クズに覆われた畑。こんもりしたところには柿かみかんか、何かの木が立っているはずです。耕作を放棄して数年たつとこんなになってしまいます。
こちらはカラスウリがはびこってしまった畑。
手入れしている畑とはこんなにも違うのです。
わがやも似たような状態になりつつある畑がありまして
これは他所の畑ですけど、まあこれに近い状態ですね。ここまでひどくはないけど。
一昨年まではなんとか世話をしていましたが、接ぎ木していたレモンが枯れてしまったとかで夫は作るのをやめてしまいました。だけど、まだ木が生きているのに蔓植物で枯らしてしまうには忍びなくて、なんとか蔓を引きはがそうと試みました。
何しろ充電式の草刈り機は一時間ほどでバッテリーが切れますから、蔓をはがす作業を入れてもせいぜい2時間。だけど、このくらいがちょうどいいのです。それ以上すると腰にきます。こんなのんびりした仕事ですから、始めてからはや一月も立ちました。まだ完全ではありませんが、やっと終わりのめどがつきだしました。
まず伸び放題の草を刈って、木のそばに行ける道を作り、とりあえず木の周りと下から延びている蔓だけを刈って、蔓が枯れたところで木か引きずり下ろしました。
草取りが好きだという人は案外多いようです。友人は積み上げた草を見ると達成感があるといいます。亡き母も、草引きが一番楽で楽しい、と言っていました。一人でいろいろ考えるのが楽しいと。時には父の悪口を思いっきり言ってやるんだと(!!)その頃父は認知症が進行しており、自身も癌なのに父の奇行に悩まされることがあったのです。
わかる、わかる。私も草引きは好きです。そして草刈りをしだして思ったのですが、
草刈りはもっと楽しい。
達成感が、半端ないです。充電式の草刈り機は、多少馬力は弱いのでしょうが、軽くて力が要らず、おもしろいように草がなぎ倒されていきます。ときおりまちがってレモンの木をかすったりしますが、そのとき立ち上る枝葉の香りの爽やかなこと。果実の匂いとはまた違って、もっと純粋で新鮮な感じ。こんないい匂いがしていたのか、感動しました。
途中経過。
下の方で蔓は刈ってしまったと思ったけど、まだ刈り残しがありました。木の下に潜り込むようにして、生きた蔓を探します。
見えてきたのはレモンではなくて・・・・だいだい? 橙だと使い道はありますが、聞けば甘夏柑なんだそう。
わたし、この畑にはノータッチでした。夫が勝手に買って始めたことなので。
甘夏かあ、 そういえば去年甘夏をだいぶ収穫してきたけど、わたし甘夏はあまり好きじゃないです。酸っぱいから。甘夏かんの木にレモンの木を接いでいるらしいです。そのレモンが大夫枯れたので嫌気がさしたらしいのですが・・・
下の方は蔓をなくなりましたが上の方がまだ残っています。レモンも全部枯れたわけではなさそう。だけど病気か何かしらないけどすすけています。
無農薬のレモンですから、きれいに洗って使うつもり。
レモンは多分寒さにやられたのだと思いますが、蔓に覆われてこんなに暗かったら、丈夫な甘夏も枯れてきますよね。クズにははや豆ができているしーこれが来年生えたら大変なことになります。
間に合ってよかった。ほぼ蔓をはがしおえました。しかし周りには背丈ほども伸びたエノコログサが。
と言うわけで周囲の草刈りがまだ残っていますが、わたし的には早くも満足感でいっぱい。
日中の暑さを避けて夕方作業をしていたらきれいな夕焼けもたびたび見ることができました。
9月初め
9月中頃
9月終わり頃
晴天続きで,毎日夕焼け。 雲が・・・秋ですね。