UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

日々是必ずしも好日ならず:遥かなるオキナワなんて言っていてはいけないのだけれど・・・

2018-12-19 01:57:57 | 日記

これまで何度か書いておりますがGGIは地主です。オキナワの米軍普天間飛行場内に若干の土地を所有、ハンカチ一枚ほどの広さです。

昨日の朝日新聞、同紙の世論調査によれば米軍基地建設を目的とした辺野古の海の強行埋め立てに賛成している人は26%ほど、反対の人は6割を超えているそうです。

地主としましては埋め立てが強引に開始されてしまった辺野古の事態を、おお、遥かなるオキナワよ、なんて言っていてはいけなのはわかってるけどなあ、などと思っておりましたら、一昨日の夜、某知人からメールが届きました

ただいま、米国の市民団体が辺野古の埋め立てを中止するよう求める請願を米国大統領に対して行うために賛同者を募集している、というお知らせでありました。

そうか、そういう手もあることはあるよなあ、どれだけ効果があるかどうかは別として、何もしないよりはずっといいことであろうと思い、請願の言い出しっぺであるWE THE PEOPLEという市民団体のサイトを見てみましたら、署名用紙が掲載されていました。辺野古の基地建設の賛否を問う県民投票が行われるまでは辺野古を埋め立てを中止せよ、という請願です。

手続きは簡単そうなので署名用紙に氏名とメールアドレスを記入しました。そうしましたら、それだけではまだ手続きは完了していません、もう一息です、メールを送りますので、署名したことを確認してくださいとのこと・・・・

どうなっているだあ、よう分からんなあと思っておりましたらメールが到着「ここ(1)をクリックして確認してください」と書いてあります。ですから素直に「ここ」をクリックしたのですが何も変化はありませぬ。おかしいなあ、この(1)とは何なのだろうと下の方を見ましたら(1)のサイトのアドレスが記してあります。あっ、このサイトをクリックしろということよだなあ、と気づいてクリックしましたら、あなたの署名を正式に受け付けましたと、と書いてあるページがあらわれました。やれやれ・・・・

辺野古の海の埋め立て強行はいけないことだと思っておられる方は上記のWE THE PEOPLEのサイトをご覧になって、署名なさってはいかがでせうか

今日の写真はこのサイトの署名欄を撮ったものです。よろしければ拡大してご覧になってくださいませ。・・・

GGIにはよくはわからないのですが、署名が10万人に達していますと法的に正式の請願として受理されるということのようです。でも確かではありませぬ。昨日夜の段階では10万人を突破、11万以上に達しています。

ところで、一昨日、知人からのこの請願についてのメールをもらって眺めておりましたら、そうや、GGIはずいぶん以前にも、米国の大統領に勝手なる手紙を書いたことがあったよなあ、と思いだしました。二十世紀末と二十一世紀初頭のことであります。

二十世紀末というのは1997年、二十年前のことです。

実施的に軍隊であるところの自衛隊は基地や演習場のために国内の土地を軍用地として強制収容することは法的に許されていません。しかしながら、米軍は特別扱い、米軍は日本国内で日本のお役所を通じて基地などの用地を「米軍(駐留軍)用地特別措置法」なる法律により強制収用することができることになっています。しかし、そのためには沖縄県や同県の収用委員会等の同意が必要です。

ところが、1996年に土地の使用期限が切れているのに米軍が使用しているという事態が発生、この事態を乗り切るために、日本国政府は、実質的に沖縄県などの承認や同意を得なくても米軍がいつまでも土地を使用できるようにしようと、1997年に上記の米軍用地特別措置法を強引に改悪(改竄)してしまいました。(この間の詳しい経過については米軍用地特措法についてのウィキペディアなどをご覧ください)

このとき、GGIはヘタクソな英語で米国大統領あての手紙(ハガキ)を何百枚か作って、あっちこっちにばら撒きました。「日本における米軍の存在は日本国憲法に明らかに違反してるんや、もう日本にはこれ以上米軍の基地はいらんねん。だから米軍さんはサッサと本国に帰ったらどうや」ということをやや礼をつくして「大統領閣下」という書き出しで書いたのでありました。でも、ハガキをあげた人の果たして何人が実際に送ったか、大統領はこの手紙を喜んだのかどうか、その成果はいかなるもであったかなど、肝心な点はまってく不明でございます・・・

二度目は二十一世紀初頭、9・11危機、つまり2001年9月11日の同時多発「テロ」の後のことです。ブッシュ君が復讐のためにアフガン空爆を開始したとき、某知人が憤慨して激しい調子のブッシュ大統領を激しく罵しり謗る手紙を日本語で書きました。そうして、これを英語に直してブッシュに送ってくれと、GGIに無理難題を吹きかけたのであります。

GGIはもともと受験英語以上の英語はまったく知りませぬ。それにGGIはいちおうジェントルマンの気分でおりますので他人を口汚く罵り謗るようなことは、正直申しまして不慣れであります。ですから、おおいに困惑いたしました・・・元の日本語の調子を骨抜きにするような表現では怒られてしまいますし・・・多少格調を持たせるために慣れぬ分詞構文なんかを使ったりして・・・・でも最後は、少々間違っていても怒っていることぐらいは伝わるであろうと、なんとか仕上げました

そしてホワイトハウスにメールで送りつけたのであります。

ところがホワイトハウスさんはまことに用意周到。あらかじめ、このような類のメールに対しては、auto-responderという自動返信システムが作動するようになっていました。このシステムが働いてすぐに返信のメールが届きました・・・・

そこに何と書いてあったとあなたは思われますか?正確な内容は忘れてしまったのですが、なかなかリッパなことが書いてあったのです。

「このたびはお手紙ありがとうございます。われわれは常に市民のための政治、行政、施策を心掛けております。したがいまして、市民の考え・意見は大切であると考えております。いただきまして手紙は私たちスタッフが目を通し検討したうえで大統領に伝えられるでありませう」

ワッハッハであります、まことに有難きことであります。リッパな返事です。でも、あまりリッパ過ぎでありましたのでGGIは苦笑を通り過ぎて、思わず笑い転げてしまいました。

なもあみだぶ・なもあみだぶ・なもあみだぶ・・・

グッドナイト・グッドラック!
コメント
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