あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

クラウンざしのパイナップル

2021-10-11 23:14:18 | 野菜・果物・料理など
 ハウスの中で
 ある日、突然に
 

 
 パイナップルに花が咲こうとしていました。いや、毎日のようにハウスに入っていたのだけど、わたしの関心はもっぱらマンゴーだったので、こんなに大きくなるまで気づかなかっただけのことです。
 下の方にちらっと見える紫の色。これが花です。たくさんの花が集まって、花が終わると一つ一つふくらんで実になります。
 
 
 
 
 ハウスにはクラウン差しで育てたパイナップルが地植えしてあります。 
 クラウン差しというのは、パイナップルの上にある葉っぱの部分を切り取って土に埋めて、株を増やすやり方です。パイナップルを買うたびにそれをしていたらいつの間にか10株近くになっていました。
 
 
 草には目をつぶってください。わたし、レモン畑の蔓退治で忙しかったし、今年の夏は、というか祭りの近い今頃でもものすごく暑くて、とてもハウスの中で草引きなどできなかったのです。おまけに水不足で葉先が枯れてしまいました。
 このパイナップルたち、鉢から地面に下ろしてかれこれ4,5年になります。一昨年収穫したパイナップルも忘れた頃花を咲かせたものです。その株の横から新芽が出てきたのですが、今年実をつけたのはその新芽だったもの。まさか2年後に花を咲かせるとは思いませんでした。もちろん食べた後の葉は切り取って土に挿しておきました。新鮮な葉っぱは驚くほど成長が早かったです。
 
 写真のは、今年買った実を食べるとき切り取った葉を土の上に乗せておいたもの(ただ乗せて水を切らさなければ根が張ってくるんです。ものすごく丈夫です。
 
 
 どちらかが、今年話題になった台湾パイナップル。 とてもおいしかったので早速挿しておきました。買うときはできるだけ葉っぱの勢いがいいのを買います。こうやって毎年増やしていけば、毎年どれかに実がなって完熟したのが食べられる・・・・まだ青いうちに収穫され日本にやってくるパイナップルと違い、黄色くなるまで茎についていたパイナップルの甘さは信じられないくらいです・・・はずだったのですが、どれもこれも花が咲きません。で、私は草に埋もれたパイナップルがいつかは食べられると、気長に待っているというわけです。
 一昨ら年に続いて今年も食べられます。ようやく私の計画が軌道に乗ってきたかも?
 
 下から花が咲き始めて、だんだん上へと登って来ます。何によって受粉されているのでしょう?チョウではなさそうです。  
 
 
 
 どれも同じようにふくらんで、形よくなってきたところを見ると、順調に育っているようです。



 ポポーが終わって、マンゴーがあと2,3個になって寂しくなったなあと思っていたのですが、新しい楽しみが増えました。



 
 
コメント (2)
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