☆心に留まった光景☆

ささやかな感動した景色、出来事を載せてゆきたいです。

雅叙園百段階段「千年雛めぐり」

2024年03月17日 | Weblog

娘からのチケット2枚目はホテル雅除園の千年雛めっぐりで、目黒駅から雅叙園への行き方をスマホで探しました。
行人坂を下りると書いてあり、地図で行人坂を探しました。
目黒駅前のビル街なのに、その坂へ入ると古い町並みで素敵で残ってます。
行人坂勾配20%すごい急な下り坂で、帰りが心配になりました。下に降りた所が雅除園でした。
ホテルに入ると、百段階段「千年雛めぐり」の催しは最終日で沢山の人が並んでいました。
40分ぐらい並んで待って、やっとエレベーターの前に。このエレベーターの飾りがすごかったです。
螺鈿細工が施されている扉、開くと内部にもやはり螺鈿細工です。帰り降りる時に空いていてやっと撮れました。
         エレベーター上に行くと百段階段がありました。
斜面に建てられた4棟の建物を階段や廊下でつないでいます。
元目黒雅叙園3号館で1935(昭和10)年に建てられたホテルで現存する唯一の木造建築です。
食事を愉しみ晴れやかな宴が行われた7部屋を、99段の長い階段廊下が繋いでいます。
階段は厚さ約5cmのケヤキ板を使い、、
各部屋の天井や欄間には当時屈指の著名な画家達が創り上げた美の世界が、当時“昭和の竜宮城”と呼ばれたそうです。
私は部屋が立派でお雛様より、部屋の天井や壁面ばかり撮ってしまいました。

   
「星光の間」でかざられていた上の右端写真は「芥子雛(けしびな)」は、人形の頭と手足が象牙製。人形と共に飾られている雛道具の数々は、
江戸上野池之端にあって人気を博した七澤屋製のもので、江戸職人が技の限りを尽くして生み出した極小雛道具だそうです。

文化財「百段階段」でとびぬけて豪華絢爛な装飾が部屋が「漁樵の間」です
そのお部屋に福岡県飯塚市の「座敷雛」風景に合わせて約800体もの人形が飾られていました。
この座敷雛
中央には雅な葵祭の風景を表現。奥には御殿飾りを中心に優美な宮中の景色が広がっています。
筑豊の炭鉱王として名を馳せた伊藤伝右衛門の「旧伊藤伝右衛門邸」があり、毎年雛まつりの時期に「座敷雛」が飾られるそうです。
5段雛で無くて、800体もの人形が自由に動き回って飾られている姿がすばらしいです。

 斎王のお人形も

「静水の間」滋賀県東近江市在住の人形師の東之湖さんの作品で、人形と来ている衣装の色が素敵と思いました。
東之湖さんは20代の時に難病(自己免疫疾患)を発病し、闘病生活の中で本格的に雛人形の制作活動をスタートされた方だそうです。
右端は「花工房猪子庵」による、四季の表現・日本昔話をモチーフにしたかわいらしいお細工物が展示されています。
 

百段階段の7つの部屋はどのはやも素敵で、展示が無い時でも見れるようなので、
機会があったら百段階段の展示の無い時の各部屋だけをゆっくり見たいなと思いました。
少し天井や壁面の撮った写真を載せます。
 

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2 コメント

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Unknown (haru)
2024-03-25 20:37:34
雅叙園素晴らしいですね!
昔は迎賓館だったのでしょうか?
昔ホテルとして利用した人がいました。
ひな人形もたくさん集まると豪華ですね。
吊るし雛などを作ってみたいなと思います。
haruさんへ (kamy)
2024-03-25 22:41:42
パソコンで見ると、石川県羽咋郡下甘田村出身の創業者・細川力蔵が、増改築を進めて1931年に目黒に「目黒雅叙園」と名付けた料亭を開業し、日本国内最初の総合結婚式場だそうです。
吊るし雛や手まりのコーナーもありました。

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