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局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

ブリしゃぶで忘年会

2023-12-22 00:17:00 | 食べる
今年はやけに忘年会のお誘いが多いと思ったらコロナが5類になって初めての年末ですよね。
オットの職場も4年ぶりくらいの20人規模のセクション飲み会があったそうだ。
参加する人たちも久しぶりで楽しんだようですよ。
街に出ると昼も夜も人出が多いこと! みんな抑圧されてたんだな~
そりゃ~コロナ自体は収まったわけじゃないけど、もうそこまで恐れる必要のない病気だよなと局家では認識してます(まあインフルと同等くらいかな)

で、忘年会その4?5?くらいになるのかな?
昨夜の会は鳥爺1 2 と局と建築士Nちゃん
幹事は鳥爺1でTVで見て美味しそうだったという ブリしゃぶ専門店だった。




新宿でも私のあまり土地鑑のない西武新宿駅に近いエリア グーグル先生に道案内されてたどり着いたこの店
ワタシが一番先に着いたのだが地下に降りて行って予約を告げると
「あちらです」と真っ暗な通路の先の個室を示される
なんか予想したのと違う怪しげな店だわ~ と少々不安になる。

次々に現れたメンバーも不安げ・・・
「なんか思ってた雰囲気と違うな~」と予約した鳥爺1も不安げであった。



しかし、このお通し(お豆腐と何かもっちりしたものの?が合体して揚げてあって田楽味噌が載ってる 熱々)を食べて
「ここ 美味しいかも」と期待値が上がった



お造りも新鮮で 「あら美味しい」



ゴボウの揚げたもの この盛り付けもコースの展開も器類もセンス良い



鶏のきじやき 旨し

いよいよ鍋です



野菜がド~ン 鍋にはだし昆布とお豆腐が入ってる
何を隠そう(って隠しても仕方ないが) ワタシはブリしゃぶって初めてだった。

九州の方じゃお正月にブリはつきものみたいですね。出世魚だからなのか?姑は博多女だったので年末はぶりを求めてアメ横まで買いに行っていた。お雑煮に入ってる地方もあるって聞いて ブリとかカツオとかのあの赤っぽい魚にあんまり惹かれないワタシは、内心(うげ~)と思ったが、九州でそれらの魚を食べた時に美味しさに認識が変わったけどね。
でも幼少時からあまり得意じゃない魚の一つだったのがブリでしたからね~ ブリしゃぶなんて周りにもあんまり食べる人いなかったな・・・

と思ったら相互フォローしているまるこさんがごちょうどお家ご飯でブリしゃぶをされていた記事を読んでビックリ。
ワタシも真似してみようかな? ヘルシーだし・・・



ブリがしゃぶしゃぶ用に薄く切って出される。これが一人前。



野菜を投入する鍋奉行Nちゃん 



煮えるのを待つ爺たち



タレはポン酢に柚子胡椒とニンニクを入れたもの
さっと火を通してそのタレにつけたブリは生臭みがまるでなくて美味しかったです。この歳になると肉より体に優しいしな。
〆は太目の中華麺 



「うめえなあ」とむさぼり食う麺食い爺たち
デザートには フルフルのわらび餅。
飲みほつきで2時間はディナータイムにしてはコスパもよろしく全体に満足のお店だった。
この暗い個室とバーカウンターなどを見て、居ぬきで開業した新しめのお店だと思ったら、なんとここで20年もやってる店だそうだ。 
良いお店に巡り合いました。
しかしホントに店の中が暗いのよね。鳥爺2なんてトイレ行くのにスマホのライトを点けながら往復してたよw

あともう一杯くらい飲んでいくべ と このメンバーのお気に入りの
新宿西口のバーへ





イケメンマスターの確かな腕で作られたカクテルを飲んで解散 自家製の柿の種の燻製も旨し



ここも局的には超おすすめのお店です

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やっぱり女子会

2023-12-09 22:24:22 | 食べる
年末は学期末でもあり ムスコ家もムスメ家も学校や幼稚園行事で忙しい。
となるとバーバ(ってワタクシ)も色々駆り出されることになる。



孫①の学校の保護者会があるので孫①・②を預かって欲しいとお嫁ちゃん。
家のそばの美味しいパン屋のパンとミートローフを持ってムスコ家で留守番





孫③の幼稚園のクリスマス会があるから会場まで送り迎えして会場で孫④が泣いたら連れ出すとか手伝って~と言われれば「へいへい」と嫌いな首都高に乗ってムスメ家まで行く スペアリブの煮込みを持って

その他 義母の亡くなった後の色々手続き。お歳暮送り いただいたらお礼状だのの年末仕事 
大掃除・・・? それなに?美味しいの? は置いといて だけど

色々やることありますねえ・・・

と言いながらも忘年会など誘われれば美味しいもんは食べたい・・・

最近行ったところで美味しくて感動した店の備忘録です。他人の食べたもんなんて興味ねーわって方はここでUターンでお願いいたします。

富谷交差点近くの目立たぬ店 G友Wちゃんが発見して「すっごく美味しかった~ 絶対 局ちゃん好みだよ~~」とG仲間三人で訪れた。



大将と奥様と二人で営んでいるお店 カウンターのみ 8席くらいだったかな?



まず地ビールで乾杯



突き出しは キンメダイ レンコン ゆり根



フグのお造り ポン酢がジュレになってて新鮮でオサレ



ひらすずきと菜の花のお吸い物



マグロ寿司 黄身醤油とほどよくマッチ



焼き物は鰆 田楽味噌とクルミ キンカン



タコの柔らか煮 汲み上げ湯葉



こんな感じの厨房
大将は赤坂の菊〇井で修行し なんとナパバレーの日本のゲーム会社が保有している有名ワイナリーで板さんをされた後で こちらで自分の店を出した方だそうです。
京料理 をうたっているが所々にそんな歴史を感じさせる個性が光ります

ワタシ達は二種類の日本酒とカヴァを飲んでおります ほどよく酔っ払い



揚げ物は ふぐのアラと海老芋
衣が変わっていておせんべいを細かく砕いたモノ
塩味が薄いのをこのために特別に焼いてもらっているんですと



〆は 北海道産のブリと金時ニンジンの炊き込みご飯



赤だしのお味噌汁も美味しく
余ったご飯は大将自らおむすびに握ってくれたので持って帰った



デザートの豆乳プリンも優しい甘さでなめらかでとろけて

あ~~ やっぱり美味しいもの食べるのは女子同士だな~ と思った夜だった。
ワタシは最近 「やっぱり年かな~ 食べられる量が減ってきた」なんて言ってるが こういった色んなものを少しずつといった形式だと ちゃんと最後まで行けます。次の日も胃もたれもなく快調だった。お魚と野菜で肉気なしってのもババ年代にはあってたのかも・・・・

Wちゃんは今度のおせちはこちらのお重詰めを頼んでいるそうだ。
ワタシもあまりに美味しかったので真似したかったけどすでに完売。

ここはまたリピートしたいお店でした。
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オサレな町中華

2023-10-13 14:49:53 | 食べる



以前から気になっていた中華店へ

ゴルフ女子友3人で行ってみた。

2年くらい前からできたらしいが昼間はひっそりとシャッターを下ろしているので気づかなかった所
営業は夜のみ 予約(インスタグラムで)必須 スタート時間は決められていて提供はコースのみ

なにやらめんどくさいルールなのに円卓(max8人)カウンター3人はいっぱいだ



円卓には私達の他に二人組のオサレっぽい女子×2



前菜 前菜とドレッシング(ここの場合タレ)が美味しい所は美味しいとの局認識 ここは美味しかった
ぶどう(ナガノパープル)は紹興酒とビネガーに漬けてあるひねり技 他のあげものと茹で落花生の取り合わせもセンスが良い



点心はシューマイと春巻き これも他にない味で美味しかった(食べたのが一週間前くらいなので詳細が思い出せないのが情けない)



ワイン ここはビオワインを中華に合わせるのがオススメらしいので白を
ドイツのマルト・ヴァイス 白い花の香 酸が生きててチョイ濁り



季節の栗と鶏の黒酢炒め
栗は渋皮が残っていて揚げた鶏の食感と黒酢とほどよくマッチ



豚バラ煮込み これも今まで食べた豚バラとはちょっとひねりがあってとても美味しかった。こういうのは記録しとかないとダメだなあ
お酒はドラゴンハイボールに



おかゆ さっきの豚バラのつゆで味変も 綺麗なお米



シャインマスカットと白玉のデザート これも甘酸っぱい



この店はフードコーディネーターの女性が色んな研究と修行後に満を期して出店した所らしいです。
造形系の大学出身らしくお店のそこここに彼女の周りの作家さんたちの作品が飾らたり コートハンガーや照明なども凝ってて素敵だった。
女性店主の店って 荒木町の友達のところもそうだけど なんとなく居心地がいいんですよね。
料理の量もちょうどいいし、味付けも酸味がほどよく効いてて私は趣味だった。

でも量や酸味を考えるとあんまりよく食べる男性向きじゃないかも。ドリンクもやや高めかな?
オトコって(家の家族だけか?)酢の物とか酸っぱいものが嫌いな傾向ありませんか?
あんまり私の料理に文句は言わなかったムスコだが、お弁当にししゃもの南蛮漬けを入れた時に
「普通に焼けば美味しいものを何でわざわざ美味しくなくすんの?」と言われて軽くムカついた事があったっけ。
ワタシとムスメは酸っぱいものが好きですけどね。

一方こちらの店のすぐ近くには量もたっぷりの王道のような町中華も存在するんですよね。



こういうのはオットも満足であります。
この日食べたオサレ系と使い分けて楽しみたいですね。

オサレ系中華店はなかなか予約困難らしいので季節毎くらいにはリピートしたいと思った。
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お寿司屋さんで記念日を祝う

2023-09-20 10:08:35 | 食べる
ムスメが自分の家に戻った。自分の身体の戻りも良好、赤ちゃんも元気という状況でありがたいことであります。
出産&見送り記念にみんなで局家の大好きなお寿司屋さんへ行った。



すっかり「予約のとれない店」になってしまった。



孫④ 初めての外出で外食(って食べるわけじゃないけど)
今日はお座敷の個室だったので子連れでも気を遣わずに済んだ。



さて 大将のおまかせコースが始まります。



カツオとハマグリの出汁の茶碗蒸し
白和えにした柿と蟹のコラボ



お作り3種 アマダイ クロムツ(茅ヶ崎) 鰆(淡路島)
沖縄のうみぶどう




茶碗蒸しを食べて「美味しいーっ」と声をあげる孫③



寧音(奥能登の白菊 純米酒) すっきり系

一升瓶が珍しかったのか「おっきいね~」と声をあげた孫③に大将が笑っていた。 



鹿児島のカツオを漬けにしたもの
ハマグリ
富山の白エビ



焼き物
福井のアマダイ 鱗を立てて焼いたもの
孫③が「カリカリで美味しい~!」と





次の酒は 三重の「作」 穂の智

次に出された取り皿が素敵だったのでお料理が来る前に撮影しておいた。
久谷かな? 真ん中の和柄と周りのネックレスみたいな文様のコラボが素敵。







この蓋物は蒸し寿司です
キンキと海苔とわさびを混ぜていただく



オリーブオイルと塩を塗った海苔
これで蒸し寿司を巻いて食べたら・・・絶品だった。









ムスメ夫婦が入籍をしたその日にお祝いで家族で来たのもこのお寿司屋さんだった。
思えば6年前 ムコはバンコクに赴任中で一時帰国の時に入籍して、そのあとムスメはムコの元に海を渡ったのであった。
その時はまだこんなに予約困難店じゃなかったが、コロナ禍を経たのにますます人気店になった今でも大将は相変わらず真摯にお料理を供してくれる。

ムスメ夫婦も子供が二人授かりこうやって家族が増えてまた一緒に訪れることができたんだな~と思うと感慨深いものでした。




この日の最後のお酒
福島の飛露喜の純米吟醸

そして握りに



トロ 中トロ(この日は日本のマグロがあまり良くなかったとかでアメリカのもの) イカ 



大分のカワハギ(肝醤油)
大分のカレイ
愛知の平貝



白みそ仕立てのあら汁



銚子のイワシ
佐賀のコハダ
北海道のシマエビとウニ



松島のアナゴ



イクラの巻きずし



食の細い孫③もよく食べた
「ケーキはないの?」
ありません スシローじゃないんだよ。

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ジャム作り

2023-09-18 19:52:07 | 食べる


gooブログで相互フォローしているPassyさんが何日か前にいちじくジャムの記事をあげていらした。
ご家族で訪れた南仏のホテルの思い出にも心惹かれ私もとても作りたくなった。

ワタシの一番好きな果物と言えばいちじく(同率一位をマンゴーと分け合う)
思うに果物の好みってシャキシャキ系が好きな人とねっとり系が好きな人にざっと別れる気がしませんか?
ワタシは断然ねっとり系。 シャキシャキのリンゴとか梨は嫌いじゃないが一切れ食べれば十分ですかね?

実家の裏庭には大きないちじくの木があって夏休み中にはそれが毎日数個ずつ熟すのでそれを祖父が取ってくれておやつに食べるのが楽しみだったっけ。
長じてからは生でいただくだけでなく料理と組み合わせたり煮たり焼いたりしてデザートにしたのや干しいちじくを食べるようになったが自分でジャムにしてみたのは今回が初めてだった。

近くの庶民派スーパーで1パック398円のものを2パック買い、国産のノーワックスのレモン3個入り298円も購入。








完熟だったので皮がはがれないようにそおっと丁寧に洗って全体の重さを計ってみたら700gだったのでその半分量の砂糖(我が家は白砂糖がないので沖縄のキビ砂糖を使ったが白砂糖の方が綺麗な色になったかも)



4つ割りくらいにした実と砂糖をお鍋に入れて3,4時間おいて水分が出てきたら
火にかけてぐつぐつしたら時々アクをとりながら煮詰める



この時点で味見したら、不味くはないがちょっと土臭いあか抜けない味だった。

う~~むと思いながらとりあえずハンドブレンダーで均一にしてみる。



そしてレモンを絞る 1個でいいかな?と思ったらこのレモン、皮が厚くて果肉が固くて果汁少な目(さすが安売りスーパー)仕方ないので2個分搾り、皮もすりおろして入れてみた。



そしたらビックリ あのそこはかとない土臭さが消えて酸が加わったことによって急に洗練の味変となったではありませんか!
色もちょっと黒ずみが薄くなって濃いルビー色になった。
450gくらい入る版に2個分くらいできたかな。



Passyさんのおすすめ通りにクルミ入りのバケットに塗ったら



ホントにおいしくいただけました。

ムスメも絶賛。
「そういえばね・・」と思い出したらしく、彼女がDubaiで中東料理のお料理教室に行っていた時に習ったいちじくの料理を教えてくれた。
耐熱皿(パイ皿?)にぎっしり二つ割りのいちじくを敷き詰め、その上から癖強めのチーズ(ゴルゴンゾーラで作ったかも?らしい)を散りばめ、オリーブオイルを回しかけ、はちみつもたら~り してからオーブンに入れてちょっと焦げ目がつくくらい焼くんですと。

想像しただけでも美味しそうなのでいちじくの季節が終わらないうちに作ってみようかと思っている。
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楽しいお勉強

2023-08-30 12:05:40 | 食べる
孫④が出て来る前にやれることはやっちゃおうと
先週土曜日のこと
とある中央線の駅



間口が狭いこんなビルの3F
この日はワインのお勉強をしつつそれにあった料理をいただく会でした。
コロナ中、まじめ~に自粛していたワイン友(ワインとチーズのディプロマ持ち)には4年ぶりくらいにお会いした。 飲むのも食べるのもしっかりなのに相変わらずスリムだ。



ちゃんと勉強した証拠写真w
ワインとチーズの講習はワイン友のBちゃん 5月にイタリアを半月ほどかけて回って観光しつつワインと料理の知識も深めてきたのでそれを伝えてくれるというありがたい会であった。

後ろ姿はこの場所で料理教室をしている先生
ワインに合った料理を提供してくださった、しかも格安で・・・



まずワインは白3種







最初はプーリア州のスペイン原産のブドウ品種ヴェルメンティーノの白
すっきり フレッシュ 魚介や和食にも合いそう
次の2種は カリフォルニア・ナパとトスカーナのシャルドネ飲み比べ

この辺で シエナとフィレンツェの歴史などの話も聞きつつ



料理はマリネ二種
1ドライトマトとセロリ しゃっきり系
2ささみといちじく ねっとり系
 しゃっきりはヴェルメンティーノ ねっとりはシャルドネが合うってわけで

チーズは
1ハードタイプの ペコリーノロマーノ(羊) サルディーノ産
2白カビのロビオラボシナ(羊・牛)

みかけによらず ハードタイプが味と匂いともしっかり 白カビはさっぱりした味わい。



3ゴルゴンゾーラとマスカルポーネをサンドしたブルータイプ 熟成タイプとフレッシュタイプを重ねて作るのは1980年代後半くらいにイタリアで発案されたらしいですよ。うまい!
4サラミはイノシシの塩漬け キャンティ産



カウンターを見ると 柔らかそうなローストビーフがスタンバっています。
これから赤だぞ



赤は4種類







カリフォルニアのハメスクリークとトスカーナの カヴェソー主体のものの飲み比べと
モンテプルチャーノとキャンティクラシコ サンジョヴェーゼ100%の飲み比べ

それに合わせた料理は



ナスのチーズ焼きと



ボロネーゼ 隠し味のマッシュルームが良い仕事をしていた



ローストビーフ しっとり柔らか~(どうやったらこういう仕上がりになるのであろう?) さすがのプロの味



デザートはチョコレートプディング
赤は 後半2種がサンジョヴェーゼ100%でこれぞイタリアの赤!なんでしょうが、私にはちょっと濃厚すぎ~
合わせるんだったらローストビーフよりステーキか頬肉シチューあたりなら良さそうな気がする。まあ好みの問題ですが・・・



この日のライナップ
白・赤で各々タイプの違ったものを比較しながら、気の利いたお料理を供してもらいつつで幸せでした。

この日もテイスティングノートと参考資料をもらったけど 最後まで書けたことがないんだな。



でもだいたいはもう自分の好みのワインと何の料理と合わせた時が一番気分よく食べられるかはだいたい把握済ではあります。

この日は久々のワイン友とも顔を合わせて「局さ~~ん 久しぶり~会いたかったよ~~」とハグされた。
土曜日なので他の予定もあってなかなか参加できなかったけど、これだけ充実してて楽しいから、予定が合えばまた参加しようと思った。
帰りは3階から一直線に降りる階段にちょっと恐怖、ここで酔っぱらって足を滑らせたら一直線に下まで落ちるであろう。
9月からの婆活を控えるワタクシ、ここで怪我するわけにはいかない・・・

ってことで、「二次会行こうよ~」という誘いをお断りした。これだけ飲んで食べてまだ飲むんか~~いい!
もう酒豪すぎるみなさまと最後まで一緒に飲む体力にも自信がないしで、駅近くのピカールでオットの夕食を買って帰宅。
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丑の日の夕食

2023-07-30 20:20:43 | 食べる
暑いから冷たいものばかり食べたいが,やはり季節に即したちゃんとしたものを食べないと身が持たない。

丑の日今日の夕食はやっぱり鰻中心でした。




うなぎは生協の路面店で炭火で焼くというので予約しておいた。鹿児島産。結構大きくて身厚でお椀から飛び出し気味。




冬瓜は湯がいてから出汁でいただきものの塩昆布とカニの身と炊き合わせて冷やした。




お中元でいただいたトマトの冷製お吸い物。トマトの自然な甘みと酸味が効いてて美味しかった。




合わせたのはグンマーは中之条の咲耶美を冷酒で/div>

純米吟醸 直汲みうすにごり 今年の咲耶美は出来がいいらしいです。






最後にデザートはムコさんのご両親からの。
ハウスみかんとマンゴー。



ワタシの一番好きなフルーツはマンゴーです。

いただきものでパワーupの夕食であった。
ありがたや~
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日本酒も楽し

2023-07-15 10:08:22 | 食べる
日本酒会に参加
お酒関連の会は、本来のワインスクールでの師匠と同期から派生して楽しく参加しているけど、最近また違う関係の会からもお誘いを受けるようになり・・・

駆け込みで夜遊び のち ムスメ一家が帰還する - 局の道楽日記
今回のはこの時と同様のゴルフ関係で知り合った方たちの会です。記事にしないですぎちゃったけど、このあとブルゴーニュ分科会なんぞにも参加、
そして今週は日本酒と料理のペアリング会に参加させてもらった。

他人の飲み食いなぞ興味ないわ~ とお思いの方はスルーでお願いします。
しかし、これは、かなり料理は美味しく、ペアリングにうならされ、企画してくれた人の作った資料も秀逸だったので自分の備忘録としてもあげてみます。



都心の某店 この日は特別に貸し切り。20名参加。





事前にメールに添付されていた資料です。この左下の日本酒タイプ分類のグラフが良かった。飲んでみて気に入ったもの、イマイチと思ったものがグラフのどの辺にポイントされていたか確認することで、自分の好みが把握できました。

この日は11種類の日本酒を



このメニューでいただいた。



・前菜 
ホタテの炙り 焼とうもろこしとずんだ酢
イチジクの白掛け
鮎 そうめん
・ペアリング
江戸開城 純米吟醸 原酒 5℃
七ロマン 純米大吟醸 一回火入れ 7℃
毎度思うけど、その店の美味しさやセンスって前菜でほぼわかりますね。この味の組み合わせのセンスに惚れた。酒2種も幕開けにふさわしいすっきりタイプ



・宮城県
ほや フルーツとハーブのたれ
・ペアリング
亀泉 純米吟醸 原酒生 CEL24 9℃
ほやはあんまり得意じゃないけどここのは新鮮で美味しかった。それに果物(パインやスイカ)にパクチーも持ってくる技!やるな~って感じ 酒は甘口



・気仙沼
かつお刺身 胡麻と葉大蒜醤油
・ペアリング
黒龍 純米吟醸 3℃
一博 純米 生 5℃
かつおにニンニク胡麻って合うのね~ お皿に残った胡麻まですくいあげたい味付け。黒龍好きです



・鮪と冬瓜のスープ
・ペアリング
今西 純米 備前雄町 30℃
冬瓜、海老と炊くことはあったがマグロとも合いますね。酒はぬる燗



・焼き物
鰆の藁焼き ジャージー牛乳豆腐
・ペアリング
奥 純米吟醸 原酒 ヴィンテージ2017 10℃
魚の切り身にカテッジチーズを載せるなんて思いもよらなかったが相性が良かったです。酒は6年前の古酒 ちょっと琥珀色。チーズと魚に負けてない



・舞美人のグレープフルーツソルベ風
舞美人 山廃純米無濾過生原酒
袋吊りドリップ製法 sano 2℃
フレンチのコースでいうと途中のシャーベットみたいなのが酒で出て来る。さっぱりと口中を洗い流してかつ美味しい



・肉
菜彩鶏のロースト 焼きナスとジュドブーレソース
・ペアリング
飛良泉 飛 囀 Black label 山廃 純米吟醸7℃
尾瀬の雪解け Manhattan 5℃
これも技ありの料理だった 尾瀬の雪解けの雪冷え、好きだわ~



・〆
雲丹と新生姜漬けの炊き込みご飯
・ペアリング
王禄 丈径 純米 無濾過 7℃
もうヴィジュアルで美味しいの伝わるでしょうか? 美味しかったよ~~ 酒はどっちかというとしっかり濃いめで甘口目だけっどウニご飯にぴったり。日本に生まれてありがとうって感じ





この日の主催者 
彼がこちらの店のスタッフさんと相談しながらメニューとお酒を組み立てて、資料も作成してくれたわけですが、素晴らしい構成力だと素直に感動。
ついこの間くらいまで「若僧」と思っていたwアラフィフ世代が働き盛りで社会的にもエラクなってるのね~(それに比例してこっちは年取ってるわけだわね~)
仕事も出来そう。頼もしいな~!

それにしても、この徳利の数!!



素晴らしいお料理を作ってくれた板さん、この人数に 供するお酒の温度まで心配りしてサーブしてくれたスタッフ
感謝、感謝です。
この店はリピート確定だな~♡



店の酒保存庫 ちらっと見ただけでその豊かさが知れますよね。



この日は最初に11種というライナップを見て、盃半分ならどうにか行けると計算、美味しいと思ってもそれ以下に止めたので最後まで頭すっきりで行けた。今までの酒会の経験も失敗も無駄じゃないってことですかね。
改めて、自分の好みは爽やか系のすっきりが好きだって事が再確認できた。ワインも同じなんですね。

途中つぶれかけた女子が数名発現、しかし終わるころにはリカばっていたのはさすが若さかな。
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思い出のお寿司屋さんで

2023-07-02 22:52:21 | 食べる
4月に亡くなったhttps://blog.goo.ne.jp/toki-tsubone/e/f66bb2fb783382539cc8b37a8ee364e8飲み&ゴルフ友だったRちゃんのお気に入りだったお寿司屋さんへ。

ここがオープンしてすぐに「良さそうなお店見つけた」って連れて来てもらった。
それから10年弱。30代で坊主頭だった大将は髪を伸ばして風格が出た。
おまかせの展開のセンス良さと美味しさ、お酒のチョイスと一生懸命さは変わらず。
コロナ自粛期間もノーマスクで乗り切り、あれよあれよという間に予約困難な超人気店になってしまった・・・

しかしRちゃん追悼のためにと言ったら、特別にランチタイムにお店をあけてくれた。

Rちゃんを慕って集まったご縁が深かった7人 このメンバーでRちゃんも一緒に北海道も行ったっけ。





私が好きな彼女の写真をカウンターに置かせてもらってまずは生ビールで献杯した。
釜めしを嬉しそうに食べている彼女。
私達だけお寿司でゴメン!



このお店の大将も、彼女はもちろん、亡くなったご主人や家族や親せきとも懇意だったので、一緒に献杯して、彼女の思い出話に耳を傾けていたようだった。



夏のしゃこたんウニの茶碗蒸し うみぶどう



アオリイカ&顎落としの明太子和え



すずき(宮城) 鶴貝 シマエビ(北海道)



みんなのビールが無くなった頃、次のお酒を頼んでいないのにワイングラスが用意され、大将がついでくれた。



トスカーナの白 超微発泡
彼女がこの店でお寿司に合わせるのを好んだらしい。

カジュアルでリーズナブルなものだけど、確かに魚介や酢飯に合う感じ。
彼女はお酒の趣味も良かったな・・・



大将からのサービスでみんなにいただいた。





勝浦のカツオ



焼き物は和歌山のアマダイ
鱗が立っててカリカリした食感がたまらなく美味しかった。



日本酒 です。 福島の曙酒造の無濾過純米酒 

12

花火のラベルが夏酒らしい



あの器には何が入ってくるのだろう?



斜里のキンキが載った蒸し寿司でした。
魚のたっぷりとした脂肪がちょうどよく酢飯と調和する。



大西洋の赤身のマグロ ここはネタを多少寝かせて熟成してあります。



塩釜のトロ



九州の白イカ



金目と一緒に

19

愛知の平貝



途中に潮汁で口中を潤し 握り続きます。
シャリを小さめに握ってくれたのか、お腹いっぱいで苦しくなく食べ続けられた。



愛知の一色のシマエビ



長崎のトキアジ



こうやって大将がウニの箱を用意しだすとワクワクする



手のひらに載せてくれる礼文のウニたっぷりの握り



次は手巻きのイクラ


丁寧にタレをかけて



これで最後ですよって対馬のアナゴで〆



Rちゃんのおかげで、良いゴルフ友や食べ友にも恵まれ、美味しいお店にもご縁ができたのに感謝している。
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銀座の夜

2023-05-12 21:40:27 | 食べる
オットの小中の同窓生夫婦と久しぶりに会食した。
音楽関係の事務所をやってて都の事業で障がいを持ってる子供たちの音楽活動を支援しているご夫婦。
その子供たちの演奏会にオットもいわゆる「見守り」として頼まれたのであった。

1日仕事だった。私も半日はつきあった。その時の分、当然都からオットの分の報酬は出てるはずなんですよね。
それを「いや~ ボランティアのつもりだから」と断ったオット。
私はこういう時ってちゃんといただくものはいただいた方が良いと思うの。いただかないと相手を恐縮させますからね。
それにただ働きは後進のためにもならないしね。(欲深で言っているわけではなく)

そうしたら案の定、「あの時のお礼に・・・」と夫婦でお招きにあずかっちゃったってわけです。

「ほ~ら こういう事になっちゃうのよ」と言ったワタシ。
「まあいいじゃないか、あの二人と飲むの楽しいだろ、お前にも会いたいっていうからつきあえよ」と・・・





カジュアルな店と言われたけどオサレなフレンチだった



こんな流れのコースでした



まず泡で乾杯 エクストラブリュット グランクリュ NVエグリ ウーリエ



パルメザンとサーモン



新玉ねぎとサラダ菜のムース




ロワールの白 Alain Glrard & Fils Sancerre Blanc これはワタシ好みのすっきり酸味生き生きのだった





前菜2種はオットとシェア 下はここのオススメ パテ・アンクルート



Mas Becha,Classique rouge Cotes du Rousioon  コート・ド・ルーションの果実味がっつりの赤



オマール海老のマカロニ詰。



今日の魚料理 種類は忘却したがおいしかったな。



Le C des Carmes Haut-Brion, Passac-Leognan
ボルドー カヴェソーとメルロー これもがっつりですね。





肉料理は子羊で 臭みもなくやわらかでソースも美味でした。


Des Carmes Haut-Brion Pessac-Leognan さっきと同じ 
このご夫妻は赤、それもボルドー系が好みらしい そりゃあ 赤い肉には合う しかしアルコール度は高い。





Chateau Lanartine Cahors カオール地方のマルベックとタナ主体 これもフルボディ

料理もおいしく、会話も楽しく、ワインもすすむ。
この辺で朦朧としてきたが 酔ってないふりして後半はうなずきマシーンと化したワタシ。





デザートとコーヒーでちょっとたてなおす。
ご馳走様でした。



これだけ飲んで顔色も変わらない友人夫妻はさすがだった。
ワタシは最後まで素面のふりをしていたが帰りの電車で爆睡。
地下鉄駅で降りてタクシーが来ないので1・2km歩いて帰宅できたのは偉かった。
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イケてなかった店 イケてた店

2023-04-28 22:09:56 | 食べる
最初に
この記事は備忘録としてupします。
前半は毒です。
「食べ物に不足を言うなんてけしからん」とか「世界には食べられない人もたくさん」
なんてことは承知しておりますの。
が、書きます。品が無くてすまん。

毒見したくない方は読まないでね~

☆ イケてなかった編



都心のど真ん中のとあるホテル シティホテルとビジネスホテルの中間くらいか・・・
ここで「春の宴会やろうよ」と言ってきたのは舞台友N めずらしく仲間内のカンリョーSから話が来て「みんなを誘って」と言われたらしい。
彼の新しい仕事に関係するらしい。
それじゃ視察もかねて と いつもの小中仲間での集まりであった。



ロビーにつくと、Sが待ち構えていて部屋まで案内してくれた。
30人くらいは入れる部屋に8人、お給仕は着物を着たおばさまが数人で至れり尽くせりだ。



メニューはこんな感じ
フレンチフルコースとな・・・
ワクワク(としたのはこの辺まで)



前菜で(ん?)となる。
エビもカニも水っぽい。
キュウリは芸術的に薄く切りすぎてお皿に貼りついている。
そしてドレッシングがまるで旨味なし
だいたい、さ。こういうアミューズって、ファンファーレみたいなもんじゃないですかね? これから始まるコースへの期待を高めるような・・・
ドレッシングが美味しいところはたいてい他も美味しい、逆も真なりです。



これが一番味的にはマシだった、浅利と野菜のクリームスープ
が、スープがざらっとしていてなめらかさのないところが素人臭い。あたしでもこのくらいの味は出せるぞ。
前の日の夕飯の残り物のごった煮みたいだね と 後日の建築士Nちゃんの感想は当たってる。



パッサパサのメバル
煮つけにして出してくれ。



これが女子たちに一番評判悪かったメインのステーキ 
オージービーフ、それも飼料臭ぷんぷんのヤツ。付け合わせ野菜はふにゃふにゃで冷凍モンと観た。
ワラジ肉焼きと命名。





部屋に入ってきた時は
「落ち着いてていいね~ 今度ここでクラス会やろうか?」などと言ってたのに
無言になる人たち・・・・



「あたしでも食べきれなかった」と甘いもの好きのMちゃんが言ってた。
ワタシも半分残したデザート セブンを見習え

お酒は飲みほだったが、瓶ビールにオーストラリアのワイン白と赤(う~~むの味) 焼酎 ハイボールなど。

店を出て、幹事Sと別れたとたんに
「局、まずかったんね!」と高らかに一刀両断する舞台友N 苦笑するメンズ。
「次は 夏はラ〇オン 秋は学〇会館にしようよ、今日のリベンジにさ」と即座に計画が立つのは転んでもただでは起きぬ私達であった。
次の日の女子line反省会での
「田舎の結婚式場のコース料理みたいだったね」
と言うのがすべてを語った。

でも話のタネになって楽しかったですよ。リピートはないけどね。


☆ イケてたへん

東京にお住まいの方なら、昨今の渋谷駅周辺のカオスはご存知だと思います。
駅が変わって通路も変わって、周辺のビルが壊れたり建ったりで何がなんだかわからん状態。
若いもんも通路で「え~~? どっちに行けば出られるの?」なんてスマホ片手に迷っている姿が見られる。
なので、なるべく使いたくない、降りたくない場所なんですがね、この日はあえてこちらの駅の近くの店でした。



路地に入って地味な店構えです。



ひっそりとたたずむ。
だが、予約のとれない店です。この日はゴルフ仲間と三人で訪問。
実は、先月やっと予約が取れて故Hちゃんと四人でくる予定にしていた。予約してくれた友人も、こんなことになるとは思わなかったであろう。



大将を支えるきびきびと働く女性たち 四人のテーブル3つとカウンターが8人くらいだったかな?



つきだしは何種類かの豆と小松菜のたいたの 
これが美味しいの 期待が高まる
まずは生ビールで故Hちゃんに献杯 冷やした錫のグラスも良い感じ



このお豆腐 長野?だったかの名店からの取り寄せらしいが、こんなに大豆の味が濃くて美味しいお豆腐って初めて食べたかも。



最初の日本酒はこれで



お酒が変わるごとに盃も変わる



おつくり 鰆 石鯛 ホタルイカ



燻製した温玉がのっかったポテサラ 大人の深い味



二番目のお酒 行きました



蕨 あくは抜けてるのにうま味が抜けてないちょうどのお味



アオサの茶碗蒸し 海の風味が美味しかったな~



焼き筍 柔らかいが歯ごたえも残るほどよい焼き加減。新鮮さがうかがえる旬の味。



三番目のお酒 ここのお酒のライナップも好みだったな。



豚肉のメンチカツはでさっぱりとレモンで。



しめはうどん 大将の手打ち。

すべて美味しかった。美味しいもん好きのHちゃんもさぞ喜んだだろうな~

こちらはリピ確定です。
最初のお店とほぼ同じお支払いだった。東京も色々だ・・・
コメント (2)
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蕎麦屋でする熟年夫婦のいじましい計算

2023-03-07 14:38:35 | 食べる
前記事の続きです。

なんか心身ともに疲れてしまって早めに帰宅したオットと夕飯は外食しようと決めた夕方、あまり胃の調子もよくないし、脂分の少ないさらっと食べられるものがいいやってことでお蕎麦屋さんに行くことにした。

場所と名前は🤫ですが、ごくごく普通の地味な外観で、席数は12くらいかな? 予約もとらずにお蕎麦がなくなれば終了という形式の。
ご夫婦二人でやっておられるお店です。
ここがねえ、唸るほど美味。(時々蕎麦の冷やしすぎの時があるがそれ以外は)

オープンと同時に入店しないと入れない時もあるが、この日はちょうどいいタイミングで行けて、のぞいてみたら空きあり。
「わ~い」と椅子に座って(オットと横並びで)メニューを見ていたらオットが
「俺、財布家に置いてきちゃった。小銭入れしかもってないぞ」と言う。
私も確かめたら、タクシーでもらった1万円からのおつりしかないことに気づいた。

ここはカードその他の決済は不可、現金のみのお支払いなのであります。
まあ、お蕎麦屋さんですからね、8000円もあれば飲んで食べられると思うでしょ?

ところがここは・・・・
メニューを見ると 値上がりしてる! 
ざっと表現すると一番安いメニューがせいろ 950円 高い天せいろが2850円・・・

「やるなあ・・・」とオット。
「税込みだったっけ?」といじましく計算するワタシ。
「蕎麦だけにするのもなあ・・・ ちょっと一杯やりたいし」そう、ここの蕎麦前も美味しいし、お酒の趣味も良いのである。
ここで飲まずに帰れるか? 否!
「じゃ、ビールはやめとこうよ、家でジョッキ缶飲めばいいし。日本酒だけ頼んでシェアしようよ」と再度いじましく計算するワタシ。



佐賀の銘酒 七田を一合



お酒を頼むとお通しは一人一皿300円でチョイスできる。
里芋の揚げ煮と 鴨ローストをそれぞれ頼んでシェア。この鴨が臭みがまるでなくて濃厚なうま味で超美味だった。

「鴨もっと食べたいなあ かも汁蕎麦にするかな」
「今日はダメ! 蕎麦は2000円以下のにしないとお支払いできない恐れがでてきます」 とコソコソ注意するワタシ。

ちょっと後ろを見たら、この店で初めて見る土鍋が運ばれてきた席があった。若い男の子二人の席である。
その隣の席も若い男の子(と言っても30代半ばくらいかな)二人、こちらは生中から始まって旺盛な食欲でバシバシおつまみを頼んで飲んでいる。
こちらは、お酒をあと一本頼むと~ おつまみ系はせいぜい二皿だな。
お蕎麦何にしようか と いじましく計算中。 



焼きネギと この親子煮(卵焼きと鴨ロースをあきらめてこちらで我慢したw)をつまみに飲んで、お蕎麦は



私はとろろ オットは二種盛にした。

厨房はご主人一人なので、出てくるまでにかなり時間はかかる。
しかし満を期してといった具合に登場したお蕎麦は
「なんか すごい旨いな~」
「うん 前より美味しくなった感じ」
つゆの濃さも塩気もちょうど良くて至高の蕎麦でしたね。

「これじゃ、この値段払っても納得するな」
「ホントだね。値段すえおきで不味くなるよりいいよね」

〆の蕎麦湯もしっかりそば粉の香ばしさを湛えていて二人で飲み干してしまった。

思い出したのはムスメ一家と行ったDubaiのうどん屋のこと。
孫③を連れて博物館に行った帰りに家でご飯を用意すると遅くなりすぎるので、孫③の好きなチュルチュルを食べようと外食したのだが、そこのキツネうどんが日本円に換算すると1800円くらいだったので
「さすがに金満国、この丸亀製麺ランクのうどんが一杯1800円ですかぁ」などと驚いたのだがここの蕎麦屋も店内はDubaiだ・・・ 
まあはるかにこちらの方がクオリティは高かったが・・・

そして、手元のメニューに載っていない鍋はいったい何だろうと壁の張り紙を見たら
予約限定 〇〇鍋 11000円 とありましたね。
都心のオサレエリアなら普通かもしれないが、あくまでも23区田舎区のごくごく普通の外観の店なんですよ。
強気だわ~ しかしこの日も満員御礼、ちゃんと客は入る人気店である。

相変わらず バシバシ注文して食べたり飲んだりしているあと一組の男の子といい、君たちはいったい何をしている子なんだ?
そして私は席を立つときに見てしまった。その中の一人の男の子の履いてるスニーカーのかかとの「H」の文字を!

支払いは無事に7000円くらいにおさめて店の外に出てから

「高かったけど美味しかった。次はちゃんとお財布に現金を入れてこよう」
「しかし気軽に食べられる蕎麦屋ではなくなったよな」と言う結論に達した。
「あの手前の男の子が履いてたスニーカー見た?」
「見てないよ 珍しいのか?」
「〇ルメスだよ。 外資かどっかに勤めてる子かねえ こんな所に来るのかねえ」
などとまたまたいじましい会話。

ワカモノの貧困って言うけど稼いでる子は稼いでると見える。
そしてこれだけ色んなものが値上がりしている昨今、ちゃんとした安心な材料で美味しいものを供するとすれば、こういう値段設定になっていくのは仕方ないことなのかもしれない。
日本の中だけでいくら我慢して値上がりしないように抑えたって、食料自給率がこれだけ低くて原油などエネルギー源はもちろん飼料などまで輸入に頼らなければならないんだから、国内で物価を押さえたって国際的には買い負けしちゃうに決まってるじゃないですか。
値上がりしてもお金を出せるっていう給与にしていくしかないんじゃないですかね。まず若い子から先にさ。
そして、農業漁業畜産などの従事者の方たちには、金ばらまきじゃない援助で効率的に無駄なく良いものを作って流通できる政策を出して欲しいもんだよ。
コオロギとかこの先絶対食いたくないし、孫たちにも食べさせたくないです!

美味しいもの食べた後でこういうこと考えて地味に腹立てるから胃痛が治んないんだな。




コメント (6)
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四川とにごり

2023-02-10 16:59:56 | 食べる
母が少し食欲が出て来たというのでちょっと安心しつつ

前から予約していた

https://www.tsukinokatsura.co.jp/ こちらの酒蔵の濁り酒と

https://www.sisen.jp/shop/akasaka/ こちらの中華のコラボの会に出席できた。 
コロナ禍もあって3年ぶりの開催だそうだ。どちらも先代の当主の頃からの会で100回を超えるらしい。



お酒はこのライナップ

席についたとたんに一番右のをオンザロックで注いでもらう。
例えていえば、アルコール度17%のカルピスソーダの甘み控えめであった。
ほどよい泡が口中を刺激して、いくらでも飲めそうな危険な酒・・・



日本酒の発泡酒の抜栓はなかなか手ごわい。シャンパンより噴きあがりが強くて半分あふれてしまうこともある。
ここはプロの師匠にまかせる。



真ん中の二本が低アル+酸生き生きでまさにワタシ好み
中華のエビや野菜などにもほどよくマッチ。

柳が純米吟醸
平安京が純米大吟醸

お料理は























四川だけど、そう激辛ってわけじゃなく、どれも美味しかった
また、この適度なスパイシーさ、油などが濁りと微発泡ととてもマッチすることに感動した。



実は5年ほど前、この酒蔵には師匠の案内で酒仲間と訪れたのだけど、その時にも江戸時代からの歴史の重み、それを淡々と引き継ぎながらも攻めてる感じの御当主のかっこよさに同行の女性陣が目を♡にしたのであった。




当時の14代社長は、昨年ご子息に社長の座を譲り、会長になり、ご子息が15代社長になられたそうだ。

素敵な親子である。
若社長から名刺をもらった時、思わず「独身でらっしゃいますか」と聞いてしまい、仲間より「局さん、それ聞いてどうするんですか」と突っ込まれた。



「1000年先も月の〇があり続ける会社としたい」とスピーチする15代あ頼もしかった。

「1年先もわからないあたしたち」と自虐する同行仲間。



飲み放題を楽しむ酒豪女子たち






喉風邪が抜けたワタシ、40代女子たちと同年代と誤解され良い気分だったが
実年齢をばらしたら「え~! うそだ~!相当がんばってるんですね」と同席のおじさんに言われた。なんか微妙・・・



酒蔵のご家族と一緒に記念写真



美酒を愛する紳士淑女のみなさま
盛会でした

おみやげはこちら



いたおみきというネーミングも良いですね。
香り高い酒粕でした。
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新年会 一つ目

2023-01-22 22:50:00 | 食べる
ムスメに頼まれた買い物と下準備に忙しい中 新年会に参加。

以前からのジム友、現在ゴル友の体育会系マダムたちと





この店 カジュアルで温かい雰囲気 スタッフもフレンドリー
店の得意のものと季節ものを上手に組み合わせてコースを作って供してもらえた。





まずは泡 プロセッコ・スプマンテ・エキストラドライ そんなに高くないけど泡がしっかりしてて 高見えw 味も美味しかったな。




前菜に牡蠣のフリット 衣にチーズが混ぜてあるのか? 新鮮な牡蠣なので、生と迷ったけどとってもこのスタイルで食べるの美味しかったな。





白 コスタモリーノヴェルメンティーノ・ディ・サルディーニャ サルディニア島のワイン 品種はヴェルメンティーノ
酸が効いてて広がりも感じる 好みだったな~



サラダ 味付けはごく少量のドレッシング それでも美味しかったのは材料ゆえかな?



ゼッポリーネ ナポリの揚げパンだそうです
ピザ生地にしいたけやアオサが混ぜ込んであるおつまみ ワインとの相性抜群ですね。
簡単らしいから今度作ってみよう。



対馬の寒ブリ



アイルランドのムール貝と愛知のアサリ





赤にして
サルケート・ロソ・ディ・モンテプルチアーノ 
品種はサンジョベーゼだったかな? ほどよいタンニンもあるけどイガイガしすぎずに飲みやすい





牛タンのカツレツ サルサヴェルデソース
赤ワインとの相性良しでした



ヤリイカとセリのパスタ イタリアの魚醤が使われていて



ペコリーネチーズと黒コショウのローマのパスタ



熊本のひのもとぶた
低温調理+ローストしたもの りんご、玉ねぎとフォンドボーソース

かなりお腹いっぱいになったけど







デザートは別腹ですね





お料理が出てくるのもゆっくりだったので5時から始まった会は延々4時間

ワインチョイス係はいつもワタシが仰せつかるのだが、ソムリエのお兄さんも、ワタシたちの好みをすぐに把握してくれて、かつ、リーズナブルなのを選んでくれた。
そして「みなさん、見かけによらず良く召し上がってくれて嬉しいです」とも

美味しい食事とお酒とおしゃべりは時を忘れる



夜も暮れてお開きは9時

今年一年またこのメンバーで美味しいもの食べたりゴルフしたりできますように!

新年会 二つ目はオットの友人のホームパーティーに
ワタシとしては完全awayの場でしたけどね
続きま~す
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初打ちと邪道な七草がゆ

2023-01-07 23:42:35 | 食べる
昨日は初打ち



風がなかったので年末の打ち収めの時よりは寒くなかったが、やはりラウンド始めの頃は0℃ほど
池には氷がはり、グリーンはカチカチでティーグランドもティーが刺さらずであった。
私たちは上下着ぶくれてカイロもしのばせて寒さに立ち向かったが・・・
だんだんと時がたつと日差しも届いて温かくなったのでジャケットを脱いだり取り外しできる袖を取ってベストにしたりして温度に適応する。

その時、上着を脱いで、周りの爆笑を誘ったのがWちゃん



何枚貼ってるんだ?

後ろから見たら肩にも貼ってた。靴の中にも貼ってるよ~ とのことでした。



この日の夜は、ムスコが仕事後に一人で夕飯を食べに来て、そのまま泊まっていく予定になっていた。
ムスコ可愛い母はお歳暮にいただいてあった松坂さまですき焼きを食べさせてあげようと思っていた。
500gのサシの入った肉は熟年夫婦は一度では食べられず、かと言って息子夫婦と孫たちを加えたら少なすぎるので、三人で食べるくらいがちょうどいいと思ったのであった。

松坂様はやはり美味しく、とっておきの
こちらの無濾過生原酒も大変美味しかった
ちょっと酸味があってほんのちょっと炭酸を感じる微々発泡が口中に心地よい。
ここの佐賀の酒蔵のは何種類か飲んでみたが 今のところこれが一番気に入りました。東京じゃなかなか手に入らないけど。




オットは月初仕事でヘロヘロで早く寝たため、ムスコとサシで飲んで4合瓶を開けて
どんな仕事しているのか具体的に聞いたり、これから将来どんな仕事展開にしたいのか? 孫たちの教育の展望など話したりして有意義な時間だった。
その他、最近「させていただく」と言う敬語の使いすぎが気持ち悪いだの、そういう感覚もやっぱりヤツとは合うなぁなどと再確認。

さて宴は終わり、すき焼き肉がちょっと余り、鍋にタレも残ったら、ムスコが
「明日の朝ここに残りの肉とネギと餅入れて食べたいな」と言ったが、次の日は七日。七草がゆセットも買ってあったので
「明日は七草がゆにするよ」と言ったら
「かゆか~ そんな美味しくないよな」と言う
「あのね、あたしがあーたにわざわざ食べさせようってモノで美味しくないもの出すと思うの?」と言ったら
「そういえばないな~」

ムスコと私は食と酒の趣味が合うのである。



今日の七草粥 お米をコトコト 柔らかくなったらお餅一個を細かくしたのも投入 隠し味にホタテ缶 仕上げにゆがいた七草   
味付けにろく助の塩(美味しくならないわけはないですよね)
昨日の肉は焼いてちょっと塩コショウをふって大根おろしを添えてさっぱり食べさせた

かなり邪道な七草粥だったが
ムスコに「うまいな~」と言わせてほくそえんだ母。
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