あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

冬なのに、青虫

2008-01-06 21:58:44 | 植物

 注: 最後に、青虫のアップがありますよ。 イモムシ類の嫌いな方は要注意。


 1月4日のことです。 母がキャベツをくれるというので、一緒に畑にとりにいきました。 畑は、実家からは車で5,6分もかかる山のふもとにあります。 平地からはだいぶ上がった高いところにあり、広く町が見渡せます。 母は毎日ここまで電動自転車で来て野菜を作っているのです。


 キャベツも白菜も立派に育っていました。 でも、キャベツは穴が開いてレース状態。 秋に食べられた葉がそのまま残っているのかな、と思ったら、なんと! 青虫がうじゃうじゃいるのです。 このキャベツの中にいる青虫、何匹見つけられますか?

 


 まだまだ写ってないのもいますから、写真より多いですよ。 私が数えたところでは10匹いました。  去年は12月になってもまだモンシロチョウが飛んでいましたから、それらが産んだにちがいありません。
 12月29日には冷たい雨が降り、一時はあられになっていました。それから年始にかけてずっと寒く、朝には氷の張る日が続きました。 ようやく寒さが和らいだところですが、それでも実家の方はうちよりも気温が低く、この畑はさらに低いはずです。 寒い中をよく生きていたものだと感心しました。 
 母は、つまんで捨てようとしましたが、何を思ったか
 「ま、ええか。 食べさせとこう。 これ以上中までは入らんじゃろ。」と、捕殺するのをやめてしまいました。 わたしは心の中で、「うちのにわとりに持って帰ったら喜ぶだろうなあ。」と思ったのですけれど、母のつぶやきを聞いて持って帰るのをやめました。
 もうだいぶ大きくなった青虫は、そろそろさなぎになるはずです。 寒さがもっと厳しくなる前にさなぎになったらなんとか冬を越せるでしょう。 さなぎは、春になったらチョウになって、またキャベツに卵を産んで・・・・そうなったらまたまた人間は困るのですが、冬の今、寒さの中で懸命に生きているものは、たとえ青虫であろうと 「がんばれ」 と応援したい気持ちです。
 


                


 


           


 

コメント (4)
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