ヘビやイモムシの嫌いな方、ごめんなさい。わたしは、そういう方に配慮して画像を別扱いすることは余りしてないんです。 記事の構成の都合上、文章の間に写真を挿入することが多いのですが、今回は、記事の最後に写真を載せます。ヘビの写真て、今までに2回しか載せたことがないと思います。わたしもヘビの写真はあまり好きじゃないので。
生ゴミを捨てようと思ってドアを開けようとしました。
この出入り口はリフォームしてからあまり使わなくなり、一日にせいぜい生ゴミを捨てに行くときだけドアを開けます。昔の丸いドアノブです。この日はドアノブがなかなか回せなくて,自分の指の力の衰えを痛感していました。やっと回せてさあ外へ出ようとしたら、なにやらひものようなものがぽとりと落ちました。
あれ?生ゴミの中に長いものはなかったはず。紐をドアノブにひっかけていたっけ? いや、そんなことはしません。で、よく見たら、白くて横縞がありました。
うわっ、へびだ!
紐のように細い子どものヘビの死骸でした。なんで?
とにかく片付けなければ外へ出られません。火ばさみを持って来て、しっぽのごくごく先の方をつまみました。わたし、何でもおもしろがってブログに書きますが、さすがにヘビの死骸をつまむのは(火ばさみであっても)気持ち悪かったのです。それなのに・・・・何度つまんでもぽとっと落ちるんです。
あ~、もうやだ!
私のつまみ方が悪いせいです。しっかりと力を入れて摘まないから。ヘビとイモムシだけは、見るだけにしたい。あの摘んだらぐにゅっと動く感触! 気持ち悪くてたまりません。柔らかいくせに強くて、ぬくもりはなくて・・・・ だからついつい力を弱めてしまうのです。死んだ蛇が動くはずはないけど、あの感触だけは火ばさみを通して伝わってくるような気がしました。
やっと庭に出して見てみると、頭が三角!? これって?
模様を見てみないといけません。マムシだったら大変。
表にひっくり返すのも一苦労でした。だって、長いから一部を表にしても元通りに裏返しになるのです。
模様は? シマヘビの模様ではありませんでした。こういう大きな網目の模様は・・・
やっぱりマムシ?
確認のため写真を撮っておいて、ネットで検索。
よく似ています。マムシの模様の方がもっと大きくて丸い形だけど。口から目にかけて黒い縞が通っているのも同じ。ただ、アオダイショウの幼蛇はマムシに似ていると聞いたことがありましたので、念のためそちらも確認。
結論として、これはアオダイショウの幼蛇であろうと、私は考えました。その理由はいくつかあります。
まず、蛇のいた場所と死んだ原因ードアが開いているときにドアよじ登っていたと推測しました。ちょうど雨の降る前で、予兆だったのかもしれません。それに気づかずドアを閉めた。私が開けっ放しにしているのに気づいた夫が内側からしめたのでしょう。というのも、夫は大の蛇嫌いというか蛇恐怖症で、家中の戸という戸は必ず閉めます。たとえ、掃き出し口であっても。私は時々風を通すために戸を開けておくのです(こっそりと)
死骸を見るとドアに挟まれてつぶれたらしい箇所が3箇所ありました。首と胴体とに。頭が三角に見えたのはそのためだと思います。傷も何もなかったのは蛇が細すぎたからでしょう。子どもがドアで指を挟んだりしますが、ちょうどそんな感じ。
模様の微妙なちがいー色はよく似ていますが、マムシはめがね模様、アオダイショウの幼蛇ははしご模様。死骸は遠目にははしご模様でした。
体の長さーマムシは胴体がずんぐりしているわりに長さが短い。アオダイショウの幼蛇はすらっと長い。死骸は火元間違えるくらい細くて長かったです。
生息場所の違いーマムシは薄暗くしめった場所が好き。夜行性。だから乾燥した畑地のこのあたりにはいないと思っています。逆にアオダイショウは、家の周りにもいて、出入り口の近くにあるさくらんぼの木に大きな抜け殻を見つけたことがあります。この夏、夫もアオダイショウを見つけて逃げられたと言っていました。
ともあれ、不幸にも死んでしまった蛇はかわいそうでした。ごめんね。しかし、
これ以上家の周りに蛇が増えるのも・・・・ツバメが狙われても困るし。
では、ドアップの写真を載せます。 おまけの写真は、私が触りたくない大型イモムシクロメンガタスズメの幼虫です。今年は、草刈りがいそがしくて花畑の方に手が回りませんで、大型イモムシはこれしか出会えていません。緑型のこの幼虫は私の好きなタイプ。色がきれいなんですよ。
頭
胴
全体。長いです。
クロメンガタスズメの幼虫。 シロシキブの葉を食べていました。黄色、薄紫、黄緑の色合いがきれい。