UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

久しぶり、新たなるトマソン物件を発見した・・・

2020-06-25 01:23:54 | 日記
今日は久方ぶりの「トマソン物件」の紹介でございまためにす。

これまでに何度かこの日記でトマソン物件について記しておりますが、せっかくこの世に生を受けたのに、「〈トマソン物件〉って何のことや、そんなものはシラン!」などとおっしゃる不幸な方は、トマソン物件について説明されているウィキペディアさんをご覧になってください。世紀の芸術「超芸術トマソン」についてまことにガクモン的な説明が書かれていますのでお勉強なさってください。

「トマソン物件」というのは過激にして愛嬌があったために高級週刊誌「朝日ジャーナル」を遭難させてしまった赤瀬川原平氏が最初にその存在を発見されたのですが、ガクモン的な高尚な説明はともかく、ごく平たく簡単に申し上げれば、街角に鎮座している一見したところ存在価値をまったく有していないように見えるアーチファクトつまり人工物のことを意味しています。もっと分りやすく申しますと、もう無用の長物と化しているにもかかわらず、どういうわけか時を経ても大切に保存され街角に鎮座している物件のことです。多くの場合、不動産物に付属して存在しております

トマソン物件第1号とされているのは「四谷階段」と称されている物件です。、この物件はトマソン芸術の典型として世に広く知られています。「四谷階段」をご覧いただくとトマソン物件とはいかなるものかが容易に理解できるでありませう。なるほど、「四谷階段」は確かに「怪段」なんだあ・・・と納得されることでありませう

ほとんどの場合、トマソン物件というのは街角に存在している人工物を意味しているのですが、例外的に、人工物ではなく、植物がもっているパワーを象徴している物件もトマソン物件に該当するとされています。

今日ご紹介しますのでは、この植物パワーの凄さを象徴している物件です。

まず今日の写真をご覧くださいませ。隣家のフェンスを呑み込まんとしている木の幹を撮ったものです。どうかクリックしてしかとご覧くださいませ

植物パワーがいかなるものか、どのくらい凄いパワーであるのかは、この写真で一目瞭然でありませう。あきれるばかりのパワーです。GGIはこの物件はわが庵のすぐ近くに存在しているのに長い間気がつきませんでした。トマソン物件愛好家としましては恥ずかしき限りでありますが、この物件を発見したときは、しばらくそのパワーの凄さに痛く感銘を受けて、感激のあまりしばらく身動きできませんでした

植物パワーを象徴している物件についてはトマソン物件の一ジャンルとして、以下のような説明もなされております。

《木が、柵やワイヤーなどを飲み込みながら成長しているもの。ただし、これ自体は植物の成長に伴う「巻き込み」などと呼ばれる現象であり、さほど希少な現象ではない上に、(障害物の設置以外の要素には)人間はからんでおらず、単なる自然現象である。「超芸術トマソン」に於いては「植物は強しタイプ」という呼称も見られる》

この説明を読んでGGIは少々がっかりしてしまいました。これは凄いトマソン物件の発見だと喜んでいたのですが、「単なる自然現象である」などと言われてしまうとは残念無念の極みでございます。

でも、植物パワーがすごいことには何ら変わりがありません。難関や障害を突破することを世間では「ブレークスルー」などと申しますが、今日の写真に見ることができる植物パワーは「スルー」するなどという生易しいヤワなものではありませぬ。障害物を丸呑みしてしまうようなパワー、これは何と表現したらよいのでありませうか・・・

しかしながら隣家の植物パワーに感心してばかりしておられませぬ。わが庵のガーデンはいま旺盛な草々の植物パワーに満ち満ちており、外出するために庭を通り抜けようとするたびに、草々に足を撮られそうになる難行苦行の日々、それだけではなく郵便屋さんや新聞配達さんにもご迷惑をかけるという心苦しき日でもあります。、

なもあみだぶ・なもあみだぶ・なもあみだぶ・・・

グッドナイト・グッドラック!

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