目玉は16万本のシバザクラ
平成13年度から公園整備事業が進められてきた県立奥只見レクリエーション都市公園(道光・根小屋地域)「花と緑と雪の里」の東部台地シバザクラ広場が4月1日に全面オープンとなり、26日に開園式が行なわれた。
同公園は「魚沼の里山公園の創出」をテーマに里山の自然観察にふさわしい景観を活かした公園づくりを整備のコンセプトに平成15年度に中央台地5・5ヘクタールが開園。
4月に全面オープンした東部台地は面積が1・72ヘクタール。見どころは県内随一の規模を有する1ヘクタール、16万本のシバザクラが「魚野川を泳ぐ魚」をイメージした模様で一面に咲く「シバザクラ広場」。ほかに展望デッキ、桜見橋、芝生広場、自然観察遊歩道などが整備されている。
開園式ではまず、星野敏美実行委員長が「近年まで田や畑だった場所が公園とという形に変わったが私たちの生活を良くするために役立てなければならない。そのためにどう育てたらよいか考えていきましょう。これからも温かい目で見守ってください」とあいさつ。大平悦子市長は「多くの人から来てもらい癒しの場、憩いの場として親しまれることを願っています」と公園の完成を祝った。
テープカットに続いては、地元の小学生による「桜見橋」の名板の除幕行なわれ、その後は七分咲き程度となったシバザクラ広場を集まった人たち全員で散策した。なお、シバザクラの見ごろは5月下旬まで。