UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

猛暑御見舞、夜空にしだれ柳・・・

2019-08-09 01:49:16 | 日記
昨日はびわ湖花火大会、

GGIは知人といっしょに庵から徒歩数分、わが迎賓館の近くの湖岸から眺めました

年々人出が増える一方、留まることをしりませぬ。主催者発表で人出は35万人!(湖都の人口は30万少々ですから昨夜の湖都の人口密度は日本一!?)、湖岸はラッシュアワー並みの混雑ぶり、いったいどこからこれだけの人たちが湧いて出てきたのでありませう・・・

それに最近はあちこちに屋台などの食べ物屋さんが湖岸の公園地帯に大侵攻、年々騒がしくなる一方、花火見物よりもあれこれ食べたり飲んだりに忙しい人たちも少なくありません

一万発もが打ち上げられたそうです。花火は毎年新しいタイプのものも打ち上げられますが、やはり美しいのは「しだれ柳」などオーソドックスなタイプのものというのがGGIの感想です。

そういえば「花火」という童謡がありましたね。もう忘れたとおっしゃる方は動画のサイトをご覧になって思い出してください

今夜も寝苦しい夜ですが、GGIが撮りました花火の写真をご覧になって心安らかに永遠にではなくお休みくださいませ

《原爆の日がすぎるとまたひっそりつくつくほうし》

 松尾あつゆき 8月9日朝日夕刊《素粒子》欄より
 

なもあみだぶ・なもあみだぶ・なもあみだぶ・・・・

グッドナイト・グッドラック!

ああ、素晴らしきかなトマソン物件・・・

2019-08-07 02:01:33 | 日記
昨日は8月6日、広島に世界初の原爆が投下された日です。

平和公園での記念式典、松井一実・広島市長は挨拶において日本政府に対して「核兵器禁止条約への署名・批准を求める被曝者の思いをしっかり受け止めていただきたい」と懸命に訴えましたが、安倍首相は市長の言葉をまったく無視した挨拶をしました。ここ数年、真夏の強い日差しのなかで毎年くり返される寒々とした光景です。

「・・・近年、世界的に安全保障環境は厳しさを増し、核軍縮をめぐっては各国の立場の隔たりが拡大しています。我が国は、「核兵器のない世界」の実現に向け、非核三原則を堅持しつつ・・・核兵器国と非核兵器国の橋渡しに努め、双方の協力を得ながら対話を粘り強く促し、国際社会の取り組みを主導していく決意です・・・」

無表情で原稿を棒読み・・・中身のない、常套句に満ちた空虚な言葉だけが平和記念公園の広場に響き渡ります

安倍首相の慇懃無礼な空虚そのものの言葉は身体に悪いので、GGIは午後、厄払いに散歩兼雑用にでかけました。炎天下、郵便局にたどりつき某用事をこなそうとしましたら、係の女性に「GGIさん、この手続きをするためには自分のカネであっても印鑑が必要なのです、いまお持ちでないなら出直してください、拇印ではダメです」と冷たく突き放されてしまいました。

しかたがありませんので、炎天下GGIは再び路上の人となりました。あてが外れましたので仕方なしに、ふだんあまり通らない道をそろそろと前進しておりましたら、突然トマソン物件に遭遇しました!久しぶりであります、なかなかの物件です

トマソン物件あるいは超芸術トマソンという素晴らしき芸術の存在をご存知でないかたは不幸なかたです。幸せになるたてにウィキペディアをぜひご覧ください。

トマソンの定義はウィキペディアさんによりますと少々難解なのですが以下のとおりです

『超芸術トマソンとは、赤瀬川原平らの発見による芸術上の概念。不動産に付属し、まるで展示するかのように美しく保存されている無用の長物。存在がまるで芸術のようでありながら、その役にたたなさ・非実用において芸術よりももっと芸術らしい物を「超芸術」と呼び、その中でも不動産に属するものをトマソンと呼ぶ。その中には、かつては役に立っていたものもあるし、そもそも作った意図が分からないものもある。 超芸術を超芸術だと思って作る者(作家)はなく、ただ鑑賞する者だけが存在する。』

何のことかお分かりにならないかたはウィキペディアさんに掲載されている写真をご覧になってください。思わず笑って幸せに気分になるでありませう

昨日GGIが遭遇しましたのはいわゆる「原爆タイプ」と称されるものです。原爆タイプというのはかつて存在していた建物などの痕跡がまだ存在している隣の建物の壁にシルエット状に残っている物件を指します。密集して立てられていた建物の一部が取り壊された場合などに出現するとされています。この名称は広島に原爆が投下されたとき熱線を浴びた人の影が石段に焼き付けられていたことから連想して赤瀬川氏が命名したものですが、あまりにも直裁的な名称ですので、最近はトマソン観測センターのFacebookでは、報告者に「原爆タイプ」の名称を避け「影タイプ」等の名称に言い替えるよう推奨しています。

説明はこのぐらいにしまして、GGIが昨日であった原爆タイプのトマソン物件の写真をご覧ください。

この種のトマソン物件は珍しくないのですが、この物件、まず保存状態がきわめて良好です。ふつうトマソン物件は、要するに無用の長物でありますから、粗末に扱われるが常ですが、この物件の場合は大切に保存されています。いま立っている建物の壁とかつてあった建物の壁がていねいにチョコレート色とあずき色に塗り分けられておりステキなコントラストを生み出しています。

しかし他の数多くの原爆タイプのトマソン物件と大きく異なっているのはトマソン物件を慕うように傍らの小さな空地に設けられている滑り台の存在です。小さな滑り台は鮮やかの黄色、そして滑り台の周囲にはあざやかな緑の草々・・・

トマソン物件のおうちと黄色の小さな滑り台と緑の草々、これらの色彩とフォルムが一体化してすばらしきハーモニーを生み出しています。トマソン物件とちいさな滑り台との見事なコラボレーションです!

この小さな滑り台、となりのトマソン物件を眺めていて、いいなあ、滑り台の傾斜はあのトマソンちゃんの屋根の傾斜とよく似ているから、ボクはあのトマソン物件と仲良しになりたいなあ、と思っているうちに、希望がかなって見事なコラボレーションとなったのでありませう・・・

赤瀬川先生は生前たくさん原爆タイプのトマソン物件を発見されていますが、このような見事なコラボレーションを生み出している物件は発見されていないのではないかと思います。優れた画家であった赤瀬川センセイ、この物件の写真をご覧になったら「この物件、いいなあ、心が和むなあ、絵になっているなあ」とお喜びになるのではないかとGGIは勝手に自負しております

なもあみだぶ・なもあみだぶ・なもあみだぶ・・・・

グッドナイト・グッドラック!

NHKさまと朝日新聞さまゑ、死刑執行なんてもうその他の雑多なニュースに過ぎないのでせうか?

2019-08-05 00:14:46 | 日記
先日、8月2日午前、山下貴司法務大臣は二名の男性に対して死刑を執行しました。「令和」の時代初の死刑執行です。GGIは暑さでぼんやりしていてこのニュースに気づいたのは午後1時前のBSの短いニュースによってでした(NHKのお昼のニュースで伝えていたのではないかと思うのですが、GGIはおそらく聞き逃したのでありませう)

BSニュースで女性アナウンサーが「今日午前、死刑が・・・」とごく簡単に報じるのを聞いてわが耳を疑いました

今年は改元や新天皇即位に関連した慶事がいろいろあり、次いで来年はいよいよ東京オリンピック、このためオリンピックが終わるまでは法務省は死刑執行を控えるのではないか、というのが関係者(つまり死刑に反対する法律家、市民団体や様々な市民)の大方の見方であったからです。

今年の改元を控えて、昨年は7月には急いでオウム関係者13名を一挙に処刑、さらに12月末にも駆け込み処刑を行っていましたので、オリンピックが終わるまで当面死刑執行はないであろうと安心していたのでした。

日本国憲法は残虐な刑罰を絶対的に禁止しています

「第三十六条:公務員による拷問及び残虐な刑罰は、絶対にこれを禁ずる。」

常識的に考えれば日本で行われている死刑(絞首刑)が残虐な刑罰であることは誰の目にも明らかです。死刑制度は必要と考える人でも絞首刑が残虐でないとは考えないでありませう。ですから、憲法のこの条項は死刑禁止条項とも言うべきものです。

日本国憲法において「絶対に禁ずる」とされているのはこの条項だけです。それにもかかわらず日本では未だに死刑が執行されています。これは明らかに憲法違反です。ですから憲法を遵守することが大切と考える国民のひとりとしてGGIは強く死刑制度に反対しています。

この憲法の絶対的禁止規定があるにもかかわらず未だに死刑が執行されているのは1951年に最高裁が「死刑(絞首刑)は残虐な刑罰ではない」という前代未聞の誰も思いつかないような超屁理屈を強引にこねたためです。その判決がいまだに、70年を経たいまでも生きているのです。

ですから死刑制度に反対することは何も過激な行為ではありませぬ。決して犯罪者に味方しているわけではありません。GGIは憲法を守ることを求めているに過ぎません。

このたびの死刑執行は「元号がかわり、新天皇が即位し、新しい時代になっても、栄えある誇り高きわが日本は、先進国で唯一の死刑存置国になっても、死刑制度を断固死守するぞ」という日本政府・法務省の高らかな宣言であるとGGIは理解しました。この意味でこのたびの死刑執行は看過するわけにはいきません。
 
しかしながら、日本政府がいくら張り切ってもいまや世界の3分の2の国、およそ140カ国で死刑は法律上あるいは事実上廃止されており、先進国で死刑制度が未だにあるのは米国と日本だけに過ぎないというのが世界の現実です(米国の場合は20の州と首都ワシントンでですでに死刑が廃止されており、今後も死刑を廃止する州が増えていくものと推測されます)。このように多くの国が死刑を廃止するに至っているのは、執行の方法がいかなるものであれ、死刑そのものが残虐な刑罰であるからに他なりません。

このたびの死刑執行を予想することができなかったのは死刑に反対する市民らの見方が甘かったからにすぎませぬ。法務省はもっともっとリアルだったのです。

法務省は以前から、死刑制度を確実に維持することを目的に、できる限り毎年(できれば半年に1回、年に2回)、計数名の死刑確定者を処刑することを方針としています。また、ある死刑執行から次の執行までの期間が長すぎたりしないよう常に注意しており、このため毎回慎重に執行時期を選んでいます。この期間が長くなれば長くなるほど、死刑執行の停止を求める様々な動きが強くなりかねず、放置すると死刑執行の一時停止という事態につながりかねないからです。

ですから、昨年12月末の執行後、天皇家の慶事があるため今年一年間、さらに来年東京オリンピックが終了するまでの計20カ月間にもわたり死刑を執行しないとなると、法務省にとってはきわめて好ましからぬ事態、大ピンチということになります。このピンチの出現をできる限り回避するために、法務省は「今年は新天皇の即位したものの、まだ即位に関連した慶事が続く。しかし、思い切っていまのうちに死刑を執行してしまえ、そうすれば死刑が執行されない期間をかなり短縮することができる」と判断したのです。この判断がこのたびの死刑執行につながったというのがGGIの推測です。

予想が外れたのはとても残念でありますが、残念がっているだけでは意味がありませぬ。かようなしだいで、8月2日の午後、とりあえず、ネットに流れている死刑執行のニュースの内容を参考に、安倍首相と山下貴司法相に宛てた抗議文を大急ぎで作り、夕方に官邸と法務省にファックスで送り、ついでにマスコミ各社の湖都の支局にも送っておきました。

一息ついて近くのスーパーで夕餉の材料を調達しておりましたら、某地方新聞の記者さんが電話してきてあれこれ聞きました。死刑執行のたびに抗議文を送ったことを各社に知らせるのですが大半の場合は無視されますので、取材してくれるだけでも有難き限りであり、いろいろ説明しておきました。

ところで、このたびの死刑執行、予想外であったことは残念無念でありますけれども、おなじぐらいに残念であったと申しますか、きわめて遺憾であったのは、この死刑執行に関するメディアの扱いでありました。

朝日新聞は、いつもは、死刑執行のニュースは必ず第一面で扱っていました。ところが、このたびは(夕刊)社会面の片隅で簡単に報じていたに過ぎません。つまり、この死刑執行のニュースはいわゆる三面記事扱いだったのです(翌3日の朝刊でも小さな扱いで報じられていました)。これはいったいどうしたわけでありませう。第一面に掲載する気があればどのようにでも工夫のしようはあったとおもうのですが・・・・天下の朝日さん、もう死刑執行なんかたいしてニュースバリューはない、でも、まったく載せないわけにはいかないから社会面の端っこにテキトーに掲載しておけば十分とでも思ったのでありませうか・・・

GGIは、死刑問題は社会的問題であると同時に優れて重要な政治的問題でもあるため第一面で扱うに値すると思うのですが、朝日さんにとっては、オウムのような大事件は別として、そこら辺の月並みな事件で死刑が確定していた人物に対する死刑執行なんで、もうたいしたニュースではないということなのでありませうか・・・

しかしながら天下のNHKさんの扱いは朝日の扱い以上に徹底したものでありました。(8月2日の)正午のニュースでは一応伝えていたのでしょうけれど、夕方から夜にかけての主なニュース番組での扱いは、さすが「公共放送」NHKさんはここまでやるかと言いたくなるぐらい見事なものでありました。

夕方から夜にかけての全国向けのNHKの主なニュース番組は19時~19時30分の「ニュース7」と21時~22時の「ニュースウオッチ9」です。

まず、「ニュース7」です。雑事をこなしながら何となく横目で眺めていたのですがいつまでたっても死刑執行のニュースは報じられません。いったいどうなっているのだと思っておりましたら7時26分過ぎになってなってやっと1分間ほどごく簡単に「本日2名の死刑確定者に対して死刑が執行されました云々」とアナウンサーが原稿を読み上げました。そのあとINF失効に関するごく簡単なニュース、次いで簡単にプロ野球ニュースと天気予報があって7時半番組終了というわけです・・・

これでは、死刑執行のニュースはもう完全にその他の雑多なニュース扱いであります、ついでに報じておきますという感じです・・・GGI呆れはててしまいました。もうこれでは朝日新聞以上の不見識ぶりであります。同じ短いニュースであっても番組のトップにもってくればもっと視聴者への訴求力があったものと思われるのですが、番組の最後にチョコッと伝えるようではほとんど注目されず、「NHKは死刑執行も報道しましたよ」というアリバイ作りに過ぎません。

さらに驚くべきことに、21時からの「ニュースウオッチ9」では死刑執行のニュースは一時間番組であるのにまったく報じられていませんでした!もう死刑執行のニュースは完全に無視というわけです。GGIは絶句いたしました・・・民放と異なりコマーシャルなしの1時間番組ですから報道する気さえあれば、多少の時間を割いて報じることはたいして難しくはなかったはずです

メディはいまや一面の荒野と化しています・・・

一方、「ニュースウオッチ9」では、依然として例の「京都アニメ」の関係者やファンたちの嘆きの声などをたっぷりと報じていました。死刑執行なんかよりはこのような話題性のあるニュースの方が人目を引くのだ、だから何度でも時間を割いて報じるのだ!というわけでありませうか・・・これでは娯楽番組の発想と大差ありません・・・

まことにメディアの現状は惨憺たるものです。メディアはもう死刑執行のニュースなんかどうでもいいやとその他のニュース扱い、三面記事扱いにするのであれば、政府・法務省の思うつぼでありませう。死刑執行がほとんどまともに報じられなくなれば、市民にとって死刑問題はまったくの他人事になっていくでありませう。その結果、あらたなる天皇の御世においても、その次の御世においても、死刑は国体と同様延々と護持されることになります。このままではいずれは先進国で唯一の栄えある死刑存置国となることは間違いないでありませう・・・

このたびは朝日さんとNHKさんの悪口を書きましたが、これはもちろん他のマスコミ各社にもあてはまることであります・・・

NHKさん、朝日さんをはじめとする大メディアのみなさん、あなたたちも知っているはずですが、日本政府はこれまでに何度も何度も国連から死刑廃止を視野に入れた死刑執行停止のための具体的な法的措置を講じるよう勧告されているのですよ、それでも死刑問題はもう三面記事扱いされるような、ついでに報じておけばいいと言う程度のどうでもいい問題なのですか?

以前からメディアは一望の荒野でありましたが、ここにきて目に入るのは荒野だけであります。ですから、マスコミ諸氏や市民の多くは荒野であること自体に気が付いていないというべきなのでありませう・・・

今日の写真は8月2日付の朝日新聞夕刊、第12面の片隅で報じられていた死刑執行の記事を撮ったものです。よろしければクリックしてご覧くださいませ。

なもあみだぶ・なもあみだぶ・なもあみだぶ・・・・

グッドナイト・グッドラック!

猛暑御見舞参上!涼しそうな温度計を眺めたからといって涼しくなるわけではありませぬが・

2019-08-03 13:46:09 | 日記
暑いですねえ、梅雨が明けたとたん連日の猛暑・・・

庵の窓やガラス戸、玄関、開けられるところをぜんぶ開け放っていても、涼風なるものはたいして吹いてきあません。しかし、日中は元気すぎるセミ君達の大合唱だけは猛暑をものともせずに庵内に響いてきます。あまりにセミ君たちが元気過ぎますので、涼風クンたちは恐れをなして萎縮しているのではないかと思います

この暑さではただでさえ怠け者のGGIはひたすらダラダラと怠けるしかありませぬ。最後は怠けるのさえめんどうになってきたりいたします。

昨日の午後も、いくぶん涼しいかもしれないと北側の部屋すなわち琵琶湖からの涼風が吹いてくるはずの部屋でお昼寝をと思ったのですが、窓際に置いた円形の温度計(+湿度計)を見て見ましたら35度ちかくになっていました!

今日の写真はこの温度計を撮ったものです。めずらしいものではりませぬが、よろしければクリックしてご覧になり当地の猛暑振りをご確認くださいませ

この温度計、透明な緑色のプラスチックの容器に収められていて、一見すると庭の緑とマッチして大変涼しそうではあります・・・けれども温度計は所詮温度計、クーラーではありませんので涼しそうな温度計を使えば涼しくなるわけではありませぬ・・・

以前に、老人は熱中症に注意、室内にいても熱中症になる、クーラーは必需品と脅かされて、若干大きめのクーラーをとり付けたのですが、外は光り輝く夏なのに窓もガラス戸も玄関の戸も、何もかも閉めきって暮らすというのは、閉所恐怖症の気があるGGIとしましてはなにかしら精神衛生上で好ましくないのではないかと思い、来客の際は別としてあまりクーラーは使いませぬ

かようなしだいで、GGIはこの猛暑、扇風機を頼りに生きております・・・

みなさまもどうかご自愛くださいませ

なもあみだぶ・なもあみぶ・なもあみだぶ・・・

グッドデイ&ナイト・グッドラック!

はじめまして、わたしはミンミンゼミだと思います、よろしく・・・

2019-08-01 02:01:36 | 日記
梅雨が明けました、蝉の季節です

わが庵の周囲は木々の緑が豊かですので、朝からセミ君たちの大合唱、騒音などと申しては失礼ですけれども、元気いっぱいでうるさいぐらいです

セミ君たちは羽化すると樹液を吸うために木の幹にしがみつくことになっているのですが、なかには間違ってわが庵の網戸にしっかりしがみついたりしているセミ君もいます。

昨日、居間の網戸にセミ君が一匹

やあ、おはよう、セミ君!

おはようございます、私はセミです、よろしく

こちらこそよろしく・・・ところで君はなんて言うセミなの?

さあ、ボクにもよくわからないですが、羽根が透明なのでミンミンゼミだと思います・・・

君、ツクツクホウシもヒグラシも羽根は透明だけどなあ・・・

おっしゃるとおりです。でもツクツク君たちやヒグラシ君たちが鳴きだすのはもっとあとになってからです

そうかあ、でもなあ君、君たちは樹液を吸うのだろう、こんなところで網戸にしがみついていても仕方がないんじゃない?

それはわかっています、でも樹液も結構なのですが、実はボク、GGIサンがいつも飲んでいるものを飲んでみたいのです

君、セミなのにお茶なんか飲みたいのか?

いえ、お茶ではありません、もっといい香りのするもの、一般的にアルコール類と呼ばれているもの、樹液よりおいしそうなので飲んでみたいのです

あのなあ君、まだお昼前だぞ、今からビールや酒、ワインやウイスキーを飲んだりしてどうするのや、アル中になってしまうぞ

お昼前だからいけないのなら、日がくれて寝る前にもう一度きます。そのときはビールをしっかり冷やしておいてください、お願いいたします

わかった、忘れているといけないから、夕方になってGGIがビールを飲みだすときに網戸にしがみついてミンミンミンミンミンミンと思いっきり大声で鳴いてくれ

セミ君は「わかりました」といって飛び去りました。でも夕方になってもやってきませんでした。このセミ君、忘れっぽいのでありませうか。それともどこかですでにアルコール類にありついていたのでありませうか・・・

この飲み物、おいしいなあ、ボク、人間になりたいなあ、人間になってもっともっと長生きして、このおいしい飲み物、毎日々々、たくさんたくさん飲みたいなあ・・・

なもあみだぶ・なもあみだぶ・なもあみだぶ・・・・

今日の写真は網戸にしがみついているセミ君を撮ったものです。よろしければクリックしてご覧になり、セミ君に何か言葉をかけてやってくださいませ

グッドナイト・グッドラック!