共産主義が僅かでも成功する国とは

共産主義は、共に働こうという、お題目は、誰もがナマケものという実態によって
崩壊しました・崩壊することが決定されました。

共産主義による革命が、少なくとも成功したかに見える国にはある特徴がありました。
過去の長きに渡っての富の蓄積が有ったことでした。

ロシアはロシア帝国の皇帝および豪農・豪商、そして金持ちだったかは不明ながら工業や
文化を支えた臣民が居ました。彼ら全員は強奪の対象となり、強奪者は、その財貨を使い
切る前に自分たちの存在・継続を確立できました。
よって、あれだけ悲惨な状況を生み出しながらソ連が生き続ける事が可能でした。
～その後のソ連は：共産党員が自分が裕福になりたいという思いで、結局自分が共産主義に
　反し、資源・資産を占有し・さらに占有しようと続けたことで共産党自体を否定することと
　なったのです。


中国は？　コミンテルンが内戦を煽りまくったために、内戦を維持するためだけに清国の
蓄積・遺産を食い潰し切りました。
中国共産党本体は、ロシア共産党の思惑に乗り知識層全てを農村に放逐し、工業・商業
すべても消え去り、本能だけで生きる国になりかねませんでした。
普通なら、衰退・絶滅しかねない国でしたが、人肉食を当然とする国だったために、食料
不足はなんのそので生き残れたのでした。

さて、ロシア、中国以外の共産主義の国・・・
過去の富の蓄積があるとは言えませんし思えません。
だから、共産主義に代えても使える富がありませんから、成功したようには見えないのです。
革命は成功しても、その後の国民どころか革命メンバーの生活もママならないのです。
そして、今では、共産主義国をまともに支援する国は中国くらいですが、中国の味方をして
くれそうか敵になって欲しくない、あるいは敵の敵になりそうだからの観点のようです。

唯一、共産主義が成功していそうな中国ですが、実態は？
13億と言われる人口の内、10億を占めるとされる農民を農奴に落とし込めた、奴隷国家です。
とりあえずの国家は、バカな日本やアメリカのおかげで存続のめどが立ちました。
そして、いわゆる漢民族がのさばり、他の多数民族のチベット族、ウィグル族、モンゴル族を
淘汰・殲滅を目指すというか、過去に漢民族はモンゴル族に男は殺され女は全てモンゴル族の
子供を産まされた結果、純粋の漢民族は既に無いと言う実態を隠し、純粋のチベット族、
ウィグル族を消滅させるべく、活動し、中国の遺伝子を全て均一化する暴挙の余裕ができたのです。

まあ、中国は、かなり極端に見えますが、とりあえず、米国・日本・その他の応援を受けて
国家としては存続が可能になりました。

そして困ったことに核を有する国になりました。
この点では北朝鮮も同じです。

核で攻撃して、その地域をある程度の期間を置いて居住可能にするなら、核をある程度の上空で
破裂するしかありません。
核を地上に落とすようなものしか作れない国なら、他国を殲滅できても、その国に自国民を
住まわせることができない、つまり戦争に勝っても自国民の居住区域を広げられないのです。
北朝鮮が開発できた核爆弾がどっちかはわかりませんが、被害を受ける国にとっては
どちらも同じです。


ところで北朝鮮は共産主義を続けられないことが直ぐにわかったようです。
活動が早すぎたのです。全員が貧乏な状態で始めてしまったのです。
比較的に裕福とされる人々はいました。当時の貴族層リャンバンです。
でも彼らが持っていたのは特権と奴隷だけで富の蓄積はありませんでした。
結局、北朝鮮には誇れるのは日本が作った水力発電所くらいしか無かったのです。
一般の人々を共同で働かせようにも環境がなかったのです。
農業？リャンバンの持つ奴隷達の労働場所でしかなく、そこに人員をつぎ込んでも
　増産できる見込みはなかったのです。
漁業？　そもそもコリアンは陸上民族です。
　土地の名前に海が付いた地名は有っても、海に名前を付けることがなかったのです。
　わずかに海を付けた名前の、東海、西海、南海は海の名前ではなく、村の名前です。
　東海を日本海に代わる名前にしようと頑張っていますが村の名前が海の名前になって困るのは
　その村の住民だと思うのですが。
　南の海はやはり日本海ですが南海では北朝鮮が参加しないでしょう。
　西の海は黄海ですが、流石に中国相手には言えないようです。
　造船技術も、元の時代に日本を攻めるために数多くの船を造ったあたりで終わっています。
　　日本海を渡れる船が作れたんだと感心してもいます。ただし、ほとんどが戻れずに沈んだのは
　　その程度の技術しか無かっただという感想です。
工業？商業？　日本が乗り出す前でした。そもそも、地域が豊かに、そして交通が発達しなければ
　乗り出す意味もない分野です。
結局北朝鮮には利用すべき富の蓄積も産業も何も無かったのです。
ただただ、人民だけはいました。
そこで生み出されたのがチュジュ思想だっけか？
　（これ変換自体がまともでないようです。私が元の言葉を忘れているだけかも？）
地下資源が見つかるのは後世の話です。
当面は武力で威張り散らすしかなかったのです。
ミサイルは作るは原爆は作るは、いろいろ頑張っています。
今、お金を得る主力は、ネット詐欺・攻撃のようです。
ネット攻撃では元手は元が廃品だったかものコンピュータで、実利＝金が得られるのです
から頑張るのは当たり前です。

さて、立場を代えて日本。
国民は、そこそこの財力はあるようです。
でも昔と違い、国民の誰も手持ちの金は少なく、家自体にもお金がありません。
お金は銀行などにあるのですが、幸いにも通帳が生き残っていますから通帳と印鑑を奪えば
なんとかなります。でも、こちらは、多分、はした金です。
大金は企業などの株なのですが、これ、今は株券がありません。
管理会社が信用だけで維持しているのです。住所と名前その他で管理されているだけなのです。
なので背乗りできれば奪えるようです。
しかし、国家乗っ取り？企業の中枢が先に逃げます。そこでどこまで奪えるやら？
企業の中枢が逃げた後には、日銭さへ持たない人々が残っているだけです。
電力が止まれば、国民の全ては、一瞬で無一文状態になるし、停電をしのぐ国策が全くありません。
市場経済のすべてが一瞬で止まるのです。
停電が続くとそれだけで、1週間も持たずに全滅しそうな国なのです。
～生き残る唯一の道は、おぞましいけど、人肉食だけかも。

まあ、占領された国の通貨が通用するはずもありません。
結局、銀行にどれだけのドルや金の実物が残っているかということになるかと。

日本人を征服し膝下に置くのは困難でも、日本人を殲滅するのは容易なようです。
そして日本占領は日本が無人になってから行えば良いのです。
太陽光発電に、一発停電の仕掛けがあっても不思議じゃないです。