魚沼WEBニュース

新潟県魚沼市や周辺市のニュース・情報をお届けします!週刊「魚沼WEBニュース」 ★★ 提携 「小出郷新聞社 」

雪中花水祝をわかりやすく紹介

2007-01-28 | お知らせ

掘之内の長谷川勝義さんが出版

魚沼市掘之内の長谷川勝義さんは、掘之内に伝わる奇祭

「雪中花水祝」の由来や、それに関わる八幡宮・皇大神社

の縁起などをわかりやすくまとめた「小正月と鳩祭り・雪中

花水祝い」(新潟日報事業社)を出版した。長谷川さんは長

らく旧掘之内町職員として勤め、町村合併を機に退職。在

職中に堀之内町史編纂室長を勤めた事から、町史編纂を

通じて調べた雪中花水祝のいわれなどを平成5年に手作り

の冊子にまとめており、今回「花水祝いのいわれや起源、

何を意味しているのかなどを、広く魚沼の人たちに知っても

らいたい」との願いから改めて出版することになった。中学

生が読んでも理解できるように心がけて書かれた「小正月と

鳩祭り・雪中花水祝い」は、中学3年生の絵美と母の清子、

父の一夫の会話を通してわかりやすく紹介しており、詳細

については巻末の註記で説明している、また、長谷川さんと

親交のある新潟市の漫画家、高橋郁丸さんの手による挿絵

が添えられている。価格は1000円で、掘之内地区の書店

で扱われている。


「結」8万8千の雪灯りスタート

2007-01-28 | ニュース

オープニングコンサート楽しむ

魚沼市が災害の無い地域となることと、人と人との助け

合い精神を大切に豊かな暮らしができることを願って市

民が一斉にローソクを灯す、越後うおぬま冬物語「結」(

ゆい)8万8千の雪灯りのオープニングイベントが1/19

小出郷文化会館ロビーで行われた。このイベントでは3

月10まで魚沼市内で行われるイベントに合わせ、地区

単位や市内全域で夜ローソクを灯してもらおうという取り

組み。また、イベントのシンボルである大型の「結ローソク

」は期間中、各地域の祭りやイベントでリレーされる。オー

プニングイベントではまず、原始的な発火方法である「きり

もみ式」で「結の火」が起こされ、その火で灯されたローソ

クの灯りの中で、実行委員会の桜井俊幸委員長が「結8万

8千の雪灯りの一本は震災復興と災害の無い地域を願い

、もう一本は自分のために想いを込めて灯すことを宣言し

ます」と宣言を行った。星野市長から「これからは前向きに

雪国で過ごしていく時代。冬のイベントが輪になって交流を

深めてもらいたい」と祝辞が述べらた後、星野市長と阪西

観光協会長がトーチで、会館の外に置かれた2本の「結」

ローソクに点火した。会場に集まった人たちも外へと出て

一人2本のローソクを灯し、そのローソクが階段に並べら

れた。ロビーの外に並んだローソクの灯火をバックに開か

れた「コンサート」では、「バイオリンランドクラブ」、ハンド

ベルの「ベルエンジェル」、「小出郷リコーダーオーケストラ

」が演奏を行ったほか、西野雅人さんのギターで歌手の加

来陽子さんが歌や朗読を披露。会場の人たちは幻想的な

眺めと、音楽のコラボレーションを楽しんでいた。