夏、選挙が終わったあと、わたしは、「無血革命が起こってしまった」「クーデターに怯える国になってしまった」、と書いた。わたしが悲観的に予測したとおりになっている。恐ろしいことだ。
小沢一郎は、政党の幹事長にすぎないのだが、天皇陛下のご公務を指図した。中国の副首相にしかすぎないやつを、天皇陛下に会わせろ、と、ねじこんだ。
小沢と鳩山は、日本人の心の奥の、触れてはいけないところに、土足で踏み込んだ。ふたりは、傲慢でバカだから、わかっていないだろうが。http://www.youtube.com/watch?v=Pzqr8EYfX5o
わたしのブログをみてくれている人たちは、北海道の人が多い。日本人が住んで新しい土地だ。開拓から200年はたってない。たいがいは、北海道にやってきて、3代目か4代目くらいだ。
わたしは、北海道をでて20数年、さまざまな土地で暮らしてきた。戦国時代から、代々、同じ畑を耕してきたという人たちの所に住んだこともある。
日本人は、国家としての概念を2000年近く持っている。一般市民、つまり農民、漁民、民・百姓が、「天子さま、天皇陛下がいらっしゃる」と意識していた。それは合理的で、現実的な政治システムなんだが、人の感情は、それを超える。敬愛だ。鳩山の「友愛」とは、違う。
王が何をやったか、王家が国民のために何をやったくれたか? そんなことは、問題でない。天皇陛下に対する感情は、感情なのだ。
そこを、明治維新の青年たちは、よく分かっていた。だから、錦の御旗なのだ。http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091216/stt0912161917011-n1.htm