今年、マンゴーは上々の収穫だったと言えるのではないでしょうか。大きくておいしいのが15個も採れました。ただし、それは大きめのネットをかけたものだけです。 小さい枝豆用のネットをかけたのは失敗でした。
袋がパンぱんになるほど大きくなったものは、 ネットの外からカメムシに喰われて傷だらけ。完熟して枝から落ちても分からず、こんなになってやっと気がつく始末。なので小さい物はほとんどネットの中で干からびて、食べることにはなりませんでした。 来年はもっと思い切って摘果しましょう。
けれど、この程度なら、皮を剥けばなんとか食べられます。綺麗なところだけをとってマンゴーソースにしてみました。
マンゴーを火にかけてつぶしただけのソースは、
あらら、まるでめだまやき。
濃すぎてジャムみたいになりました。
そこで水を入れて3倍くらいに伸ばし、砂糖とレモン汁を入れて、ゼラチンを混ぜ、ゼリーにしてみました。
容器から出しても見かけは大して変わりませんが、マンゴーの粒も残したゼリー。家族全員に行き渡るように10個作ったら、一人分はほんのちょっとになってしまいました。でも、これ以上薄めるとマンゴーの味がなくなりそうでしたから。
いかにもおいしそうなゼリー。マンゴー大好きのトラオは母親の分まで食べてしまったそうです。でも、あまりおいしくなかったの。水っぽくて。マンゴーの匂いはしましたが、砂糖もレモン汁も足りませんでした。やはりマンゴーは生で食べるのが1番。
一方、生では酸っぱすぎたパッションフルーツは、はじめからゼリーにするつもりでした。種をとるとジュースは少ししかなくて、これも水と砂糖とを足しました。
こちらは10個分。 なので容器の半分くらいしか入ってませんが、
こちらはぷるんぷるんでなかなかおいしかったです。
ところで、まだ青々としたマンゴーがあるんですけど。
これは私が種から育てたマンゴーす。去年も実がなりましたが、結局、大きくもならず色づかず、固いまま腐ってしまいました。今年は、一個だけは売り物のように大きくなりました。でも、やはり色づかず柔らかくもならず・・・
まだ木にぶら下がっていますが食べられるんでしょうかねえ。
9月頃、青いまま柔らかくなったのが一つあって、それは皮を剥くとこんな感じになっていました。下のがその青いマンゴー
上のは接ぎ木したアップルマンゴーで、美味しかった物。
なんだか黒い固い部分があるのです。まるで渋柿みたい。もちろん黒い部分は固くてまずくて、なんとかマンゴーらしい果肉の部分ー手前の方だけが食べることができました。たった一口。
その味は?
おいしい!
酸味は強いのですが、甘みも強くて濃厚な味。甘みが強いだけのマンゴーよりずっとおいしかったです。食べられるところが一口しかないなんて、残念。
どうも謎の木です。勢いがよくて青々と茂っています。おいしく食べたあとの種から育ったのに、どうしておいしくならないのか、あと少し、2,3年待ったらまともな実になるのか、ずっとこのままなのか。