UGUG・GGIのかしこばか日記 

びわ湖畔を彷徨する独居性誇大妄想性イチャモン性前期高齢者の独白

老骨奥の細道:いよいよ原発事故の被災地、福島県へ・・・

2014-09-24 01:12:18 | 日記

女川原発を後にして石巻を経て、仙台を横目に、相馬市から福島県へと入りました

 みなさんご存知のように、福島第一原発のある場所や原発を取り囲む町では、最も放射能汚染がひどい地区は「帰宅困難区域」に指定されており、また次いで汚染が激しい地区は「居住制限区域」とされています。

 どこまで福島第一原発に近づくことができるかは定かでありませんでしたので、とりあえず行けるところまで行くことにしました

 まあ、高齢者の放射線への感受性は青少年など、若い人々にくらべればとても鈍いものでありますので、GGIとしては行けるところまで行っても大丈夫であろうと考えたのであります、GGIよりは若い同行者二人のことなんかちっとも考えておりませんでした、まことに人間というものは勝手な動物であります

 福島県には最北端の相馬市から入り、南相馬市を経て、汚染地帯へと向かいましたが、念のため、福島県に入る前から、ところどころで友人から借りてきた放射線計で線量の測定を行いました、車で移動しながらの測定ですので不正確かもしれませんが、測定結果を以下に記しておきます

 参考のために申しますと、0.1マイクロシーベルト/時間という値は年間の被曝線量に換算しますと、
0.1×(24時間×365日)=0.1×8760マイクロシーベルト=0.1×8.760ミリシーベルト=0.87ミリシーベルト/年ということになります、
ですから、ごく大ざっぱに申しますと0.1マイクロシーベルト/時間≒1ミリシーベルト/年ということになります、自然界に由来した放射線の量は多くの場合、年間1ミリシーベルト前後か、それ以下でありますから、放射線計が示している値が0.1マイクロシーベルト/時間程度であれば正常値ということができます、0.2マイクロシーベルトぐらいですとちょっと高いかなあ、0.3マイクロシーベルトですと明らかに自然界の放射線の値より高い、とGGIは大ざっぱに考えております

 さて放射能の汚染されていないと思われる地点での測定結果は以下のようなものでありました

 岩手県大船渡町:0.02(単位はマイクロシーベルト/時間)
 岩手県陸前高田市:0.02
宮城県気仙沼 0.02
宮城県女川 0.17、宮城県石巻 0.14
宮城県と福島県の県境 0.12
福島県南相馬市北部 0.160.22
福島県南相馬市高見町 0.21
福島県南相馬市原町 0.16

 福島県にはいりますと、放射線量はやはり少しずつ上がっていくようでありましたが、気のせいでありませうか?・・・

 今夜の写真は福島県ならびにその近辺の放射能汚染に関する地図です、ネットから無断借用いたしました、よろしければクリックしてご覧くださいませ

 グッドナイト・グッドラック!

コメント
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