先日、ひねるとみかんジュースの出る蛇口が松山空港に設置されたと、報道されていました。 1月5,6,7日の3日間だけだそうですが、愛媛のブロガーたちがこのネタに飛びついたことは言うまでもありません。 いくつかのブログの中でおもしろかったのは、蛇口の舞台裏をレポートしたブログで、なんでも人間がペットボトルからジュースの補給を行ってたそうです。 まあ、同じ人手をかけるなら、紙コップに入れて「どうぞ」とわたすよりは、蛇口からジュースが出る方が楽しかったと思います。
それはさておき、近くのJAの支所にこんなコンテナが6個あるのですが、ごらんのとおり、みかんがいっぱい入っています。 年末には6個のコンテナすべてにみかんが山盛りになりました。 わたしがよくおじゃまする○ねね○さんのブログには、タイのココナッツファームのココナッツの山が出てきて、小屋が埋もれるくらい積み上げられているのですけれど、このみかんだって数では負けないと思います。 ただ、一つひとつが小さいので分が悪いですがー。
このみかん、ジュース用です。 ここらあたりのみかんは、酸味が強いので生食用にせずジュース用として出荷するのです。 そうは言ってもけっこうおいしいんですよ。 うちにはいただきもののみかんがごろごろしていますが、甘酸っぱく濃厚な、ジュースそのものの味です。 あたりまえか。
***** みかんジュースを使ったお料理 *****
この間、料理研究家のAさん(もはや仲間内では、こう呼んでいます)に教えてもらったみかんソース煮というものを作ってみました。
写真を見る限りでは飴色の鶏肉がたいへんおいしそうではありましたが、わたしは鶏はパス。 代わりにボロニアソーセージで作ってみました。
詳しくは紹介できませんが、みかんジュースを使うのが新鮮ですね。 仕上げにみかんの輪切りを入れて出来上がりです。 誤算だったのは、ソーセージはかなり塩分が多いということ。 ソースの味見をしたときはちょうどいいと思っていたのに、ソーセージにからませると塩辛くなってしまいました。 それでせっかくのソースを半分捨て、ジュースを足してやりなおしました。
例によって娘は警戒して、すぐには口に入れずはしでつついております。
「どう、お味は?」
「この火を通したみかんがおいしいかおいしくないか判別する口を持ってない。」
ああ、つまりは 「わからん」 と言うことですね。
「ソーセージはすごいおいしい」
ジュースの甘みと酸味がマッチして、甘ずっぱくさっぱりしたソースです。きっと鶏肉で作ったのはもっとおいしいんだろうなあ。