ＹＵＡＳＡの電気毛布の旧製品のこと 追記

６年くらい前だろうか、母親用に電気掛敷毛布を購入しました。
使う前にほぼ寝たきりに近くなって、下が間に合わない状態になったため使わないまま
放置していました。
～布団から出て寝てもかまわないほどの温度に設定してエアコンを全日稼働して
　乗り切ったのです。

さて、自分で使おうかと引っ張り出しました。
そこで、問題が発覚しました。

温度コントローラは、布団の外に出して床に平置きなどして使います。
　線長は１．７ｍ強ですから室外に置くような無茶はできません。
温度コントローラを適温の一番下に設定していても、コントローラの筐体は手で触れると
暖かいと分かるほどになります。
　～内部の電流制御回路の発熱の他に、温度調節のための表示に白熱電球を使っていて
　　この電球の発熱もあるようです。
コントローラの筐体には、室温センサーが内蔵されていますが、自分の発熱にモロに
影響されています。
　　電源入れっぱなしで使うなんてモノグサをすると、室温がかなり高いと判断されるようで
　　毛布はまったく温まりません。
　　寝る前に電源を入れるようにしても、朝には加温をやめているようです。
　　（下にもありますが、イカレかけたエアコンでも最低室温は１９度はあります。）

　これが当時３割引あたりで安売りされていた本当の理由のようです。

　製品にする前にモックアップで試すことを誰も思いつかなかったようです。
　あるいはモックアップを作ることすら思いつかない時代なのかも。

引っ張り出した理由：
　部屋のエアコンもさすがに２０年を超えました。室温設定が当てにならなくなりました。
　２６度設定でも室温が深夜１９度～昼２１度にしかならないのです。
　温度設定を無理上げする前に試しと、引っ張り出したのです。

寝る部屋を変えるのが安上がりで早そうです。

追記：コントローラの設定温度を上げると、筐体の発熱が少し減り筐体は温かいものの
　　　温度は少し下がるようです。当然毛布の温度もあがります。
　　　設定が微妙です。眠っている間に暑くて掛け毛布を剥いでしまったようで、結局
　　　室温２０度前後が寒くて目を覚ましました。