広美、小島タヅ子、駒形夫佐子、桜井テル、桜井雪子、佐藤孝、佐藤寿美子、佐藤チヨノ、佐藤光子、須佐和代、田口美代、竹川隆子、橘タカ、辰口友枝、田中松子、長沼和子、中村洋子、平澤静子、平野三津江、星喜代子、牧野静江、牧野ハルエ、宮島豊子、柳瀬喜美江、山之内富子、山本昱子、栁澤夏子、吉田由子、和田タツ子
【湯之谷】井口千江子、大島京子、太田三枝、桜井昭子、桜井幸子、佐藤アサノ、佐藤澄子、佐藤待子、佐藤まゆみ、佐藤よし子、戸田久子、富永ヒナ、布施トシ子、星公代、星茂子、星登子、星増栄、星みき子、山田チイ、矢野晴代、
【広神】今井敦子、佐藤チヨ、関矢チエ子、関矢百合子、星野トミ、星野マリ子
須原スキー場
須原スキー場では1月26日に無料のナイター営業を行う。
JA北魚沼の協賛によるもので、時間は17時から20時。なお、当夜は食堂は営業しないが休憩所は利用できる。
南魚沼市で3月2日
ユネスコ無形文化遺産「小千谷縮・越後上布の世界に触れてみませんか」。長年、南魚沼市塩沢地域の春の風物詩とされてきた「越後上布の雪晒し」などを体験する「越後上布」体験講座が3月2日、同市の塩沢織物組合・上十日町雪晒し場で開催される。
講座は10時から15時30分までで、午前に越後上布の製造過程を学び、午後は湯もみ、雪晒し体験となる。参加費は3000円、中学生以下2500円(昼食代込み)、定員は先着40人。天候により雪さらし体験ができない場合もある。締め切りは2月8日。申し込み、問い合わせは同市社会教育課文化振興係(大和公民館《電》025-777-5671)へ。
3月6日に開催
平成26年3月に大学・短大・専門学校など卒業予定の学生を対象とした企業説明会「2014南魚沼就職ガイダンス」が3月6日、南魚沼市坂戸のサンライズ南魚沼で開催される。
説明会は、企業には優秀な若い人材を確保するため、学生にとっては地元企業へ就職するための良い機会となっており、多くの企業、学生の参加が期待されている。当日は12時30から受付、13時開会。
なお、企業は事前の参加申し込みが必要となっている。問い合わせはハローワーク南魚沼・学卒担当《電》025-772-3157へ。